最近では患者さんの負担の少ないがん診断法が開発されているのですね
その1つがMRIを利用したDWIB(ドゥイブス)法なんだそうです
最近どこかで見た気がする「洋服を着たまま受けられる
痛くない乳がんの検査に使われている検査法」のようです
日本人に多い腫瘍のみつけにくい高濃度乳房を鮮明に撮影できるなど
精度の高い検査が可能なんだそうです
放射線科でMRIの臨床と研究をされてきた
東海大学医用生体工学科 高原太郎教授のお話です
PET-CT
体内にがん細胞があるか調べる画像診断法は
病変部が光るPET-CT検査があります
検査前には放射性同位元素というものを注射する必要があります
PET-CT自体の被ばく量は3ミリシーベルトですが
(自然界でも1年間に2.4ミリシーベルトの被ばくはあるそうです)
体内から排出するときに膀胱に集結して
30~40ミリシーベルトの被ばくとなるそうです
被ばくのデメリットもあるのですね・・・
検査費用も高いです
がんに罹患していれば保険が適用されて3万円くらいでしょうか
人間ドックなどの場合は10万くらいするとか
大学病院でも受けられる人数は制限があるとか聞いた気がします
腎がん 尿管がん 前立腺がんの診断には不向きだそうです
♥私2回も受けました^^;
2016年に子宮頸がんと分かって入院治療をする前と
1か月半の治療した後43日目の2回です
CTも何回も撮っているしこれからも定期的に撮る必要があるとか
大丈夫かな心配です
通っている病院でもDWIB(ドゥイブス)法してくれるのかな~ ?
DWIB(ドゥイブス)法
激しく動く心臓周りの病変検査には不向きですが
「尿路系がん」「乳がん」の検査には適しているそうです
今までの乳がん検査では痛みや胸を露出しないといけなかったですが
この検査では検査着を着たままできるので恥ずかしくありませんし
うつ伏せになるので、乳房を圧迫しませんから痛みもないようです
マンモグラフィーに比べてがん発見率が5倍以上と言われています
がんが見つかれば臓器とは関係のない所に
黒い点が見えるので発見しやすいようです
下の画像大きくて黒いのは心臓ですね
高村教授の研究紹介から画像お借りしました
頭と胸部、腹部、下半身と3ヶ所を撮影するので
今までのMRIの撮影より時間がかかるそうです
それでも30分程度なら短いですよね
PET-CTは注射してから1時間は安静にしてからの撮影ですから
画像もほぼ同じだしPET-CTよりいいですね~
放射線技師の読影にも手間がかかるんだとか
撮影技術の研修も必要になるそうですが
保険点数が通常のMRI撮影と同じなので
全国に普及するには時間がかかるようです
♥安全で安い検査のようですから早く普及してもらいたいです^^
がんの早期発見
がん全体の5年生存率は約6割という時代
乳がんの平均生存率はステージ1なら限りなく100パーセントに近いそうです
ステージが上がるほど率は下がるので早期発見はがん寛解の分かれ道なんだとか
尿一滴で血液一滴でがんが発見できるという検査法も確立されてきていますね
おおまかにがん細胞があるって事しかわからないから
その地点から次の検査に移っていくから悩ましい時間を多く過ごさないといけないのよね
それがいいのかよくないのか難しいですね
ある内科医の先生は
検診や検査や人間ドックなど受けないほうがよいと言われています
それは癌の誤診や過剰診断、病理検査のインチキにはまり込む可能性があるということで
重い症状が出たときにだけ病院の検査を受けるだけでも、かなり誤診率は減ると
諸外国では検診や人間ドックなとしていないと
沢山検査すれば儲かる人もいるということのようです・・・・・
♥健康な人はがんがあるか ?
なんて調べなくてもいいような気がしますが^^
気になることがあってからでも遅くないのかな~?
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“全身がん検査「DWIB(ドゥイブス)法」とは ?” への2件の返信
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