この夏は水を正しく飲んで熱中症や脳梗塞、心筋梗塞などを予防しましょう

水には正しい飲み方が大切なのです。

正しく飲むことで脳梗塞や心筋梗塞の予防、

便秘解消や熱中症予防の効果が期待できるのです。

健康カプセル! ゲンキの時間より

 

水と健康の関係に詳しい

済生会横浜市東部病院 患者支援センター長 栄養部部長

谷口英喜医学博士のお話です。

 

水を飲んでいるつもりでも

間違った水の飲み方をしていることもあるのです

水分不足は重大な病気の引き金になることもありますから

正しい水の飲み方をしなければいけませんね

 

特に今年の夏は暑いらしいし

その上マスク着用も必須

マスクしていると喉の渇きがわかりづらく

水分不足に陥りやすくなるそうですから特に要注意です

 




 

1日2Lの水を飲んでいるのに熱中症に!?

 

60歳男性 コーヒーは1日2~3杯飲む、お酒も1L近く飲む、

1日2Lの水を飲んでいるのに熱中症になったそうです

 

・落とし穴はコーヒーにあり?!

 

コーヒーには利尿作用を促すカフェインが含まれていますが

人によって水分として体内に補給される方もいるそうです

 

コーヒーを飲んだ後にトイレに行きたくなる方は要注意

水分が失われているのです

 

カフェインによる利尿作用で身体の水分が少なくなって

熱中症の引き金になった可能性があります

 

・落とし穴2 お酒の飲み方

 

発泡酒 350ml

焼酎水割り 600ml 合計950ml

 

お酒には強い利尿作用があり

ビール1Lで失う水分量は1.1L

アルコールが脱水を起こしているのです

 

♦コーヒーやお酒で脱水気味に暑さが加わり熱中症になったのですね

緑茶もカフェインが多いので要注意

カフェイン無しのミネラル麦茶が最適ですね

 

スポーツ飲料には糖分が多く含まれているので注意が必要です

 

2L飲まないといけない訳

 

人の水分量は体重の 男性約60% 女性約55%

体重68キロの男性の体内の水分は41Lになるのです

これくらいないと健康に生活できないそうです

 

体内の水分減少率(体重に占める割合)

2% のどの渇き

4% 疲労困憊 体温上昇

8~10% 意識障害 けいれん

20%以上 無尿 死亡

 

人は意外と日常生活の中で水分を消費しているのです

日常での水分消費量を検証

室温25℃の部屋で2時間座って過ごしているだけで

体重が50グラム減少

皮膚や呼吸から常に水分は失われているのです

 

1日に失う水分量(あまり汗をかかない環境)

皮膚 0.7L

呼吸 0.2L

汗  0.1L

尿や便 1.5L

合計 2.5L

 

食事から1日1Lの水分をとって

その他(飲み物)で1.5Lの水分を摂る

 

飲み方

起床時に200cc、寝る前に200cc

日中は喉が渇いてなくても1時間ごとに100ccの水分補給を目安に

 

喉が渇くのはすでに脱水状態のサインなので

喉の渇きを感じた時にはすでに手遅れなんだそうです

 

汗をかくような仕事の人は食事から1L、

飲み物からは2Lの水分補給を目標にしたほうが良いそうです

 

1日2Lも飲んでない気がします

水分が大切とはわかっていてもなかなかそれだけの量飲めないかも・・・

 

脱水状態になると血液内の成分(赤血球や血症版)の濃度が上がり

ドロドロになり血の塊である血栓を作り出してしまいます

それらが脳に飛び詰まれば脳梗塞に

心臓に飛べば心筋梗塞になってしまうのですね

 

1日に1.5Lの水を飲んでいるが便秘が悩み

 

31歳男性

1日に1.5Lの水を飲んでいるが便秘が悩み

家にいる時はこまめに水分をとっているのですが

会社では6時間ほど摂取しないこともあるようです

 

・落とし穴 一気飲み

身体が吸収できる1回の量は200~250ml

これ以上飲んでも無駄になってしまう

身体は敏感で水分が少し多く入ってくると

水に満たされた感じになってしまうそうです

このサインを抗利尿ホルモン(身体に水分を溜めるよう指示を送るホルモン)の

分泌量を減らすようにコントロールして尿として出してしまいます

いっぱい飲みすぎるとトイレに行きたくなってしまいますね

 

一気飲みせず忙しくても1時間に1回は飲むようにしないといけません

 

便秘の原因は水分不足と食事量の少なさにあったようです

水分がすくない便は固くなってしまい便秘となるのですね

 




 

就寝前の水分摂取で夜中のトイレが心配

 

47歳女性

1日2Lの水を飲むことを目標にされていますが

夜中のトイレが悩み

 

夕食前まではこまめに水分を摂っていましたが

夜中のトイレが心配で夕食後は控えていました

 

落とし穴 就寝前の水の飲み方

 

何も飲まずに就寝すると就寝中の血中濃度が高くなり

心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まってしまいます

 

トイレに行くのはある程度覚悟して就寝前には水分摂取するべきだそうです

これだけ水を飲んでも大丈夫なんだと

身体や精神的にも段々と慣れてくるので

命を守るためには水分補給をした方が良いそうです

 

私も同じように考え風呂上りは水分控えてしまってます^^;

入る前と出た後にしっかり水分摂取するようにします!^^

 




 

水の飲み方について

 

兵庫医科大学 腎臓専門医 服部益治医学博士のお話です

 

常温の水がおススメ

常温の方が身体への吸収がゆっくりで

起床時など細胞の動きが鈍っている時に飲むと

細胞の働きを活発にしてくれるので常温の水がおススメ

 

白湯

寝る前は眠りやすくする効果がある白湯を200mlを飲むと良いそうです

 

冷たい水

体温を下げるため夏場であれば熱中症予防になるのですが

胃腸への負担が大きいために飲みすぎには注意が必要です

 

夏場などダイエットなどで食事量を減らしたりすると

水分が不足するために熱中症のリスクが高くなります

 

水分補給におススメな食材とは?

 

スイカ

スイカの水分量は89.6%

 

「リコピン」が豊富に含まれています

リコピンは老化や動脈硬化などを予防する効果が期待できる栄養素です

 

トマトに多い成分ですがトマト100gとスイカ100gを比べると

リコピンの含有量はスイカの方が1.4倍多く含まれているのです

 

スイカに含まれる「シトルリン」も注目の栄養素

シトルリンは肌などを老化させる活性酸素を素早く除去する働きがあります

 

スイカはダブルの抗酸化作用が期待できる食材なのです

 

スイカ農家さん

実年齢64歳の男性の肌年齢は30歳

実年齢64歳の女性の肌年齢は27歳

 

瑞々しいお肌なのですね 羨ましいです^^

私、スイカ苦手なので枯れていますねきっと・・・^^;

 

甘くて美味しいスイカは水分だけではなくて糖分も多い食材なので

1日4分の1個程度にするなど食べすぎには注意しましょう

 

食物中の水分の割合

胡瓜は96%(が水分)、トマトは94%、西瓜は92%、梨は90%、

牛乳は87%、林檎は84%、ジャガイモは78%、ステーキは74%、

チーズは40%、パンは35%、米は14%、砂糖は1%。

熱中症予防には胡瓜を食べよう。

という記事がありました。若干の数値の違いはありますが^^;

ステーキってそんなに水分があるなんてちょっと驚きました^^

 






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