PET-CTと結果

2016年夏に子宮頸がんⅢbを発症し標準治療を受けました。

2019年に入りSCCの上昇で再発の疑いありで検査受けると

縦隔リンパ節への遠隔転移があるとわかりました。

最初の時と同じTC療法(抗がん剤のパクリタキセルとカルボプラチンの2種類)を3回受け

効果があったのでその後経過観察となります。





血液検査を受けている過程で今年に入り微妙に

又SCC(扁平上皮癌の腫瘍マーカー)が高くなり

抗がん剤終了から4か月後のCT検査で腫れが復活しているという事で

3月にPET-CTを撮り治療計画を立ててもらいました



子宮頸がんⅢbの再発治療の再開が決定しました・・・



他に転移もなく放射線治療が可能であるという事で平日の5日間毎日、

外来で30回の放射線治療を受けました

もし他にも転移が発見されれば治療法は抗がん剤になっていたかも・・・

そして6月の婦人科の診察で再びPET-CTを撮るように指示され、

撮りました

放射線治療の効果を確かめるにはPET-CTが最適ですものね・・・





微量の放射線を放出する18F-FDGという
放射性薬剤を投与して撮影します

18F-FDGは放射線を放出する以外に、
ブドウ糖に似た性質を持ちます。

がん細胞はとても活発で増殖をするため、
通常の正常細胞より3~8倍(多い場合は20倍)ものブドウ糖を消費します。

そのため投与した18F-FDGが、がん細胞に多く集まります。

PETの特殊カメラはがん細胞に集まった18F-FDGが
放出する放射線をとらえることができます。

PETで撮影した画像は、18F-FDGが光っているように見えるので、
18F-FDGが集まっているところにがん細胞があると分かるのです

18F-FDGが多く集まっている場所ほど光が強く見えます。

その光の強弱によりがんの悪性度や活動性が分かります




sakura

CTやらPETやら立て続けに撮って大丈夫なのって不安だったりします^^;

でも

PETはCTやMRIでは見つけにくい転移、再発がんを光で教えてくれるのです





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PET検査は梅雨寒の1日でした

中国道の工事で渋滞が予想されるからと朝6時に出発

しかし渋滞もなく30分ほどでついた 早かったな

その分待ち時間が長い・・・・

朝の6時半、病院の前では3人ほどがもう並んでいた

開門は8時なのに ご苦労様です^^

並んでいる人から優先に入っていくから駐車場から来た人は後回し

安静室のバスタオルが夏用で薄くて寒かった

今回は2分ほどの点滴(放射性薬剤)はすんなりいけたがなんか変な先生だった(笑)

撮影後、前はちゃんと撮れているのか10分くらい ?

待機時間あったけど今回は無しだった

前回だって動かなかったのに

今回は動かずにいたから大丈夫だって 言われたよ(腑に落ちず^^;)

体を激しく動かしてしまうと

がん細胞がないにもかかわらず筋肉に薬剤が集まり

光ってしまうそうです

2週間後、結果を聞きに病院へ

又ピカっていたらどうしようかと思いましたが

放射線治療は効果があったようで何処もピカっていませんでした^^;

治療前はま~るく綺麗に光っていましたが無くなったようです

少しほっとしました

次は2か月後の健診です



SCCの微妙な変化で再発が早期に見つかり良かったのかな~

これからは血液検査の結果見るの怖いな^^;



再発予防にプチ断食でもしようかな~なんて考えたりして

たまたま見た週刊誌に載っていました^^

考えるだけで実行に移せるか?!うーーん難しいな^^;



最後に食べた時から16時間立つと

栄養が入ってこなくなった細胞は自分の中にある

古くなった異常なたんぱく質を分解して新しく作り直そうとします

この働きを「オートファジー」と言います

 

異常なたんぱく質が溜まると

アルツハイマー病やパーキンソン病

がんの発生や免疫力の低下につながって

老化も進むと考えられているそうです

 

プチ断食でオートファジーを働かせることで異常なたんぱく質をなくすことで

病気や老化の予防に期待ができるのですね

 

3か月続けると内臓脂肪も減り生活習慣病も回避され、痩せるそうです

コロナ太りにも良いそうです^^

徳田安春先生のお話で

昨年末権威ある医学専門誌「ニューイングランド医学雑誌」に

断続的な断食が健康維持や病気の改善にいい効果を及ぼす可能性があることを示唆する

総説論文が掲載されたそうです



毎日でなくても週に2、3回でもいいみたいです

晩ご飯から朝ごはんまでの間は11時間半ほどしかあいてないな

朝ごはん抜きにしないと16時間はあかないな

一応心に止めておきましょう^^;

sakura

後でプチ断食より取り入れやすい事があると分かりました↓^^

がん予防の鍵はミトコンドリアにあり!? 



やっぱり担当の先生が変わっていました


4年間で3人目の先生となります^^;

sakura

今回の治療もなんとか上手くいってくれたようです

子宮頸がん(扁平上皮癌)は放射線治療が効果があるがんなんだそうです

しかし同じ子宮頸がんでも腺癌の場合は効きにくいそうなのです

腺癌はとっても活発でやんちゃながん細胞ですが

扁平上皮癌はのんびりやさんのがん細胞なんですって^^;

2年ほどかけて子宮から肺の近くの縦隔リンパまで

たどり着いたがん細胞ですから

また何処かにたどり着くかもしれません・・・

ほんとがんは厄介です^^;


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