子宮頸がん発覚から後数か月で丸7年となります
幾度となくCTやPET検査は受けてきました
その使い分けをがんの専門医である押川先生の
解説に納得です
押川勝太郎先生は、
ピアリングブルー医療顧問・宮崎善仁会病院 腫瘍内科医
がん防災YouYuberで現役のがん専門医です
CTとPETどうやって使い分ける
CTの原理
・X線(放射線)を当てて臓器ごとの透過性の違いが出るデータを
コンピューターで再構成して輪切りや正面像で見えるようにしている
・造影剤を使うと臓器血管のコントラストがはっきりして
がんの存在や大きさがよくわかる
・PETより感度が高いがそれが本物のがんかどうかの判定では劣る
PETの原理
・ぶどう糖様物質に放射線を発する同位元素をくっつけて
注射すると、ぶどう糖代謝の激しい細胞に取り込まれ
そこで発する放射線をイメージ化する
がん細胞の活動状態がわかります
・がん細胞が集積して光るが、糖代謝の激しい大脳や心臓
尿路系も光るので要注意
・感度はCTよりも劣るが、それが本物のがんかどうかを判定しやすい
CTの強みとPETの強み
日本にはCTの台数が世界でも一番多いのだそうです😲
・再発していないときに、再発の有無をチェックするのであれば
遠隔転移まで一気にわかるPETCTの方が理にかなっている
・一方再発した後、特に治療効果判定する時は
腹部以外の転移が無い状況ならば
腹腔内の再発病変の大きさや状態を把握するために
造影CTの方が正確(小さなものも見つけられる)
・PETで治療効果を判定するのは、悪性リンパ腫など一部で
試みられていますが、大抵は造影CTです
造影CTとPETCTはどっちがよいか ?
・狭い領域での精密検査では造影CTの方が分解度が高いので
抗がん剤治療効果判定は造影CTをよく使う
・小さい病変はどっちも弱い
・特に腹水を伴わない小さい腹膜播種は試験開腹による
肉眼観察よりはるかに劣る
・現実的には造影CTとPETCTの両方を撮影してステージを決定する
総合的判断で、がん完全切除可能かを判定するケースは多い
・ 結局診断制度に限界があり、病変の影を見ているにすぎないので
違う角度で観察する
最初にがんが見つかった時は、造影CTとPETCTの両方を撮ることは多い
保険適用ではPET検査をそう多くすることは認められていない
がん治療のためのPETCTの費用は、私は3万円弱でした
がん検診の場合は何十万とかかるようですし
自由診療になるので全額自己負担となります
PETで発見しやすいがんは、 肺がん・乳がん・大腸がん
甲状腺がん・頭頚部がん・すい臓がん・卵巣がんなどがあります
見つけにくいがんは、 早期胃がん・肝臓がん・腎がんなどのようです
😊病院では、 PET検査は日に何件とか決まっているようですから
予定していてもその日に出来ないこともあると聞きます
😊私もがんが見つかり、入院治療に入る前に
造影CT、PET、MRIも受けました
MRIは1度キリだったように記憶しています
(記憶違い💦3回は受けていたようです😓)
再発の抗がん剤の効き目の判定では、造影CTでした
経過観察では、半年に1度の造影CTを受けていました
2022年6月以降経過も問題がないようなので
半年から1年と間が空くようになりました
再々発の時は、腫瘍マーカーは基準値だったけど
CTのお陰で再々発も発見出来ましたから定期検診は大切ですね
PETは今までで3回ほどで
CTは結構受けている感じで😓不安もありますけどね・・・
舌がんの旦那は、定期検査にはMRIのみのようです
4分間ほどツバの飲み込み禁止が数回あって
結構苦痛の様です😓
放射線使わないのでCTよりは安全なような気はしますけど
改めてCTとPETの勉強になりました😊
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“CTとPETどうやって使い分けている” への3件の返信
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