リキッドバイオプシー(体液を使った検査)でがんの再発の可能性がわかる!?

   

がんを早期発見し手術で取り除いたとしても

生き残った極小がん細胞により再発したり、転移したりするリスクは

常に付きまといます。5年後くらいには術後に採血するだけで

抗がん剤が必要か? 必要でないか? がわかるようになるかもという

研究がスタートしたようです。


 
 




 
 
国立がん研究センターは2020年6月10日

微小ながんを対象にした患者ごとに見合った治療の実現を

目指すプロジェクトを立ち上げたと発表がありました

「サーキュレートジャパン」です

国内外約150の医療施設の協力を得てのスタートです

 

大腸がんの患者さん2500人を対象に

外科治療の後血液を用いた定期的な液体生検によって

術後の抗がん剤治療が必要かどうかを判断する臨床試験に取り掛かります

 

がんと診断された人の5年生存率は現在およそ64%だそうです

早期発見と治療、再発防止が揃う事でがん治療は完結し

生存率の上昇へと繋がっていくのですね

 

リキッドバイオプシー(体液を使った検査)

 

がんはそもそも遺伝子の病気で

患者さんのDNAを回収して調べるとその傷の場所がわかります

今ではごく微量のがん由来のDNAの検出も可能になって来ているそうです

そういった技術の進歩もあり登場したのが

「リキッドバイオプシー」なのです
 
 




 
 
人体には様々な体液が存在します

血液や唾液、尿などの中に浮かぶDNAを調べる事で

がん細胞の発生や異変を捉えることができるのです

 

患者さんが手術をしてから1か月後くらいに血液を採取します

その中にがん由来のDNAが浮いていたら

90%は再発し、浮かんでいなければ再発の可能性は10%程度である

ことがわかってきているそうです

ステージⅡとステージⅢでその差は顕著に出ているそうです

 

今は再発するかは手術の段階では全く分からず

採取した腫瘍組織をもとにがんの進行度やステージなどを踏まえて

抗がん剤をするかどうか判断しているのですね

 

腫瘍組織を調べても古い情報しか得られず(がんは変異していく)

リキッドバイオプシー検査をすることで

最新の情報を得て治療する事ができるのです

 

再発がないだろうと予想される人には抗がん剤を使わないですむし

抗がん剤を使っても再発する人はいて

そんな患者さんにはより強い治療をしなければならない・・・

これらの判断が術後1か月で分かるようになるのですね

 

再発のリスクが低い人に抗がん剤をして

抗がん剤の副作用に悩まされる人も少なくなっていいかもしれませんね

 

検査は2年間に渡って行います

がんの再発は1年以内がもっとも多いからのようです

 

まだスタートしたばかり

今後5年程かけてリキッドバイオプシーの有効性を証明するそうです

 

有効性が認められれば保険適用もされて、

術後の採血だけで抗がん剤は必要ないとか

今の抗がん剤では不十分だから治療法を変えましょうという

風に変わっていくのです

 

CTも不要という時代に入っていくのかもしれませんね

 

sakura

まだまだ先の話ですね^^;

私もまた再発するのか不安だったりします

旦那は舌癌の術後抗がん剤はしなくていいと言われしてないけど

再発のリスクは高いというから知りたいですね






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