1分間言葉思い出しテストで小さな脳出血があるか ? 確認! !

毎年4万人が命を落とす脳出血の新原因が明らかになったそうです

最新の研究でわかった脳出血から身を守る秘策とは?

たけしの家庭の医学 脳出血を防ぐ科より

 

「なかなか人の名前や言葉が出てこない」なんてことはありませんか?

それは知らず知らずの内に将来大変な事態を招く可能性があるという

小さな脳出血が起こっているのかもしれないんだとか・・・

 

1分間のテストで小さな脳出血が起こっているのかがわかるんだそうです

 

ヤバイいです なかなか言葉や名前が出てきません・・・・

テストの結果が悪かったらどうしよう・・・

と思いつつ番組見ましたよ^^

 

 

国立循環器病研究センター脳神経内科部長

猪原匡史先生のお話です

 

脳出血

 

大きな脳出血の原因は高血圧

高血圧で突然激しい頭痛とともに意識不明となり

数時間のうちに処置しないと命の危険を伴います

 

4年前に発表された衝撃的な事実

 

60~70歳代の健康な男女140名の脳を特殊なMRIで検査すると

およそ3人に1人の割合で脳出血を起こした痕跡が発見されたのです

 

なんの症状もなく普通に生活している健康な人の脳内で

すでに小さな脳出血が起きているなんて・・・

それは将来の大出血の前触れ

早期発見できれば大きな出血を防ぐことが出来るかもしれませんね

 

小さな脳出血が起きているかどうか ? 1分間のテスト

 

医療研究の現場で使われている医学テスト

成績の悪い人に小さな脳出血が発見されやすいそうです

 

1分間言葉思い出しテスト

50音のある一文字から始まる言葉を1分間に何個言えるか ?

例 「あ」というお題では「あ」から始まる言葉を

名詞でも動詞でもなんでもよいので出来るだけ沢山言います

雨 赤い 歩く アリ 朝日 汗 など

 

ルール

1 人名や地名など固有名詞はNG

2 「雨」と「飴」など読み方が同じ言葉

「雨」と「雨音」など同じ単語が重複する言葉はNG

 

基準値 1分間に10個以上

10個未満だと小さな脳出血の可能性あり

 

小さな脳出血があると大きな脳出血になるリスクは10倍

認知症のリスクが2倍

 

小さな脳出血は自然に消える事はないそうです

大きな脳出血の警告と捉えて将来の大出血を防ぐことが大事だそうです

 

番組での調査

健康診断などで特に問題のない60歳以上の男女15名で調査すると

15名中 8名が合格 7名が不合格

特殊なMRIで検査してみると

合格者8名には小さな脳出血は見つかりませんでした

不合格7名の内5名に小さな脳出血の痕跡がありました

 

緊張しつつ番組から出されたお題「き」から始まる言葉を

1分間必死で考えました

14個思いついたのでほっと一安心しました^^;

 

小さな脳出血と言葉が出てこないことの関係は ?

 

小さな出血は脳の比較的深い部分「基底核」という場所に起きるのです

基底核は記憶している言葉を口に出す能力を担っています

基底核の毛細血管は非情にもろくて脳出血を起こしやすいのです

ひとたび出血すると神経の伝達情報がスムーズにいかなくなります

なので人の名前や言葉がなかなかでてこなくなってしまうという

症状が出る可能性があるのです

 

小さな脳出血を起こす新原因

 

年齢と共に動脈硬化が進んでくると

血管内皮細胞が剥がれてきます

その剥がれた所に虫歯菌がくっつくのです

虫歯菌でも血管に障害を引き起こす悪玉虫歯菌なのです

その数が多すぎると免疫細胞も対処しきれずに身体を循環して

脳の毛細血管に到達して動脈硬化などで剥がれた血管壁に付着して

血管壁を徐々に溶かして小さな穴をあけて出血を引き起こすのです

 

悪玉虫歯菌今現在虫歯が無くても

1度でも虫歯になったなら繁殖している可能性はあるそうです

虫歯を治療しても悪玉虫歯菌を完全に除去するのは不可能だそうです

 

生まれつき悪玉虫歯菌を持っている人もいるんだとか

感染源は両親(親から口移しで物を貰ったりする事で感染)

大人になってからは移らなくて

口の中の細菌の分布は3歳までに決まってしまいます

3歳以降なら定着せずに死んでしまうそうです

 

大切なのは悪玉虫歯菌を増やさないようにする事

 

人の身体には虫歯菌を殺す働きが備わっているそうです

それは唾液

唾液にはラクトフェリンという殺菌成分が含まれていて

悪玉虫歯菌を抑えてくれるのです

 

唾液をしっかり出すことがポイント

 

小さな脳出血がなかった人の唾液の量は

小さな脳出血があった人の3倍もあったのです

唾液不足が悪玉虫歯菌を増殖させてしまい脳にまで到達して

出血を起こしたのですね

 

加齢と共に減る唾液量

・のどが渇いて目が覚める

・食べ物が飲み込みにくい

人は注意が必要だそうです

 

唾液アップ法

 

唇のストレッチ

唇をウーと思い切りすぼめて約5秒キープして

次はイーと横に伸ばして5秒キープ

これを1セットとして5回繰り返します

 

頬のストレッチ

口を大きく膨らませて5秒キープ

次に思い切りすぼませて5秒キープ

これを1セットとして5回繰り返します

 

舌のストレッチ

大きく突き出して左右上下とゆっくり動かします

5回繰り返します

 

唇、頬、舌を1セットとして朝昼晩と1日3回を目安に行うと

唾液の分泌量のアップが期待できるそうです

 

1週間続けると唾液の量もアップして虫歯菌が半減という結果がでました

継続が大切ですね^^

 

脳出血と虫歯菌が関係するなんて驚きですね

美味しそうなおやつ目の前に置いといて見てるだけで我慢しとけば効果あるかな~(笑)