平均寿命も延びてきて、老後を元気に暮らしていくのには、若い時の習慣や新たな挑戦を断ち切る潔さが必要な時代となって来ているようです。
ちくさ病院内科医、近藤千種先生のお話です
米スタンフォード大学の研究で
「老化は34歳、60歳、78歳で急速に進む」
というデータがあるそうです
血液内のプロテイン(たんぱく質)が影響していると考えられて
老化は年を追うごとにじわじわと進むのではなくて
急激に進むポイントがあるのだと指摘されています
60歳を過ぎて急に老けたと感じている人は
現役を卒業して生活環境が変わっただけではなくて
こうした科学的な根拠も原因かもしれないのですね
60歳の先には78歳と言う急激な下り坂も待っている・・・
還暦後は余計なことや無駄な事は手放さなければ
寿命を縮めてしまうかもしれないのだとか・・・
やめるべきこと・医療編
名古屋学芸大学健康・栄養研究所 下方浩史所長のお話です
高血圧の薬 | 血圧は年齢と共に上がるのが自然な事 高くもないのに習慣だからと薬で無理 に下げていると脳や心臓に血液が十分 に行き渡らくなって 認知症や心筋梗塞を引き起こす恐れが あります。 |
血糖値を下げる薬 | 加齢と共に血糖値は調整能力が衰えるため 上下の振れ幅が大きくなります。 少し血糖値が高いからと過剰に薬を 飲んでいると低血糖を起こして 失神する恐れがあります。 |
花粉症、風邪薬、睡眠薬などの常用 | 眠くなる成分の入っている薬は 脳の活動を抑制する働きがあるため 服用を続けていると認知症になる恐れがあります。 アレルギーを抑える抗ヒスタミン薬には 眠くなる成分が入っている物もありますので それらの常用は禁物です。 眠くならない物を選びましょう。 |
サプリメント | サプリメントは原材料それぞれの含有量 が不明の場合が多く 効果や副作用のリスクの影響が把握できません。 代謝を担う肝臓の負担になり 機能を悪くしてしまいます。 栄養は食事で摂ることが基本 |
ドクターショッピング | 病院のはしごは薬をもらいすぎる原因となり 多剤併用の危険が高くなります。 |
やめるべきこと・生活習慣編
1日3食 | 加齢によって代謝が落ちるので 1日3食食べないといけないと思わずに 自分の適量を食べるようにして カロリーオーバーを避けましょう。 |
糖質制限ダイエット | 60歳以降は体への負担が大きいので厳禁。 糖質量が多いからと炭水化物を控えて、たんぱく質や脂質で エネルギーを摂ろうとすると、肝臓や腎臓に負担がかり 代謝障害を起こしやすくなります。 肉を食べる量が増えて脂質過多になると、動脈硬化になり 脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。 60歳過ぎたら痩せてはいけない! |
減塩 | 健康な人は減塩する必要はないのです。 高齢者の場合ナトリウム(塩に含まれるミネラル)が 不足すると夏場に脱水症状になった時 不整脈を起こしやすくなり 亡くなる方も多いのです。 味気ない食事ばかりだと食べる量が減り 低栄養のリスクも上がります。 |
マラソンなどのハードな運動 | 体力の限界まで運動することは 内臓に過度の負担がかかり テストステロンというホルモンが急激に消費され 老化を加速させます。 スポーツは楽しめる程度にとどめましょう。 |
深酒 | 閉経後、女性ホルモンの分泌量が急激に減る事から 一時的に酔っ払いにくくなることがありますが アルコールの代謝機能は衰えているために 急性アルコール中毒を起こす危険があります。 お酒は週に1回のお楽しみにしておきましょう。 |
夜ふかし・徹夜 | 睡眠不足が続くと、肥満、高血圧、 老化のリスクが高まります。 |
やめるべきこと・マネー編
ファイナンシャルプランナー横川由理さんのお話です
生命保険 | 子供が独立した後は死亡保障が高く 掛け金も高い死亡保険は不要。 |
掛け捨ての医療保険 | 60歳を過ぎてから入るには保険料が割高。 通院や入院にかかった費用は健康保険と 高額療養費制度でカバーできるので 保険料を支払い続けると損になる事も |
口座を複数持つ | 管理できなくなって忘れてしまう可能性が高くなる 口座解約は窓口まで行かないと出来ないことが多いので 元気なうちに1つにまとめておきましょう。 |
銀行の窓口に行く | 不要な保険や金融商品を紹介され 売りつけられる可能性あり。 |
定期貯金 | 普通預金と大して利率も変わらないので、急に倒れた時など家族が直ぐに引き出せないなどメリットが少ない。 普通預金に移して暗証番号を共有するといった対策が必要。 |
退職金で旅行・高額の買い物 | 寿命が延びている現代では、気を緩めて豪遊すると、老後の資金不足に繋がります。 |
同居の姑が亡くなる前に念のために
暗証番号わかるようにしておいてと
頼んでいたので助かりました^^
人が亡くなれば口座は凍結されて引き出せないと言われていますけど、全ての人に当てはまる事ではないですね^^;
やめるべきこと・家族・住宅編
つじかわ耳鼻咽喉科 辻川覚志院長のお話です
著書「老後は一人暮らしが幸せ」
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夫の世話 | 男性の平均寿命が延びてきている 現代では妻が先立つ可能性も高い 夫一人でも生活できるスキル (食事の用意、洗濯、掃除など)を 身につけるには 「愛のあるスパルタ」が必要 |
子供、孫への経済的な支援 | 自分の生活を犠牲にしてまで 支援するのはNG 金銭よりも感謝の気持ちを言葉で 伝える方が良好な関係になれる |
自宅のバリアフリー化 | 健康なうちに手すりなどを 取り付けるといざという時に 高さが合わなかったり 普段の生活のじゃまになってしまいます |
高齢者施設への入居 | 自由が制限されてしまうので 自分の力で生活出来るのであれば 1人暮らしと言う選択もあるのです 持ち家を売って入居してしまうと 馴染めなくてももう帰れる場所は 無い場合もありますし 施設が閉鎖される場合もあります |
災害リスクの高い地域への引っ越し | 非難が困難となる地域は避けたい |
高層マンションへの引っ越し | 出不精になりがち 災害時にエレベーターがストップして 外に避難も困難になってしまう 地震の揺れが大きくなるので 固定していない家具が 倒れてしまいます |
☺寿命が延びたとはいえ、何が起こるかわからない現代ですから
出来る事はやっていったほうがいいかもですね
他にも友人関係・SNSを見直す
精神ストレスを軽減するためにも
SNSなどのアプリは利用頻度を減らすようにします
☺面倒な人との付き合いをさけると精神的に楽になりますね
最近身を持って体験しています^^;
10年位前は犬のブリーダーをしてたけど後継者もいないし
大型犬という事もあるし、犬の寿命を考えて廃業しました
最後に残っているのが今9歳の子だけです
その間にがん患ったりしたので自分の決断が
不幸になってしまう犬を出さずにすんだ事に
上手くやったなと自己満足しながら
のんびりと最後のワンとの日々を過ごしています^^
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