暑い街「熊谷に学ぶ」熱中症対策クイズ

 

「自分は熱中症にはならない」と過信しては危険です

残暑の9月まで注意が必要なので

熱中症対策はまたまだ気が抜けません!

健康カプセル! ゲンキの時間

 

氷嚢で冷やすとよい場所

首筋と脇の下 皮膚の近くを太い血管が通っている為

氷嚢を当てると全身を効果的に冷やすことが出来ます

 

おでこを冷やすと脳が身体がもう冷えたと勘違いして体温が下がりにくくなるそうです

 

 

暑い街で有名な埼玉県・熊谷市に学ぶ夏を快適に過ごす方法

 

暑さ対策プロジェクトチーム サブリーダー小林良介さんのお話です

 

熊谷はなんで暑いの ?

熊谷には2つの暖かい風が来ていて

1つは東京からのヒートアイランド現象による南からの温かい風

もう1つは秩父の山から吹き降ろしてくる風が

気温が上がるフェーン現象となっているのです

この2つの風によって他の地域よりも気温が高くなってしまうのですね

 

熊谷 観測史上最高気温 2018年7月23日 41.1℃

 

しかし

熊谷市では重症の熱中症の人は少ないそうです

全国と比べると軽症の人は多いのですが

中等症の方は少ないのです

やはり暑いと認識している市だからきちんと対策をとっているんでしょうね

 

熱中症対策

 

「熊谷すごろく」

遊びながら熱中症対策が学べるようになっているんですね^^

クイズマスがあってそこに止まるとクイズに答えないといけないのです

 

曇りの日は日差しが弱いために熱中症にはなりません 〇か×か ?

 

正解は×

曇りの日でも蒸し暑いと熱中症になる場合がありますので油断しない様にしましょう

 

暑い時にはげしい運動をした 体温レベル+1

など

遊びながら学べるようになっているのです^^

 

「熊谷すごろく」は一般の方に貸出しされているそうです

 

熱中症対策クイズ

 

問題1

熱中症の初期症状は次のうちどれでしょうか ?

A 頭痛 B 寒気 C こむら返り

 

問題2

運動後30分以内に〇を飲むことで最も熱中症になりにくいと言われています

その〇に入る飲み物は次のどれでしょう?

A 牛乳 B レモン水 C 炭酸水

 

問題3

熱中症で重症化しやすいのは〇型熱中症と言われていますが

次のどれでしょうか ?

A ドンドン型 B ズキズキ型 C ジワジワ型

 

 

 

 

正解

問題1 全部! ^^

暑い環境で頭痛や寒気が出たときは熱中症の可能性を疑ってほしいそうです

こむら返りは脱水症状のサインです

 

どれも初期症状として出てくることがあるのです

 

暑い環境に長くいた場合に後から起こる体調不良はまず熱中症を疑う

 

経度の熱中症(めまい・立ちくらみ・こむら返りなど)の対処法

 

涼しい場所に移動 身体を冷やす 水分・塩分・糖分の補給

 

中度の場合(集中力や判断力の低下・吐き気・倦怠感など)

 

経度と同じ対応をして改善しなければ病院へ行く

 

重度の場合(けいれん・意識もうろう・体温が高くなるなど)

 

救急車を呼ぶ

 

問題2の正解は Aの牛乳です

 

熱中症予防の条件の1つは汗をかいて体温調整をすることですが

そのカギとなるのが血中水分量なのです

 

身体を動かした後に牛乳を飲むと血中の水分量が7.6%upするんだそうです

水分を引き寄せるアルブミンが増えるためだそうです

そして体温調節機能が向上するのです

 

炭酸水は胃の働きを活発にする働きがあるので

水の吸収率はアップします

 

レモン水は疲労回復の効果が期待できます ビタミンCも含まれています

 

問題3の正解はCのジワジワ型熱中症です

 

熱中症は身体が暑さに慣れていない梅雨明けの時期と

8月中旬に患者さんが多くなります

それはジワジワと暑さに身体がやられて

夏バテが引き金になって重症の熱中症になってしまうのです

これからの時期に夏の疲労が蓄積したジワジワ型熱中症が起こりやすくなるのですね

亡くなる方の多くがこのタイプなんだそうです

 

まだまだ危険な時期真っ最中なので

早め早めに疲労回復しておかないといけないですね

 

トイレットペーパー

熱中症の予防法が印刷されたトイレットペーパーを1万個作成して

熊谷駅や商業施設に備えるそうです

 

熊谷駅の階段には涼しさを演出するアート作品が描かれているそうです

 

 

人は見た目で感じる温度が変わってくると以前テレビで見ました

ブルー系の部屋にいると同じ気温であっても涼しく感じるようです

脳は騙されてしまうのでしょうね(笑)

 

熊谷イチオシの熱中症対策は麹の甘酒

ビタミンB群・アミノ酸・ブドウ糖・オリゴ糖が豊富で塩分も含み

吸収が早くて飲む点滴と言われています

 

熊谷に住んで40年熱中症とは無縁の66歳の女性は

窓を閉めてつけるので圧迫感を感じてクーラーが嫌いなんだそうです

 

高齢者は暑さを感じにくくなるからクーラーをつけない人が多いようです

65歳以上の人では室内で熱中症になる方が多いんですね

 

クーラー嫌い克服法とは ?

 

家族がまめに付ける様に促す

一人暮らししていても今は携帯とかで簡単にやりとりができますものね

 

冷えない様に足もとは温かくしておく

直接風を当てない様にする

 

夏野菜(きゅうり・ナス)は体を冷やしてくれる効果があるのでしっかりと食べる

 

栄養のある物しっかり食べないといけませんね

 

鉄玉子(税別980円・株式会社飯田)が売れているそうです

岩手の伝統工芸品、南部鉄器の一種です

 

 

鉄玉子を入れて水を沸騰させると鉄分が溶け出すので(1Lにつき0.042㎎)

手軽に鉄分補給ができるそうです

 

鉄分が不足すると血の巡りが悪くなってしまって

めまいや失神などが起こってしまい熱中症の原因のひとつとなってしまうのです

 

汗と一緒に塩分だけでなく鉄分も流出してしまうのです

味噌汁やお茶を作るのに入れると疲れにくくなる効果も期待できるようです

 

50度超えの国があるようですが熱中症でなくなる方はほとんどいないそうです

それは外に出ないからだそうです^^

涼しい部屋で過ごすことが一番の予防のようです

そりゃそうだね(笑)