「がん予防には野菜スープが最善」と抗がん剤の研究者のお言葉です

予防も! 治療中も! 再発防止も! 野菜スープが体を守ってくれる

50年以上もがん予防研究された、前田浩熊本大学名誉教授のお話です。80歳を超えても病気知らずでお元気な先生だそうです^^

有効成分を効率よくとるには、生野菜を食べるサラダより、加熱した野菜スープのほうが良く、胃腸に負担もかからず体に優しく栄養も摂れるのです。



がんに対する野菜スープの5つの効用



がんを予防したい人に

細胞のがん化を防ぎ免疫力もアップ

野菜スープには活性酸素を消去し、がんの発生・増殖を防ぐ重要なファイトケミカルが溶け出しています。ファイトケミカルは免疫力そのものを高める効果もあります。



治療中の人に

抗がん剤や放射線治療の副作用を軽減

抗がん剤などの化学療法や放射線治療はねつらい副作用を伴う事が多く、そこから活性酸素の発生に繋がる事もあります。野菜スープを摂ることで副作用の影響も軽くなります。


再発が心配な人に

胃腸に負担をかけずに体力回復に最適な食事となる

野菜スープは胃腸への負担が少なく、栄養豊富なので病後の回復を助ける食事としてもぴったり。再発予防としてはもちろん、健康の為にも長く続ける事が大切。

・活性酸素を消去してがんを予防

・活性酸素を消去してがん化の促進を抑える

・発がん性物質を解毒する

・免疫力を高める

・がん治療の副作用を抑える


活性酸素ってナニ ?



私たちが呼吸によって取り込んだ酸素のうち、数パーセントは必ず活性酸素となります。

活性酸素を増やす原因には紫外線や大気汚染、ウイルスなどの感染、タバコ、ストレス、加齢、アルコール、食品添加物など、社会生活の中で避けられない物が数多くあります。

活性酸素は他の物質と結びついて「酸化」を起こして、老化を促進させたり、がんや他の病気の原因なるために注意が必要なのです。

体の中に活性酸素が増えすぎた状態の事を「酸化ストレス」といいます

皮膚にしわやシミが出来て、白髪が増えたりします。糖尿病や動脈硬化、がんなどの病気の原因になる事もあるのです


特にがんの発生との関係では、細胞の遺伝子情報にダメージを与える事で遺伝子の変異をもたらすなど、活性酸素の影響が非常に大きい事が分かっているのです。






抗酸化力



活性酸素の害から体を守るために、私たちの体には活性酸素を消去す力「抗酸化力」が備わっています

スーパーオキシド・ディスムターゼやグルタチオンなど細胞内に発生した活性酸素を分解する酵素、ペプチドなどの抗酸化物質を作っているのです

しかし、これらを作る力は加齢と共に低下してしまいます。ストレスや生活習慣の乱れで活性酸素の発生が多くなり、対応しきれなくなります

健康を維持するためには抗酸化力を高める必要があるのです。


抗酸化力を高める助けになるのが植物が持っいてる「ファイトケミカル」なのです。植物が紫外線や外部からの刺激から身を守る機能成分で、人の体内では作ることが出来ない物なのです。

