子宮頸がんⅢbの治療で受けた抗がん剤・カルボプラチンについて

私が子宮頸がん治療で受けた 抗がん剤の「カルボプラチン」の事や

副作用とその対策についてまとめてみました

カルボプラチン

カルボプラチン注射液は 生理食塩水やブドウ糖注射液に混和して

点滴で投与されます

どんな種類のがんに使われるのか ?

頭頸部がん 肺がん 睾丸腫瘍 卵巣がん 子宮頸がん

悪性リンパ腫 乳がん 小児悪性固形腫瘍などです

 

カルボプラチンは シスプラチンより

腎毒性や悪心・嘔吐などの副作用を軽減するために

作られたプラチナ製剤(白金を含む化合物の薬)で

がん治療に使用されています

副作用が軽減されたとはいえ

固有の副作用があるのでその対策が取られています

 

副作用は個人差がありますが

早期発見による処置や予防対策で軽減ができます

 

がんとは

私たちのからだにある細胞の遺伝子に傷がついて

無秩序に増殖する状態のことをいいます

がん細胞が増え続けると正常な細胞が少なくなり

健康上の問題となって表れてきます

 

子宮頸がんの私の場合 大量の不正出血となって表れました

閉経していたので出血があれば嫌な病気だとすぐにわかりましたね

 

抗がん剤

活発に増殖を続けるがん細胞を食い止めるために使われます

しかし正常な細胞にも影響を及ぼすので

活発に増殖している 骨髄 毛根 消化管などに影響を及ぼして

なんらかの副作用となって表れるのです

 

初めての投与の時

薬剤によるアレルギーを起こす場合もあるので

一回目の投与は万全を期して 心電図も付けられて

何度も血圧や脈拍 呼吸数などのチェックがありました

副作用の種類と発現時期

当日  過敏症 悪心 嘔吐

2日目 悪心・嘔吐(遅延性) 食欲不振 倦怠感

3日目 手足のしびれ

1~2週間目 口内炎 下痢 骨髄抑制

~1か月 間質性肺炎 脱毛 肝障害 腎障害

 

抗がん剤当日の夜 吐き気止めは処方されていましたけど

効き目がなくて一晩中吐いていました

その事を薬剤師さんに話したら

次の抗がん剤点滴の時 違う薬にしてくれたのです

吐き気止め イメンドカプセル80㎎ に

それ以来残りの5回の点滴ではまったく吐き気は起こらなかったです

 

倦怠感はありましたね

外泊で家に帰ってるとき 階段の上り下りがしんどかったです

 

食欲不振もありました

匂いがダメになります 冷たくてさっばしたものが食べやすかったですね

そのな時は食べられるものを食べる!でいいようです

好きで食べられるものを売店で買って食べたり

病院食が食べられない時は止めて貰ったりも自由でした

ちらし寿司ばかり食べてる方もいましたよ

それで体力が落ちなければいいのです

私は3キロほど落ちましたね

 

他の副作用はほとんどなくて楽なほうだったと思います

 

骨髄抑制

(白血球 赤血球 血小板の量が少なくなる)

感染症や出血しやすくなったり貧血になったりするようです

白血球を増やす薬の投与 感染症があれば抗生物質の投与

貧血がひどい場合は輸血など行います

 

抗がん剤投与の前日に血液検査をします

数値が低いと投与は見送られてしまいます

そうすると治療が長引いてしまうのですね

 

治療が終わって暫くしたら体力も回復して

脱毛したとしてもまた生えてきます

 

入院中は心配事はなんでも医師や看護師さん、薬剤師さんに相談すれば

それなりに対処してもらえて改善していくと思います

 

まれに点滴の抗がん剤が漏れて怖い事になることもあるんです

漏れた所の細胞が死んでしまうとか・・・怖っ

早い目に処置してもらえば大丈夫のようです

安静にしつつちゃんと

流れているかチェックしないといけないですね

抗がん剤が毒液と言われる所以でしょうか

怖い事には変わりありませんけど

私は抗がん剤治療受けてよかったなと今は思っています

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