海苔のスゴいパワー
海苔を正しく摂る事が健康の秘訣
海苔の最高の食べ方とは ?
林修の今でしょ! 講座より
食事と健康について研究されている
秋葉原クリニック院長 大和田潔先生のお話です
日本人こそ「海苔」を食べるべき
平安時代から食べてきた海苔
江戸時代に養殖が始まったと言われています
徳川家康も海苔が好きだった!?
以前は地方によってまちまちでしたが
海苔1枚の大きさは 21×19cm 昭和にこの大きさにする事が決められたそうです
海苔に含まれる栄養素
たんぱく質 脂質 炭水化物 カルシウム リン 鉄 亜鉛
ビタミンA ビタミンE ビタミンB群 カリウム ビタミンC 食物繊維など
葉酸
海苔が最も多く持っている成分は「葉酸」
葉酸はビタミンB群の一種でほうれん草の葉から発見されました
葉酸は脳血管疾患や認知症のリスクを減らして脳を老けさせないのです
妊婦さんに必要であると聞くことがありますね
母体の中で赤ちゃんの臓器を作る時に葉酸が必要となります
葉酸がない脳や脊髄が形成出来ないそうです
大人になっても脳の神経細胞や血管を若々しく保つのにも葉酸は必要なのです
葉酸が含まれる野菜 ほうれん草 ブロッコリー アスパラ 枝豆などがありますが
海苔が一番葉酸が多く含まれている食品なのです
ホモシステイン
体内で作られるアミノ酸の一種です
通常は葉酸によって分解されるのですが
葉酸が不足すると血中の濃度が上昇してしまい
血管の内側を傷つけて動脈硬化の一因になってしまい
脳の血管が詰まり認知症になってしまう可能性があるのです
ホモシステイン濃度を下げてくれることで脳卒中の死亡率が低下する実験結果も出ています
海苔の葉酸は脳にとって欠かすことの出来ない成分なのです
葉酸は一度体内に取り込まれると少しずつ減少していく性質があります
毎日少しずつ海苔を食べていれば葉酸をキープできるのですね^^
脳に良い葉酸を有効に働かせる食べ方は ?
しじみの味噌汁に海苔を入れて食べるです
しじみ汁には葉酸をより有効に働かせる
ビタミンB6 と ビタミンB12が多く含まれているのです
葉酸はビタミンB群と摂取すると身体に吸収されやすくなるそうです
タウリン
タウリンは血管を丈夫にして心臓病のリスクを減らしてくれます
タウリンは肝臓にいい働きを持っています
海苔に含まれるタウリンは心臓にある毛細血管を増やす作用があって
心臓の機能を回復させる可能性を秘めているんだそうです
心臓には無数の毛細血管が存在しているのですが
加齢と共に減少して心疾患の原因となるのです
脳を老けさせない 海苔レシピ
納豆+海苔
納豆にはビタミンB12が含まれているので相性がよいのです
トマト+レタス+海苔
刻んだ海苔のほうが栄養素を分解しやすく吸収もされやすくなります
レバーペースト+バゲット+海苔
レバーペーストにも葉酸が含まれているので葉酸が豊富に摂れる食べ方です
チーズ+海苔
海苔と乳製品は相性がよいそうです
チーズに含まれる脂肪酸・タンパク質・塩分が
海苔の風味や栄養素を補完してくれます
乳製品には短鎖脂肪酸が豊富に含まれていて
認知機能低下を抑制してくれる可能性があるのです
日本人は海苔のムコ多糖類を分解して短鎖脂肪酸に出来るのです
脳に良い短鎖脂肪酸をWで増やせる組み合わせなのです^^
短鎖脂肪酸は認知症予防に働くと言われているようです
栄養を損なわないおにぎり選び
バランスよく栄養が摂れる選び方とは ?
おにぎりの海苔に足りない栄養を補う具材とは ?
高菜 いくら 鮭 ツナマヨ
唐揚げ おかか 明太子 昆布の中から2つ選びます
さてどれでしょうか ?
なんと
唐揚げでした^^;
唐揚げのタンパク質と脂溶性ビタミンが摂取できます
もう1つは いくらです
ビタミンD アスタキサンチンが摂取できます
海苔の保存方法
開封した海苔を保存するなら常温 ? 冷蔵庫 ?
さてどっち ?
正解は 冷蔵庫 です
海苔の一番の大敵は湿気なので海苔の香りや成分を壊していくそうです
冷蔵庫は湿度が低くて温度が一定なのでよい保存場所なのですね
湿気た場合は軽く火であぶると良いそうです
IHの場合はフライパンを置いて熱した所に海苔を乗せてあぶります
“海苔の栄養素は脳や心臓の老化防止に役立っているのです” への2件の返信
コメントは受け付けていません。