がんの標準治療に異議を唱える近藤誠先生

40年に渡り手術や抗がん剤のデメリットを主張、

全国で行われているがんの標準治療にひとり意義を唱えている

がん研究所・セカンドオピニオン外来を開設する

近藤誠医師の記事が週刊誌にありました。








追記

2022年8月13日、出勤途中の電車内で気分が悪くなり

タクシーに乗り換えた時には心停止だったそうです

原因は虚血性心不全、搬送先の病院で亡くなられたそうです

73歳でした まだお若いのに残念ですね

ご本人はがんで死にたいと仰っていたそうですが

心不全とは、なかなか思い通りにはいかないものですね


「患者よ、がんと闘うな」や「医者に殺されない47の心得」

と言う本を書かれたという事は知っていましたけど



乳がんの治療で、乳房全体を手術で切除することが多かった1980年代に

乳房を温存する治療法を提唱し、外科医に猛反発を受けたそうですが

今では当たり前の治療として定着しています

女性にとっては治療の選択肢が増えて、

ありがたい先生だったと今知りました😓


患者さんにしっかりと治療の説明をする

「インフォームドコンセント」の考え方を広める事にも貢献されたそうです




亡くなる1か月前に「コロナワクチンの本当の怖さ」と言う

警鐘を鳴らされていたようです

コロナワクチンを繰り返し打っていると、免疫細胞が減少して

新型コロナや他の病気に掛かりやすくなる恐れがあると

異物を身体に入れる事に慎重にならないといけないと・・・


ワクチン打っていてもコロナに感染する人も多数いると聞きますから

(打ったことで感染する?)

先生の考え方は間違っているとも言えないのかも

自然に感染して抗体を作るという考え方で問題ないと仰っていたようです



大学病院では受け入れがたい考えの持ち主だったようで

講師から出世することなく、本を出すという事で

自分の考えを世に知らせたのだとか


患者を診る医者と言うよりも、大量の文献、論文、

研究報告を読み込んで、

文章を発表する文献学者という印象の先生だったようです


本は誰でも出せるそうですから、

患者は惑わされないようにしないといけないようです・・・・

1つの事だけを信じすぎる事は危険な事なのかな・・・





先日標準治療は最善治療であるという「最高のがん治療」という本を読んだところでした。

標準治療に異議を唱える先生の記事ということで興味津々でした。


手術をきっかけにがんが暴れだす



がんそのものが体に及ぼす危険性と、手術によってかかる負担を

天秤にかけると、必ずしも手術をすることが正解ではない

手術は皮膚を切り裂き胸やお腹に人の手を入れる行為

体にとっては大きな負担となるのですね

手術を受けるとその傷を治すために

白血球をはじめとする免疫細胞が動員されて

サイトカインという刺激物質が分泌されます

この物質が血管など体中に散らばっていた

眠っているがん細胞を目覚めさせ

一気にがん細胞を増殖させてしまうそうです

大腸がんの場合はがん細胞が全身に回らないように

血管を縛ってから患部を切除するそうです

それでも転移を減らせない

眠っているがん細胞を起こしているからだと考えられるのだとか

臓器が空気に触れる事はよくないと何処かで見たような気はします

体への傷も負担も軽く治りが早い腹腔鏡手術が行われるようにもなりましたね

でも子宮頸がんでは研究によると拡大手術のほうが腹腔鏡手術より

数パーセントではありますが再発率が低いという結果が出ているようです



😊女性のがんと戦う! 婦人科のがんでは長く見送られてきた腹腔鏡の手術をされる先生が紹介されているテレビ番組を見て、東京には良い先生がいらっしゃる事を初めて知りました


情熱大陸で婦人科医「金尾祐之先生(50才)」を見ました(2022年2月)





抗がん剤でがんが大きくなる



がん細胞を小さくすることが治療目的ですが

逆に大きくなってしまう事があるのだとか

抗がん剤は病原菌と闘う白血球をも破壊するため

体の免疫力を極度に低下させ

ウイルスに感染しやすくなります

抗がん剤の作用は全身に回るため

一時的ですが体力もかなり落ちてしまいます

近藤先生に相談する患者さんの多くは抗がん剤の副作用に苦しんでいる方々

抗がん剤治療をやめた結果がんが小さくなったという人もいるそうです

体にもともと備わっている「抵抗力」が抗がん剤の作用によって

失われたことが原因だと考えられるのだとか

がん細胞が大きくならないようにブレーキをかけているのが抵抗力であり

がんになったとしても抵抗力が落ちないように付き合っていけば

がんは大きくならないで済むのだとか

sakura

抗がん剤の副作用はほんとうに辛いものがあるのは確かです

抗がん剤投与から2、3日後から全身がだるく動けなくなったりもしました

階段の上り下りだけで息が切れ心臓もバクバクしました

手足がしびれ痛みもあり、味を感じなくなり食欲減退

体重も減る一方、髪だって抜けてしまいます

いろんな事に耐えて治療してもがんが無くならなかったら

治療する意味も感じなくなってしまい

抗がん剤のやめ時と向き合う事になるのでしょう

止めたことで体力が回復し

余命も伸ばせることが出来るかもしれません

卵と牛乳が抵抗力を作る



抵抗力とは健康な人が持つ体力のようなもの

適度な栄養を摂り、運動して自分の身体をちょうどいい状態に保つ事が重要

栄養状態は抵抗力と大きく関係するそうです

極端なダイエットは抵抗力を損なう可能性があります

糖質制限や菜食、玄米食など過度な節制はよくないそうです

その時に体が欲するものが必要なものなので

それに従って食べるべき

完全栄養食である卵と牛乳は積極的に摂ってほしい食材

先生が重要視することは

「医療と距離を取ること」だそうです

神経質に健康に留意しすぎると

過剰に健診を受けたりストレスを感じたりして

新たな病気を生む可能性があるために

病院に頼りすぎるのは自滅の道ともいえる

不快感や日常生活で不便を感じることがあれば

そのつど通院すればいい

治療のしすぎは抵抗力を弱めてしまうのです

sakura

がん放置治療を推奨 ? している先生のようですが

なんか普通な事を仰られているので

ちょっと拍子抜けな印象の記事でした^^;

無治療で治された方もいる ? かもしれませんが

そんな奇跡のような^^;人ばかりじゃないですものね

手術しなくてもいいと初期の胃がんを放置していて

食事も摂れなくなるくらい大きくなり

体重も減り危険な所までいった方も

手術して食事も出来て体重も増えて回復された方もいるそうですから

ただ放置は良い結果を招かないと思います

旦那で経験済みです^^;

無治療もある程度行って体への負担が大きくなった時に

考えるのならありうることかなとは思います

最高のがん治療の本にも書かれていました

第4の治療として「緩和ケア」(痛みや苦しみを和らげる治療)がある事を

生活の質があがりうつ予防や、延命効果もあるのだとか

がんは同じ病気であっても千差万別、

一つとして同じものはないものですから

治療法も様々

何を選ぶかほんとうに難しい事なのですね




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