短い夏が終わって寒くなるのも早いと感じる今年は寒さも厳しくなるんだとか・・・。
寒いのも苦手ですから困ります。
これからの季節は鍋などの暖かい食べ物が多くなってきますね。
しかし「温度が高すぎる食べ物はがんを招く要因」になってしまうそうです。
私は炊き立てのご飯が好きですし、これからの季節のお昼ご飯には雑炊とかよく食べますし
熱いほうが好きですから、フーフーと冷まして食べないといけないわ^^;
寒がりトイプー、毛布かけてあげたら大人しくしてたわ^^;
65℃以上の熱い飲食物は「発がん性物質」
2016年国際がん研究機関がそう分類しているそうです。
国立がん研究センターでがん予防に取り組まれている
津金晶一郎先生のお話です
熱々の味噌汁や炊き立てのご飯、高温のお茶やコーヒー、
グツグツと煮えた鍋などは
食道がん、咽頭がん、口腔がんのリスクをほぼ確実に上昇させると
80℃近い温度となる炊き立てのご飯を食べた時
口の中の皮が剥がれたり
熱い味噌汁などを飲んだ時にのどに染みるような感覚を経験したことがあると思います
そんな時のどや口の中の粘膜が火傷という炎症を負っているのです。
人間の身体は炎症が起こると細胞の再生が行われます
その過程において細胞が突然変異を起こし、
がんに変化すると考えられるのです
細胞の再生回数が増えるほどがん化は起こりやすくなるのです
熱い物の食べすぎががんリスクを高めてしまうのですね
熱い茶粥を食べる習慣のある奈良県や和歌山県では
食道がんの罹患率が高いという報告があったそうです。
南米では熱いマテ茶を飲む習慣があるので
食道がんや咽頭がんの患者が多いというデータもあるのです。
食道がん=熱い味噌汁など食道に一気に流れ込む液体
口腔がん=口の中に張り付いてしまう炊き立てご飯や麺類
食道がんの患者さんへのアンケートによると
「日常的に熱い物を好む人が多かった」という傾向が出たそうです
♥例外もいますね、
うちの旦那は冷たいままでも平気で良く食べたり飲んだりしているのに
舌癌になっちゃいましたから~~~
これは喫煙のせい! ! としか言えないでしょうね>_<
熱々が腸を殺す
立教大学健康栄養学部 笠岡誠一教授のお話です
熱い食べ物を食べ続ける危険性は食道がんや口腔がんのリスクを高めるだけではなくて
便秘や免疫力の低下、大腸がんのリスクの上昇にも繋がるのです
正しい食べ方は「冷まして食べる」なんだそうです
米を含む炭水化物全般は冷ますことによって
ハイパー食物繊維と呼ばれる「レジスタントスターチ」という成分が増えます
腸に溜まった有害物質を回収して腸を掃除してくれる作用があるのです
便秘や軟便、大腸がんのリスクも下げてくれるのです。
血糖値の乱高下を防いでくれて、血管を守り
動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、認知症などのリスクも下げてくれるのです
熱々のご飯では冷めたご飯よりレジスタントスターチの量は半分しかないのです
熱々のご飯ばかり食べていると腸内環境が改善されず、
便秘になったり悪玉菌が増えていき最悪大腸がんを招いてしまうのです・・・
大腸がんは女性の死亡者第1位だそうですから便秘には気を付けないとですね
♦慢性的な便秘
骨盤内の血行不良をもたらして肩こりや腰痛、冷え性の原因に
高齢者の場合は2日も便が出ないと腸閉塞や大腸がんの要因になったりすることも・・・
乳酸菌は小腸には届いても大腸まで届かず腸内細菌のエサとはならないのですが
味噌汁に含まれる麹菌はしっかり大腸にまで届くので
冷ましたご飯と味噌汁の組み合わせは腸にとって最適なんだそうです^^
♥便秘は怖いとわかっていても、がん治療してから便秘がちに
5日もでないとさすがに酸化マグネシウムの力を借ります^^;
で、下痢っぽくなって何回もトイレに行って又便秘に・・・
この繰り返しの今日この頃^^;
日頃から冷ましたご飯食べるといいんですね
夏ならいいけどこれからの季節あったかいご飯のほうがいいけどな~悩ましいな^^;
ご飯の冷まし方
炊いたご飯をお茶わんやおひつに移して常温で1時間置いておくだけでOK
保温技術がまだない昔は肥満や大腸がん患者は今に比べて圧倒的に少なかったそうです
進化が弊害をもたらす事も少なからずありますね
冷凍ご飯
レンチンすると少しレジスタントスターチが減るようですが
炊き立てのご飯よりハイパー食物繊維は多く含まれているそうです
冷凍おにぎりや冷凍ご飯をチンすればいいんですね~これで私の悩みは解消! ^^;
ご飯は毎日食べる物ですから続けやすいですね^^
熱々には気をつけて寒い冬を乗り越えましょう^^