世の中には沢山の健康法がありますね
集団を対象に集めたデータを統計的な手法での分析も行われているようです
死亡リスクに関係する生活習慣の研究データを調査したものが紹介されていました
研究対象者は828万5413人です 膨大な人数ですね^^
健康な人に共通する習慣
実際にどれだけの人が健康になったのかと言う事実を積み上げたのが統計(疫学)データです
長生きの疫学データから見えてきたのは
これまでの常識とは異なる食生活もあります
・ コーヒーを1日4杯飲む 死亡率12%減
50~70歳の男女 40万2260人に行った調査では
コーヒーを4~5杯飲む人がもっとも健康で飲まない人に比べて死亡リスクが12%低下
がんによる死亡率は量によって差がないが 心臓病 呼吸器疾患 脳卒中 感染症 糖尿病による
死亡リスクも飲む人の方が低下したそうです
東京慈恵会医科大学教授の浦島充佳先生のお話です
コーヒーに含まれるポリフェノールが活性酸素を取り除いて体の酸化を抑えてくれて
動脈硬化に起因する心筋梗塞や脳卒中を予防してくれて死亡リスクを下げてくれたと考えられるそうです
コーヒーは健康によいのです!
・ 減塩しない 死亡率45%減
減塩こそ健康のもとを覆したのはカナダ人口保健研究所の研究によってです
世界17ヵ国の男女10万1945人の食塩摂取量と過去3.7年間の死亡率の関係を調べた所
1日あたりの食塩摂取量が12.5gだと最も死亡率が低かったそうです
日本人男性の平均食塩摂取量の11.1gほどなら問題ないそうです
過度に減塩すると体温が低くなって免疫力が低下してしまうそうです
運動して汗を流す方が健康的のようです^^
高血圧予防には1日6g未満が推奨されていますものね 夜間頻尿も塩分の取り過ぎが原因だとか
ほどほどに調節しないとですね^^
・ 魚を週2回以上食べる 死亡率27%減
65歳以上の成人2692人を16年間追跡調査した所
魚を週2回以上食べる人は青魚に含まれるオメガ3脂肪酸の血中濃度が高く
食べない人に比べて平均2.2年長生きのようです
オメガ3脂肪酸は心疾患のリスクを下げると言われていますので
この研究で心疾患を原因とする死亡率に限ると35%低かったそうです
・ 辛い物を週3回以上食べる 死亡率14%減
48万2260人の中国人の男女を平均7.2年間追跡調査した所
週3回~7回辛い物を食べる人は週に1回未満の人より14%低かったそうです
辛み成分のカプサイシンが血管を拡張して身体を温め
代謝を促進したからだと考えられます
ただし食べ過ぎると胃腸に負担がかかるので注意が必要のようです
・ 1日1杯お酒を飲む 死亡率27%減
男女48万7375人を9年間追跡調査した所
1日1杯飲む人が最も死亡率が低く、飲まない人に比べて27%低かったそうです
1日1杯程度の飲酒は動脈硬化を抑制する善玉コレステロール値をあげて
血液の循環を改善する効果があります
飲みすぎると全がんのリスクが増すので控えめにしましょう^^
・ 小太りである 死亡率6%減
病気した時には体重が減ってしまいます
ある程度体重があったほうが体力消耗が少なく病気に立ち向かえます!
・ 犬を飼っている 死亡率33%減
犬とのスキンシップで幸せホルモンのオキシトシンが分泌されて
ストレスが緩和されます
毎日散歩させることで運動にもなり、外に出るという事で
社会的な繋がりも持てる事が死亡率低下となるのですね
・その他
友達が多い 死亡リスク33%減
退職せず仕事を続ける 死亡リスク11%減
週3時間半の読書 死亡リスク20%減 脳の血流改善
貧乏ゆすり 死亡リスク37%減 血行改善で血栓予防
週1~2回運動する 死亡リスク34%減
テニスをする 死亡リスク47%減
他はそうそうと思う事ばかりでした!