革新的がん治療法「光免疫療法」が薬事承認

      2020/11/14

実業家の楽天の三木谷浩史さんが開発当初から個人的支援、

数百億円を投入されていたという

小林久隆医師が研究されていた「光免疫療法」が

2020年9月末日本で承認され、実用化の扉が開かれました。

 

小林久隆医師は世界最高峰の医療機関の1つである米国の国立衛生研究所(NIH)の

主任研究員を務めるがんの研究者です

2014年光免疫療法に関する論文でNIH長官賞受賞されています

 

以前書いた記事に治療法を書いています↓

世界に誇る日本人・光免疫療法開発、がん研究者小林久隆先生




光免疫療法

 

がん治療と言えば

外科治療、科学治療(抗がん剤)、放射線治療の三大治療で

直接がんを叩きに行く治療です

 

近年では免疫治療(オプジーボ)が加わり四大療法となっています

免疫力を上げる事で間接的にがんを抑える治療

 

光免疫療法は大五のがん治療法となるのです

 

光免疫療法はがんへの攻撃と防御を同時に行う治療法だそうです

 

特殊な薬剤を点滴して近赤外線を当てるだけの治療

がん細胞だけにつく抗体と光に反応する特殊な薬剤

抗体ががん細胞にくっついたら光を当てます

 

近赤外線を使って直接がん細胞を攻撃した後に

免疫が活性化し残ったがん細胞にも免疫細胞が攻撃を加える

二段構えの治療法で

免疫細胞はワクチン効果を有しているそうで

再発を防ぐ効果もあるという実験結果も出ているそうです




光免疫療法対象者

 

今回の承認内容対象となっているのは

切除不能な局所進行または頭頚部がんだそうです

 

頭頚部がんとは首から上に出来るがんの総称です

咽頭がん、喉頭がん、舌がんなどがあります

 

その中でも標準治療ができない

末期の頭頚部がんの患者さんのようです

 

♦条件付き早期承認制度

有効な治療法がないなどの条件を満たすことで

治験の終了を待たず医薬品の製造が認証されます

治療が有効であると分かれば正式に承認となるのです

 

「食道がん」や「胃がん」などの治験も国内で進んでいるそうです

今後は他の部位のがんや早期のがんまで対象を広げて

数年後には固形がん(臓器や組織で腫瘍をつくるがん)の

8~9割を治せる事を目標にされているそうです

 

完治確率の低い「すい臓がん」も将来治せる可能性もあるのだとか

 

副作用が軽い

 

治験で報告されている副作用としては

患部周辺のむくみや皮膚の炎症ぐらいだそうです

 

今までのがん治療はがん細胞と正常細胞を分けて対応が出来ないから

吐き気だったり、髪の毛が抜けたりと重篤な副作用が起こったりしますが、

光免疫治療はがん細胞を狙い撃ちできるので

副作用がほとんどないのですね

 

長期入院も必要がないそうです

眠っているがん細胞にまで攻撃が出来るそうなので

何回も治療を受ける事はないのかもしれないそうです

 

抗がん剤を何回もするのはがん細胞が目を覚ますのを

待っているからなんだそうです、へぇ~そうだったんだ^^;

 

いい事ばかりのように思いますね

まだ治療費が決まっていないそうです

庶民の手に届く金額になると良いのですが^^;

 

一部の白血病に有効とされている「キムリア」という治療薬は

なんと1回の投与で3000万円を超えるそうです・・・

 

誰もが治療できて、どんな固形がんにも適用されるように早くなって欲しいですね

 






 

 

 

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