豆類の中でも低脂質である「あずき」は
生活習慣病の改善に優れた効果がある健康食として
ブームになっています
抗酸化作用は大豆の6倍! アンチエイジング効果が期待できる
40歳を過ぎたら食品から抗酸化力に優れた成分を摂取しないと
老化が促進されてしまうのです
抗酸化力の強い「あずき」
あずき研究の第一人者
名寄市立大学 加藤淳教授のお話です
豆類の中でも「あずき」はもっとも健康効果が高いと言えます
血糖値、血圧、コレステロール値の低下、便秘、
冷え性、むくみまで改善
注目されるのは「老化を予防する力」
細胞が老化する主な原因は、活性酸素による
臓器や血管の損傷ですが
あずきには活性酸素を撃退する「抗酸化力」がけた違いに高いのです
抗酸化力の高い成分「ポリフェノール」は
赤ワインやコーヒー、紅茶、チョコレートに含まれていて
動脈硬化や高血圧、糖尿病の予防などに効果があります
あずきのポリフェノール含有量は赤ワインの約2倍(100gあたり)
インゲンや枝豆、グリーンピス等他の豆類と比べても
2~5倍と非常に多いのです
マウスにあずきから抽出したポリフェノール入りのエサを与えると
通常のエサを与えたマウスと比べてみると
食後の血糖値の上昇が緩やかで最大値も低かったのです
人を対象とした臨床研究でも
あずきが中性脂肪やコレステロール値を低下させる事を確認したそうです
食物繊維が豊富
あずきには、納豆の3倍の食物繊維が含まれています
食物繊維によって腸内環境が改善されて、便秘の解消
冷えやむくみの改善も期待ができます
ミネラルも豊富
塩分を排出するカリウムは100gあたり
枝豆の3倍、グリースピースの5倍もあります
抗がん作用
あずきに含まれるポリフェノール類が
培養された人の胃がん細胞に対して
自然死(アポトーシツを引き起こさせて
増殖を抑制することが分かっています
胃がんを発症したマウスにあずきの煮汁を混ぜたエサを与えると
通常のエサを食べたマウスと比べて、がん細胞の増殖が
60%まで抑制されてねがんの進行を遅らせました
胃がんだけでなく、肺がんや大腸がん、肝臓がんなどにも
一定の抑制力が示されたそうです
ポリフェノールを無駄にしない煮あずき
あずきに含まれる栄養成分の多くは水溶性のため
7~8割が煮汁に溶けだしてしまいます
日常的にあずきを食べて健康効果を得るためには
煮汁も一緒に摂取することが大切なのだそうです
和菓子やぜんざい、スイーツに使われているあんこは
あずき本来の栄養成分の多くを無駄にしてしまう
もったいない食べ方なんだそうです
私のおやつはただの肥満の素ですな・・・😓
アクを取る渋切りは和菓子用途の場合は必要ですが
あずきの調理すべてに必要ではないんだそうです
煮あずきの作り方
・渋切りをせずに、栄養たっぷりな煮汁を全てあずきに吸わせる
・乾煎りする事で渋みを抑えられるとともに
調理時間を短く出来る
材料 あずき 300g 完成時660g
北海道産の色がキレイで割れや皮剥けがなく
粒が揃ったものが良い
中国産に比べ、北海道産は煮えやすく、ポリフェノールが豊富
おススメは「きたろまん」だそうです
作り方
1 あずきをフライパンで約2分乾煎りする
2 あずきを鍋に移し、水500ml加え、強火にかける
3 沸騰したら火を弱め、差し水を100ml加える
4 再度沸騰したら弱火にして、水気が亡くなるまで
30分ほど煮ます
5 指で強くつまんで、潰れるほどの硬さ(粒が崩れず、芯の無い状態)になっていれば完成
加藤先生が考案した煮あずき製法は
重量の2倍しか水を使わないので、煮汁をださずに
あずきの全ての成分を閉じ込める事ができるのです
(一般的にあずきを煮る場合は重量の3~5倍の水を使う)
ポリフェノールの他にも、むくみ解消や高血圧予防に有効な
カリウム、冷え性予防に役立つビタミンB1なども保持されるのです
腸内環境を整え、免疫機能を高める事がわかっています
2、3日で食べきる場合は冷蔵保存
それ以後は冷凍保存がおススメで1ヶ月以内に食べきりましょう
冷凍煮あずきであずきご飯
研いだお米にパラパラと冷凍あずきを入れて通常通り炊飯
もち米を使えばお赤飯に
炊いていく過程であずきの成分が溶け出して
ほんのり赤身の付いた豆ごはんになります
ポリフェノールなどの水溶性の成分は
一度にたくさん摂っても必要以上は体内に蓄積できず
尿とともに排出されてしまいます
少量ずつこまめに摂取し、継続することが大切です
1日30gが目安
・🍅トマトとの組み合わせで抗酸化力がUP
トマトスープに合うようです
・乳製品と組み合わせると渋みがマイルドになる
ヨーグルト+煮あずき+きなこ 好みでオリゴ糖をプラス
・ひき肉の代わりに
大豆ミートのように肉に置き換える
カレー、グラタンなどに入れてもよい
😓結構渋みがあったりするのだろうか ?
やってみないとわかりませんね
あずきの食べ方他
栄養管理士 望月理恵子先生のお話です
「あずきスープ」
1人前
保温ポット
あずき (乾燥) 50g
固形コンソメ 1個
塩 少々
熱湯 400~500g
※十分に加熱しないと下痢や嘔吐などの症状を起こすことがあります
材料を全て保温ポットに入れて、しっかりフタをして
よく振ってから7時間以上置きます
出来上がったスープは1日、3食分で
朝、昼、夜の食前に飲みます
残ったあずきは、ハンバーグや餃子、マーボー豆腐など
ひき肉と使った料理に混ぜるのが簡単でおススメ
コンソメ味が付いているので下味いらずのようです
最低2週間、1か月以上続ける事が理想です
2週間で3キロ痩せた芸能人の方もいるようです^^
砂糖たっぷりの和菓子のあんこじゃ痩せないだろうな・・・^^;
高血圧に良いとかいうあずきミルクっていう飴買ったけど
味がいまいちで私好みではなかったな^^;
うちの子あずきちゃんです👇 関係ないけど^^;
10年前の画像です 懐かしくなって載せました(笑)
兄弟姉妹の中で一番ちっちゃかったからあずきです^^;
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“あずきが健康食として注目を集めているそうです” への2件の返信
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