解剖によって死因を特定されることは生きている遺族にとっては救いとなるのです

   

リアル「朝顔」遺体の声を聞け! 法医学者の戦い

若き女性法医学者が挑む謎多き遺体

他殺か ? 事故か ? 遺体に隠された意外な真相とは

 

Mr.サンデー医師たちの戦いSPより

 

随分と前からドラマの題材にはなっていますね 好きでよく観ていました^^

 

「監察医・室生亜季子」火曜サスペンス劇場 主演 浜木綿子さん

開業医で監察医も兼ねる女医・室生亜季子が物言わぬ死体を手がかりに殺人事件の謎を解き

真相を解明し、真犯人にせまっていく犯罪捜査ストーリー

1986年から2007年まで日本テレビ系で放送されたテレビドラマシリーズ

 

「法医学教室の事件ファイル」土曜ワイド劇場 主演 名取裕子さん

1994年から続くこのシリーズですが、2018年までの25年間

製作されなかった年は1年たりともなかったそうです

 

本村健太郎さん(俳優であり弁護士でもある)が

法医学教室 助手役で身に危険が及ぶような実験の被験者にされて面白かったです^^

金曜ドラマ「アンナチュラル」

石原さとみさん主演

「不自然死究明研究所(UDIラボ)」で働く人々の人間ドラマを中心に

「死」の裏側にある謎や事件を明るくスリリングに解明する法医学ミステリー

も面白かったです

 

最近では「サイン」「監察医 朝顔」も放送されていましたね

 

どれも遺体の声を聞いてあげる解剖医のお話ですね
 
 

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リアル 朝顔 法医学者垣本由布さん

 

東海大学法医学教室 法医学者 垣本由布さん(36)歳

「女性科学者日本奨励症」受賞

年間約100体の遺体と真摯に向き合う法医学会のホープ

 

食には無頓着で毎日お昼はコンビニ弁当

2歳の娘がいるお母さん

旦那さんが料理担当で食べる係りだそうです

いい旦那さんと巡り合えましたね^^

 

命を救う医師にはならずに30歳の時法医学者になられました

人を生かす医師にはならずに何故死と向き合い続けるのか ?

 

過去の事件での経験

 

新米の頃のある冬の日に一人暮らしの70代の女性の遺体を担当

ほぼ全裸で自宅の床下収納という不可解な発見場所

第一発見者は離れて暮らす息子さん

持病なく外傷もなし

警察は他殺の可能性ありと判断

 

謎に包まれた死の真相は ?

 

解剖は危険と隣合わせ

解剖着の上にエプロンをつけ完全防備で解剖に挑みます

ウイルス対策マスク ゴム手袋は二重 目にはゴーグル

感染症対策 体液が飛んでも付着しないように

遺体に猛毒やウイルスなどが潜んでいる可能性もあるからですね

 

警察も立ち会い遺体の撮影を行いながら

身体の表面のキズやアザなど遺体の情報を細かく記録

そして臓器、最後に脳、約3時間で解剖終了

 

その結果

 

執刀医となった垣本さんはある異変に気づきます

肺の委縮です 肺の委縮は冷気の吸入で起こるそうです

 

他の臓器から導き出された原因は低体温症

 

発見時自宅の暖房はついていなかった

低体温症になってしまう原因があるはず

なぜ暖房がつけていなかったのか ?

なぜ床下収納の中にいたのか ?

 

脳の解剖すると軽度の脳梗塞の後がありました

 

亡くなる2~3日前に発症して認知症に似た症状を誘発

判断能力が落ちてしまい暖房をつけずに室温が低下して

低体温症を発症した可能性が高いと考えられました

 

低体温症の怖い所は自分が暑い所にいると思ってしまう

身体のセンサーの異常で寒いのに服を脱いでしまう

「矛盾脱衣」が起こってしまうそうです

 

冬眠する動物のように物陰に隠れようとする行動もあるそうです

だから床下収納庫に入ってしまったのですね

そこでさらに体温が下がって死に至ったようです

 

脳梗塞が2~3日前に発症したことが突き止められたワケ

脳や臓器を薄くスライスして組織で判断したり

ご近所さんも異変を感じていたという状況などから

わかるのですね

 

真実の先に社会の課題

誰も見ていない看取られない死いわば孤独死は

日々どこかで起こっているから

看取られなかった死は

誰かが後から何かを明らかにして

家族なり社会になりに返していきたいと思われているそうです

 

どんな理由で亡くなったか分かれば

第一発見者となった人に向けられる疑いも晴れますね
 
 

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死因究明は解剖だけではない

 

近畿大学・法医学教室 巽教授(65歳)

4000体以上を司法解剖している法医学界の権威

 

国内初法医学専用CTを使って解剖しなくても原因究明が可能なのです

 

難解な謎を解き明かした

ある冬の事

道に60代の女性が意識不明で頭から流血して倒れ死亡していた

頭蓋骨骨折以外は目だった外傷なし

廻りには車の事故の痕跡もなしで

警察は自己転倒の可能性が高いとみていたが

亡くなった女性の夫は妻はまだ足もしっかりしていて自分で転ぶとは考えられないと主張

単独での転倒か ? 第三者の関与があったのか ?

 

遺体は近畿大学に送られCT撮影が行われました

 

背中の右側にポケットと呼ばれるものが映っていたのです

人の身体に回転するタイヤが加わると皮膚が筋肉から引き離され

体内に空洞ができるんだそうです

車にひかれていたのですね

解剖では見逃してしまうような所をCTでは映し出されたのです!

 

警察の再捜査によってひき逃げ犯を特定逮捕に至りました

 

冬で沢山着込んでいたこともあったり

低速の場合タイヤ痕などつかないそうです

 

家族にとっても真実がわかってよかったですよね

残されたメッセージが生きている人を救うのです

 

2018年日本の遺体解剖率

警察が扱った遺体 17万174体

うち解剖された遺体 2万344体 約12%

 

解剖医もそう多くはいなくて解剖されることは少ないのですね

遺族も解剖を望まない事もあるでしょうし

全てのご遺体の声を聞くことは難しいのでしょうね

 

家の姑は入浴中の浴槽で亡くなりましたので警察の介入がありました

病院から警察署に搬送されて検視医による検案書が書かれました

肺に水はほとんど入っておらず溺死ではなく虚血性心疾患によるものと判断されました

湯船につかっている時に突然心臓が止まったのでしょう

だから苦しまなかったと分かった事はほんと救いになります

溺死だったら気づかなかったことにすごく重たい物背負ってた気がします・・・

 






 

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