1月2月に急増「ヒートショックの恐怖」と予防

温かい部屋から寒い部屋に行くと大きな温度差があり

心筋梗塞・脳梗塞のリスクになるのです

その原因となる動脈硬化を予防する方法とは ?

健康カプセル! 元気の時間より

 

寒い時期怖いのが心筋梗塞や脳梗塞

死亡者数を月別で見てみると1月2月に急増しているのです

その原因の1つがヒートショック

ヒートショックによって浴室で亡くなる人は年間約1万9000人

交通事故で亡くなる人の約4倍にもなるそうです

 
 

1年前の今頃姑(86歳)が風呂場で亡くなりました

熱いお風呂で長風呂のせいなのかなヒートショック

心臓が止まったようです

現場検証 ? に来られた警察の方が4件目とか言われていました

ほんとこの時期は気をつけないといけませんね

 
 

 
 

ヒートショック経験者・瀧内さん男性66歳の場合

 

健康状態に気になる所はなかったのですが

3年前の冬1月下旬に異変が起きたのです

 

夕食後は温かいリビングでくつろいでいました

その後お風呂へ

脱衣所・浴室は寒くて身体への急激な冷えを感じたそうです(毎日の事のようです)

 

いつものように頭からかけ湯をした所で目の前が真っ暗になり記憶が途絶えたそうです

 

風呂場の窓は少し開けてある状態で入ってから閉めるそうです

奥さんが異変に気づいて呼びかけられるまでの数十秒間ヒートショックで意識を失っていたのです

 

帝京大学医療技術学部 川杉和夫教授のお話

寒暖差によって大きく血圧が変動してヒートショックの症状が出たのだと考えられる

頭からのかけ湯で体が一気に温まり血圧が変動したからだと仰っていました

 

一時的な意識障害で済んだのよかったかもしれません

奥さんも早く気が付いた事も幸いでしたね

でも窓はお湯を張った時に閉めるべきですね^^;

 

日常に潜む危険 急激な血圧の変動の検証

 

34歳の健康な男性お二人で瀧内さん宅の寒暖差の検証開始

リビング 25.5度

脱衣所    9.2度

浴室   11.4度

リビングとの温度差約15度

 

温かい部屋での血圧 上 130

脱衣所 上 154

浴室  上 153

入浴1分後 上 131

 

寒さに体が反応しているために血圧が上がるのです

急な寒さから体から熱を逃がさないように血管が収縮して血圧が上昇するのです

 

温まり血管が緩んできて血圧が下がるのです

 

血圧の乱高下が人の体にとっては危ないのです

 

血圧が乱高下していても本人には自覚がまったくないのです

しかし血管には負担となっているのです

 

大きな負担が血管を破くと脳出血になってしまったりするのですね

 

破れなくてもダメージが蓄積されることによって血管の内側に動脈硬化が起き血栓が出来やすくなり

その血栓が強い血流に押し流されると心臓や脳で詰まってしまい脳梗塞や心筋梗塞を起こしてしまうのです

 

トイレでもヒートショックが起こるのです

10度のトイレで121から136に上昇

排便でいきむとさらに血圧が上昇してしまいます

 

排尿は急激な血圧低下を招きます

 

温度差がない生活が血管へのダメージは少ないのです

 

18度未満の室温で生活を続けると血圧上昇

心臓など循環器系疾患 高血圧 心筋梗塞 脳梗塞のリスクが高まるそうです

 

夜中の0時の地点で室温が18度を下回る部屋で寝ていると

18度以上の家に住む人と比べて10年後に6.7倍高血圧を発症しやすいという研究データもあるそうです

 

寝るときはエアコン消して寝るから絶対18度以下になっているよね ?^^;

布団から出たら寒くて一気に血圧が上がるってことですね

起きる前にタイマーで部屋を暖めていればいいれど部屋から出たら又寒いよね^^;

私はすぐに靴下だけは履くけどね^^上にも羽織るべきなのかもね

 

洗濯を干す時やゴミ出しに行くときでも上着を来て温かくして外にでるようにしましょう

 
 

 
 

日常に潜む危険 血液の変化

 

血液が変化して心筋梗塞や脳梗塞に繋がる事があるそうです

 

血液の変化って ?

 

イライラやプレッシャー、あせりや恐怖を感じると

血圧が上昇してフィブリン(血栓の素)が生まれ血液の流れが悪くなってしまうのです

フィブリンは1時間ほどで徐々に消えますが

日常生活で日々イライラやプレッシャーを感じていると

沢山たまってしまい大きな血栓になる可能性もあるようです・・・

イライラしたらまず深呼吸

自律神経が整い血圧を下げてくれてフィブリン発生の予防に繋がります

 

納豆

納豆に含まれるナットウキナーゼが直接フィブリンを溶かしてくれます

※抗凝固剤(血液サラサラにするお薬ですね)を服用中の方は納豆を控えた方が良いそうです

 

納豆には他にも嬉しい効果がありますね

・骨粗しょう症予防 ・アンチエイジング ・免疫力アップ ・ダイエット

1日1パック週に3日以上が目安のようです

大豆イソフラボンの過剰摂取はホルモンバランスを崩すからのようです

 

湯温度に注意

お風呂のお湯の温度が高いほど血栓が出来る可能性が高まるそうです

血管内には血栓を溶かすt-PAと

血栓を大きくするPAI-1が分泌していて

熱いお風呂に入るとPAI-1という物質が増えてしまい

t-PAの働きを妨害してしまい血栓が大きくなってしまうのです

41℃くらいの湯温で足元からかけ湯をして入浴しましょう

 

水風呂は避けた方が良いそうです^^

 

サウナに入って水風呂に入るとかよく聞きますよね

長年やっているから大丈夫なんて思っているとダメかもしれませんね

よくサウナで倒れたりとか聞きますものね

脳梗塞で亡くなった西城秀樹さんもサウナが好きだったようですから

血管が温度差の負担に耐えられなくなったのかなって思ったりして・・・

 

腸内細菌が動脈硬化に関与 !?

 

神戸大学大学病院研究科 医学博士 山下智也先生のお話です

 

なぜ腸内細菌が血管に影響を与えるのか ?

腸内にいる細菌は数百種類 約100兆個とも言われています

 

悪玉菌のリポポリサッカライドが血管に炎症を起こして

動脈硬化を悪化させる可能性があるようです

 

健康な人と心筋梗塞など心疾患を患ってい人の便で

リポポリサッカライドの数を調べた所心疾患の人には多かったそうです

 

その数は遺伝や生活習慣の積み重ねで決まるそうです

 

対抗策は

 

バクテロイデスという菌が動脈硬化を予防している可能性があるそうです

 

バクテロイデスを増やすと動脈硬化になりにくくなる可能性があるのです

 

心疾患を患ってい人にはバクテロイデスが少ないそうですから

 

唯一バクテロイデスを増やす方法は食物繊維の摂取

他はまだ研究中のようです^^

 

食物繊維は便通を整えて便秘の解消に役立つほかにも

コレステロールやブドウ糖などの吸収を抑え生活習慣病予防に役立つ機能を持っていますね

 

食物繊維の多い食品

玄米 胚芽米 麦めし とうもろこし

煮豆(大豆、うずら豆、あずき)納豆 おから

さつまいも 里いも こんにゃく

ごぼう ふき セロリ アスパラガス 青菜類 キャベツ 白菜

柑橘類(みかん、グレープフルーツなど)バナナ うり類

しいたけ しめじ えのき

わかめ 寒天 ところ天  など