野菜の持つ強い抗酸化物質を摂取することで、体内に発生した活性酸素を消去することが出来るのです。

抗酸化物質・ファイトケミカル


植物が持っている化学物質で、植物の色素や香り、苦味、辛味などの機能性成分です。

抗酸化作用の他、免疫力を高めたり、がんを予防するなどの働きがあります。人の体ではつくることが出来ない物なので、野菜などから積極的に摂ることが有効とされています。

・イオウ化合物

スルフォラファン ブロッコリー、キャベツ

アリルイソチンシアネート わさび

メチルシステインスルホイキド にんにく、ネギ類、

香辛料に多く、抗酸化作用とともに抗菌作用を発揮します。

・カロテノイド

βカロテン ニンジン、カボチャ

リコピン トマト

βクリプトキソサンチン 温州みかん

カプサンチン 赤ピーマン、唐辛子

アスタキサンチン サケ、イクラ、エビやカニの殻

ルテイン ほうれん草、トウモロコシ

・ポリフェノール

アントシアニン ブルーベリー、赤ワイン、イチゴ、ニンジン

ケルセチン 玉ねぎ、ブロッコリー

ルチン そば、アスパラガス

エリオシトリン レモン、ライム

ルテオリン しそ、セロリ、ピーマン

カテキン お茶類

イソフラボン 大豆

クロロゲン酸 れんこん、コーヒー、ごぼう

ロズマリン酸 しそ、レモンバーム

セサミン ゴマ

クルクミン ウコン

タンニン お茶、赤ワイン、れんこん



抗酸化物質・ビタミンA ・C・ E



ビタミンA(カロテン) 視覚機能の強化に役立つ

ビタミンC 皮膚や骨を構成するコラーゲンの合成に必要

ビタミンE  老化防止に役立つ

これらは一緒にとると相乗効果が発揮されるのです

抗酸化物質・グルタチオン



グルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸が結びついた物質(ペプチド)、緑黄色野菜などに多く含まれ、抗酸化以外に解毒作用も持つのが特徴です。

慢性肝炎や口内炎、動脈硬化の治療薬にも含まれていて、酵母にも入っています

野菜は生よりスープで抗酸化力が上がる


野菜の細胞は特有の構造となっていて、細胞内部を包む膜とそれを丸ごと包んでいる細胞壁の二重構造になっているのです

細胞壁を構成する繊維質の成分(セルロース)は非常に硬くて、生のまますりつぶしても分子レベルでは壊れないのです

野菜を生で食べたとしても人の消化液にはセルロースを分解する酵素が含まれていないため、野菜の細胞の中に多く存在しているファイケミカルはほんの少ししか体内に吸収されません。

ファイトケミカルなどの抗酸化物質を効率よく体内に吸収したいと思ったら野菜の細胞壁を壊す「過程」が必要となるのです

加熱することで有効成分が溶け出る!


野菜の持つファイトケミカルを効率よく吸収するには「加熱してゆで汁(スープ)ごと食べる」ことです。

加熱することで細胞壁が壊れ、有効成分を摂取しやすくなります

生で食べる場合に比べて抗酸化力は10~100倍にもなる事が分かっているそうです。

食物繊維も溶け出て免疫力を高める働きにも役立ちます

加熱によって消化を阻害する成分を不活性化したり、ウイルスや有害な細菌を殺菌できます。

加熱は人の体への安全性を高めてくれるのです




野菜スープの作り方



野菜選びのポイント

1 野菜は5~8種類使う

異なる抗酸化物質が摂取できて効果が高まります

濃い緑の野菜は必ず入れます

2 新鮮な旬の野菜を使う

旬の野菜には抗酸化物質が豊富。露地栽培のほうが栄養価は高い



3 出来るだけ無農薬野菜を使う

毎日食べる物なので有機野菜が望ましいです

皮付きのままよく洗って使います


野菜スープの作り方

・野菜を食べやすい大きさに切ったら油で炒めます

炒めてから煮るとコクが出るだけではなく、野菜の栄養が体に吸収されやすくなります。ニンジンやほうれん草などの脂溶性の抗酸化物質が多い野菜は、油と摂ることで吸収率が大幅にアップするのです

おススメオイルは、エキストラバージンオイル、ごま油、菜種油などの無色透明なものではなくて色がついた物が良いそうです

・水を入れて煮込みます

沸騰直前に火を弱めて野菜が柔らかくなるまで20分ほど煮込みます


基本的に野菜を水で煮るだけですが

物足りなさや味の変化を求めたりすればだしや調味料を少し足してみましょう


さましたものをミキサーにかけてポタージュにしても良いそうです


野菜スープの食べ方

・1日1~2回、1回250~300㎖

・スープは必ず飲み切る(スープに栄養が溶け出ています)

・スープは食事の最初に飲む(血糖値の上昇を抑える)

・具材も残さず食べましょう

・出来るだけ味付けはせず野菜の風味を味わう

・電子レンジで温め直さない(電子線の照射によって抗酸化物質が酸化してしまうから)温め直しても抗酸化物質は壊れませんがレンジでの再加熱はなるべく避けましょう


もっと詳しく知りたい方は

「抗がん剤の世界的研究者が教える! 最高の野菜スープ」という本をお買い求めください^^;


冷凍野菜も加熱処理されているようですから野菜スープに使ってもいいかもしれませんね^^

野菜ソムリエの資格を持っているV6長野博さんおススメの冷凍野菜ランキング!



☺再発したくないので頑張って

なるべく ^^; 野菜スープ作るようにしなきゃ! !

ゆる~くしとかないと疲れるから(笑)




にほんブログ村 病気ブログ 子宮頸がんへ
にほんブログ村



“「がん予防には野菜スープが最善」と抗がん剤の研究者のお言葉です” への1件の返信

コメントは受け付けていません。