「物忘れが増えても幸福度は下がらない」記憶力はもともと曖昧なもの。

高齢者心理学、認知心理学、神経心理学を専門とする

神戸大学大学院准教授、増本康平先生のお話です。


老いを前向きに受け入れる



年のせいで物忘れが増えた

人の名前がすぐに出てこない

物品をどこかに置き忘れてくる

漢字を忘れる

加齢と共にそんな悩みが出てきますよね^^;

しかし

認知機能が衰える事に過度な不安を抱く必要はないそうです

人の名前や鍵の置き場所を思い出せなくても

日常生活にさほどの支障はないのですから



自分の記憶力に自信がなければ

メモや手帳、カレンダーに記入して

目の付く所に置いておけばいいんです


☺私は何でもすぐ横にある卓上カレンダーに書いています^^






もっとも記憶力のいい20歳前後の学生さんでも

1週間の間に1つくらいのもの忘れなどを多くの人が

経験しているそうですから

気にしなくてもいいんだって安心している私がいます^^;



自分の老いを嘆くのではなく、自然なものとして

前向きに受け入れて対処することで

幸せな人生が送れるのではないか

高齢者心理学の研究をされている教授のお考えです


幸福は脳から生み出される主観的(自分だけでそう思う)な気分なのですが

幸福を生み出す脳の機能は加齢による低下がほとんど見られないそうです


加齢によって記憶機能のすべてが衰える訳ではなくて

加齢の影響を受けやすいものと、受けにくいものがあるのです

長年の訓練で身に着けたスキルは衰えにくい記憶のひとつ

自転車を止めた場所は忘れても^^;乗り方は忘れないとかね


60代、70代で取得したスキルでも忘れにくいそうですから

今からでもいろんな事にチャレンジしても遅くはないのです





脳トレよりスマホ?!




今はインターネットで簡単に情報を入手できる時代です

巨大な記憶を外に持っているようなものですから

脳トレに励むよりスマホやパソコンを使えるようにすれば

記憶力の衰えをカバー出来るのです^^

余談ですがスマホ忘れって多いそうです

女性はトイレに忘れる事が男性の2倍あるのだとか

個室ですからね^^;

なぜトイレに忘れるのか ?

脳神経科学の先生は「記憶は、はかない から」と言われています

トイレをすまし身支度という行動をしている間に

スマホを置いたことを忘れてしまうんだそうです^^;



加齢だから特別物事を忘れるわけではないという事ですよね^^


スマホはいったいトイレの何処に置いて忘れるんだろうね ?

カバンの中に入れておけばいいように思いますが^^;


高速のサービスエリアのトイレにスマホの忘れ物が多いと

先日もテレビで見た所でした

ドアのカギの所に置き場を作ってみた所忘れ物が無くなったそうです

絶対目にする所ですものね^^




本当に記憶力が衰えた人は、

物忘れした事さえ忘れていくのです・・・

「物忘れが多い」と嘆く人は物忘れした事を覚えているのですから

本質的に記憶に問題はないんですって^^

反対にまったく物忘れなどしない! という人の方が

心配なんだそうです^^;




☺ちょっと安心したと言うかホッとした気分になれました^^;


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