秋野暢子さん(65歳)突然のがん宣告

ステージⅢの頸部食道がんの重複がんだそうです

生存率がたとえ下がっても、手術はしないという決断をされました








食道がんは世界全体で患者の約70%が男性で

50歳以降に発症が増え、70~80歳代がピークだそうです



食道がん治療の選択肢




重複がんって ? 聞きなれない言葉でした

食道とは違う所にもがんが出来てたの ?

と思ったのですが違いました


重複がんとは、転移とは違って、数か所に腫瘍が同時期にできた病態の事のようです


秋野さんの腫瘍は喉と食道に大小合わせて

5つ確認されたようです

5年生存率は30%・・・・


治療の選択肢は2つ

・手術により、患部を含む食道を咽頭(声帯を含むのどぼとけの事)と共に切除して、胃や腸を使って食道を再建する


・声帯や食道を温存して、抗がん剤と放射線治療を併用する治療


どちらにもリスクはあるのです

手術すれば声帯がなくなるので、普通に声が出せなくなってしまう

縫い合わせた消化管の縫合不全や肺炎などが起こる事もある


化学放射線治療だと、生存率が手術に比べて5%下がってしまう


秋野さんは、抗がん剤と放射線治療を選択されたそうです



同じ食道がんステージⅢの

がんとがん治療を生き延びた記者の闘病記を読みました

その記者さんも、手術された同業者の方の様子を見て

手術ありきの治療方針を回避し

自分にとって最適な治療法を探されました



名医が病気になっても受けない手術

「食道がん」の手術を上げています

手術は8~10時間ほどかかるので手術自体のリスクが高く

後遺症も重い場合が多いそうです

食道を切除して、代役として胃を管のように引き延ばしたり

腸を使う事もあったりと、体への負担も大きいのですね


手術が上手くいっても、術後に合併症が起こる確率も高くなり

胃が十分に働かなくなり、食事量も減って、

飲み込みづらくなったり

食事や逆流した胃酸が肺に入る事で

誤嚥性肺炎になる可能性も高くなります

生活の質も低下してしまうようです


がんとがん治療を生き延びた記者の闘病記 もそういった事を知って

手術の選択をしなかったのです


歌舞伎役者の十八代目中村勘三郎さんは

2012年の7月に食道がんの手術をして

12月に57歳で亡くなられました

術後に誤嚥性肺炎を起こして、重い呼吸不全に陥ったそうです



新しい治療法




「新ウイルス製剤」を開発中のようです

アデノウイルス(症状がインフルエンザに似ているため、「夏のイン フルエンザ」という別名もある)に、テロメラーゼという酵素に反応するスイッチを組み込んだ、がん細胞融解ウイルス製剤「テロメライシン」の試験が実施されているようです


テロメライシンと放射線併用の臨床研究で

12例中11例で腫瘍縮小が認められ、うち8例では腫瘍が完全消失

残り3例でも部分消失が確認されたそうです

重篤な副作用もなく、安全も確認されているようです


テロメライシン が人のがん細胞に感染すると

1日で10万~100万倍に増えて、がん細胞を破壊

正常細胞にはウイルスが増殖することは無いそうです

テロメライシンは放射線に対する感受性を増強する効果がある事も判明しています。内視鏡で食道のがんに テロメライシン を注入後に放射線治療を行う


年配の人が罹りやすい病気ですから、安全で楽な治療が早く出来るようになれば嬉しい事ですよね😊








秋野さんの治療は、7月12日より開始され

2~3か月の予定だそうです


血管が細くて針が刺さりにくいようで

中心静脈カテーテルという方法で抗がん剤を投与されるそうです

良い血管がなくても、リスクはあったとしても

針が外れて、抗がん剤が漏れると、細胞が壊死してしまいます😲

安全に抗がん剤が投与できる方法もあると知りました


食道ですからね、食べる事に支障がでるかもしれないので

胃ろうまでされたようです

栄養補給しないと病気と戦えませんよね

私と歳も近いです😊

治療頑張って「鬼👹退治」できる事願っています



秋野さん凄~~い😲

抗がん剤の副作用の脱毛が始まる前に

ツルツルにしちゃったそうです

でも正解かもです

脱毛するかもと私は、ショートカットにしましたけど

それでもシャンプーのたびに手に絡み付く髪に

最悪な気分になりましたよ😓

治療への気合の入り方が違いますね

きっと鬼も退散することでしょう❕



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“秋野暢子さん(65歳)突然のがん宣告” への2件の返信

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