ひるおびのお天気予報士の森 朗(もり あきら)さんが言われていました。
熱中症で亡くなる方は20年前の5倍にも増えてきているそうです。
異常気象、災害とも言われ、年々暑くなっていると感じますね。
熱中症予防の「さしすせそ」
さ
さっさと寝る
し
小休止
す
水分補給
せ
扇風機やエアコンを使う
そ
ソルト 塩分補給
♥無理は禁物ですね
今年の夏は平年並みの暑さだとか
特別に暑くはならないで欲しいですね^^;
5月なのに異常な暑さで熱中症で搬送された方も多数いたようですし
亡くなった方もおられますね・・・
熱中症対策の新常識! ! 体を効率よく冷やす方法
より早く体を冷やすという研究結果があるのは
手の平や足の裏、頬など体の末端を冷やす事です
体の末端を冷やすと冷えた血液が大量に全身をめぐり
体温上昇を抑えてくれるのです
冷たすぎると血管が収縮してしまうので
15~20度が適温です
暑いと感じたら冷水に手をつける事
冷やしたペットボトルを握るのもいいかもしれません
今はこれが熱中症対策の新常識となっているのだとか
♦暑さがピークの頃、寝る時はエアコンはタイマーを使用せず
付けっぱなしが良いそうです
電気代が怖いけど重度の熱中症で入院にでもなったらもっとお金がかかります^^;
補足
久野 淳さん(歯科医師(歯学博士)食事&栄養療法研究家)のお話です
熱中症に負けない強い身体を作るにはどうすべきか教えて頂きました
生活習慣が大切
そもそも熱中症というものは、気温や湿度の高い環境下での水分&ミネラル不足という問題以前に、
睡眠不足や食事を抜いている場合など、発症リスクが上がる生活習慣がベースにあったりします。
始業前には栄養を考えた朝食を摂り、就業後は夜更かしをせず睡眠時間を十分にとるなど、
規則正しい生活を送ることが大切だということです。
夏場に重要なのが「タンパク質」の摂取である
体内においてアミノ酸からタンパク質が合成されると(ペプチド結合すると)
1つの水分子がつくられます。
十分なタンパク質の摂取によって、アミノ酸が足りていて、
それを材料としてタンパク質が再び合成されることで、
細胞内に水分子を蓄えることができるようになり、脱水を防ぐことができるのです。
日頃からタンパク質を摂取していると、体内にてアルブミンが作られるようになります。
アルブミンには水分を保持する働きがあるため、血液中にアルブミンが増えると(血清アルブミン)
水分が引き込まれ循環血液量が増えるのです。
血液は、汗の材料でもあるため、循環血液量が増えると、
汗をかきやすくなったり、皮膚血流の増加による熱放散をしやすくなったりして、
体温が上がりにくい体になるのです。
血液中のアルブミンの量が減少すれば、血管外に水がたまって「むくみ」や「腹水」、「筋肉障害」などを起こします。
さらに、アルブミン量が少ない状態が続くと「心筋梗塞や脳梗塞」など、血管の病気も起こりやすくなり、さらには免疫力の低下も起こるようになります。
アルブミンは血中のたんぱく質の値です。低下すると認知機能も低下するそうです
アルブミン値を上げる食品
たんぱく質は体内に留めおくことが出来ないので
1日単位で考えずに1食単位で考えて摂取することが望ましいのです
・肉類全般(内臓も良い)
・魚介類 ツナ缶 魚肉ソーセージ カニカマなど
・卵
・豆腐や納豆などの大豆たんぱく
・チーズなどの乳製品
※基礎疾患などがあり、タンパク質の摂取に制限がある場合は注意が必要です
♥夏場に限らずシニアにとってもたんぱく質は大切ですね
不足すると筋肉量が落ちてきて寝たきりになったりなんてことも・・・
1日の必要量は体重(kg)×0.4(g)
50kgの人の場合は20gとなります
一番不足しがちな「朝食」に1品のヨーグルト追加するとかがよいそうです
ギリシャヨーグルトのたんぱく質量は1カップ10gと多いそうです
水分補給に適している飲み物
熱中症対策には過剰な糖質、また人工甘味料入りのスポーツドリンクなんて必要ありません
むぎ茶またはミネラルウォーター(軟水よりも硬水の方が望ましい)で十分
普通の水であったとしてもこまめに飲んで、その後の食事で汗などで失った塩分を補いましょう。
※具だくさんのお味噌汁なんかが最適のようです
熱中症において特に重要となるミネラルは(喪失して問題となるミネラル)
ナトリウムやマグネシウムなどと言われますが、
普段からこまめにミネラルウォーターや麦茶などを飲んでおけば良いのです
むぎ茶はノンカロリーで、穀物である大麦を原料としているため
カフェインなどの刺激のある成分を含まないですし、
利尿作用も少ないので脱水症状も起こりにくいといわれています
無添加で農薬や化学肥料を使わずに育てた六条大麦のむぎ茶が最適のようです
♥ミネラル麦茶も良いかもですね 私はあの味好きではないですが^^;
塩分補給は必要 ?
炎天下のマラソンやトライアスロン、また野外での激しい長時間の運動などで
玉のような汗を大量にかくようなことがない限り、発汗によって塩分が喪失することはまずありません(そう簡単には低ナトリウム血症にはならないのです)
私たち日本人は、塩分に関しては普段の食事から必要量をはるかに上回る量を摂取しているため(世界的に見ても塩分摂取多い国です)
日常生活でジワジワと汗をかく程度の場合には、さらに意識して塩分を補給する必要はないのです。
水分補給にNGな飲み物
ポカリやアクエリアス、比較的新しいヒット商品のソルティライチとか、
全部果糖やブドウ糖がたっぷり入っていますから身体にはよくないのです
ポカリスエット500ml1本中には(炭水化物31.0g)、
小さめの角砂糖で約9個も入っている計算になります。
カルピスウォーターにいたっては、500ml1本中に(炭水化物55.5g)
角砂糖がなんと約16個も入っていることになります
♥そんなに糖分が入ってるなんて・・・もう買わんとこ^^;
炭水化物が少なめのドリンクには、
糖質の代わりにもれなく人工甘味料
(スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムK、L−フェニルアラニン化合物)
などが入ってきます。
糖質がさほど少なくないドリンクでもスクラロースが入っているものもありますので要注意です
※スクラロースは有機塩素化合物の一種でリンパ球が減って免疫力が低下する恐れがあります
糖質をカットするともれなく人工甘味料がついてくる…不健康の悪循環のようです
♥年々暑さが増してくる気がします
暑さに負けないようにしないといけませんね
私は涼しい部屋でじっとしていようと思います^^
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“熱中症予防の「さしすせそ」ともっと大切な事!” への2件の返信
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