おはよう朝日 土曜日です で
長尾クリニック医院長の長尾和宏先生がすい臓がんについてお話しされていました
著書には「抗がん剤 10のやめどき」があり
がん検査から治療、緩和ケアに詳しい先生です
星野仙一さん(70歳)は亡くなる寸前まで食事もとり排泄もきちんとされていて
穏やかに家での静養死を迎えられたようです ご冥福をお祈りいたします(_ _)
すい臓がんで死去された著名人
九重親方(61歳) 坂東三津五郎さん(59歳) スティーブ・ジョブズさん(56歳)
若い方が多いのも特徴のようです 男性が女性よりも1.7倍多いようです
年間3万人の方が亡くなっているのだそうです・・・
2016年 死亡数が多いがんの部位
1位 肺 2位 大腸 3位 胃 4位 すい臓 5位 肝臓
男性3人の先生方がなりたくないがん7つとは ? 第1位がすい臓がんでした
すい臓はどこにある ?
場所は胃の裏で背中に近い所
長さ15センチほどでタラコのような形をしています
頭部 体部 尾部 に分かれている
真ん中に膵管という川が流れています
すい臓で作った消化液を十二指腸に流していきます
すい臓の機能
外分泌と内分泌と2つの重要な働きをしています
外分泌 消化液を分泌する働き(炭水化物や脂肪の分解酵素)
内分泌 ホルモンを分泌する働き(血糖を下げるインスリンなど)
すい臓がんの特徴は ?
自覚症状がないので 早期発見 早期治療が困難
がん細胞の悪性度が高い
がんの10年生存率(国立がん研究センターがん情報サービスより)
乳がん・前立腺がん 80%
胃がん 60%
肺がん 33%
すい臓がん 5%
自覚症状がでて見つかった時にはかなり進行しているか
多臓器に転移している事が多いので治療が困難であり
完治も難しくなり厳しい状態となる事が多いようです
すい臓がんはよく怖いと耳にしますが こういうことだったのですね
生存率を上げるには ?
すい臓がんを1cmで発見できれば生存率は上がるようです
1cm以下で早期発見するには
お腹や背中の痛み・黄疸・体重減少などの自覚症状が出る前に発見しなければなりません
お腹が痛くて検査受けたときにエコー検査などですい臓をよく診てもらう事も大切です
すい臓がんのリスクの高い人は ?
お酒をよく飲む人 炭水化物をたくさん食べる人
脂っこい物をたくさん食べる人
たばこを吸う人 糖尿病の人 慢性すい炎の人
すい臓がん検診 リスクの高い方は半年に1回くらいのペースで受けた方が安心のようです
腹部の超音波検査(エコー)と血液検査(腫瘍マーカーCA19-9の数値を見ます)の組み合わせ
エコーは無害なので頻繁に検査しても大丈夫なようです 絶食で受けます 肥満の方は見にくいそうですが^^;
これらの検査で半分くらいは発見が出来るようです
リスクが高いと思われる方は他の事でエコー受けた場合でも
医師にすい臓もよく診て下さいとお願いしてみることも大切なようです
治療方法
ステージ1 手術可能
ステージ2 ボーダーラインで手術できる場合もあれば出来ない場合もあるようです
ステージ3 手術不可能
ステージ4 手術不可能
手術出来ない事が多いようです
手術しても再発率は高いようで 1年後70% 2年後85%
手術の前後に抗がん剤を併用します
ただし80歳以上の高齢の場合は積極的治療はしない場合があるようです
もしすい臓がんが発見されたら
発見された時点で厳しい状況の場合が多いので
病院や医者選びが重要となります
すい臓の専門医にかかることが大事
がん治療は初回治療が大事なので
途中で病院を変える事は自分にとって不利になるようなので
よく調べて任せられる先生に行くことが大切です
リスクを下げるためにはどうすればよい ?
すい臓に負担を掛けない食生活にする
お酒は1日おき アルコールを飲むと膵管が太くなりリスクが大きくなる
摂取カロリーを減らさずに 炭水化物の割合を緩やかに減らしていく
ロカボ(極端な糖質抜きではなくておいしく楽しく適正糖質を摂る事)
を取り入れる ご飯の食べ過ぎはよくないので
中年以降はご飯は最後に食べて量も少ない目にする
うちの旦那さんはリスクが高いです^^;
糖尿病だしね
でも1年に1回くらいは腹部エコーしてるから少しは安心なのかも
結構1つの病気にかかっていると病院にもいくし
無病息災よりは一病息災っていいますよね
私もご飯や麺類が好きだしリスク高いかも
ご飯や麺の量は減らさなきゃです^^
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“星野仙一さんの命を奪った年々増加のすい臓がんとは? リスクの高い人とは ?” への1件の返信
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