日本の医療が大きく変わる ?!
おはよう朝日です 岩本計介の朝トレ! より
厚生労働省ががんゲノム医療をルール化
年内に基本的方針をまとめて来年4月から公的保険の適用検討
患者となった人が安く医療を受けられることになるのですね
全国11カ所の中核病院などでゲノム医療を身近なものにしていこうと
国をあげた動きが加速するのです
中間拠点病院
北海道大病院 東北大病院 国立がん研究センター東病院
慶応大病院 東京大病院 名古屋大病院 国立がんセンター中央病院
名古屋大病院 京都大病院 大阪大病院 岡山大病院 九州大病院
ゲノムとは ?
遺伝子(gene)と染色体(chromosome)を合わせた言葉
遺伝情報の全体の事をさします
ゲノムを解析すると
がんの原因となる遺伝子の異常を特定することが出来て
がんの治療に役立てる事が出来るのです
ゲノム医療は何が違う ?
これまでのがん治療は
原因が違っていても同じ臓器のがんには同じ薬を使っていました
そのために効果のない事もあったり副作用が強かったりがあるのです
ゲノム医療では
どの遺伝子が傷ついたのかなど遺伝子解析によって原因を特定することで
遺伝子に効く薬を使えるようになるのです
無駄な薬を使うことなく副作用も抑えられるようになるのです
遺伝子で解析するので病気になった人だけではなくて
これからの予防だったり再発の防止などに役立てるメリットはあるようです
ゲノム医療費用
今は保険がきかないので ものすごく高い!
自費診療なので50万~100万
慶応大学病院が低額での検査法を開発
手順を効率化
費用が高いのは一人ずつの遺伝子を検査するからなので
100人分を一緒に検査できるシステムを使用して
遺伝子異変の有無を確定は出来ないが疑いがあるかどうかの判別が出来ます
そのため数万円で検査が可能になるようです
しかし次の段階の投薬の段階までには至らずのようです
そしてその遺伝子情報は個人の情報となるので管理の事など
まだまだ様々な事を考えていく必要性があるようです
政府は健康で過ごせる寿命 健康寿命を3歳引き伸ばしたいと考えているんだとか
男性で72歳 女性で74歳の健康寿命を70代の後半に持っていきたいというのが政府の狙いのようです
なので様々な治療法の確立を検討しているのですね
以前に書いた記事です↓↓↓
がんゲノム医療とは ?
4月からは手術支援ロボットの費用が保険適用となって
誰でも安く受けられるようになりましたね
光免疫療法も近い将来誰でも受けられるようになれば
がんは怖くない病気になっていくかもしれませんね
がんの検査や治療費が高いとか
治らない病気だと怖がらなくてもいい時が早く訪れるといいなって思います
アメリカではもっと高い治療法があるようです
CAR-T療法といって
患者から採取した免疫細胞を改造して 癌を見つけて殺せるようにして体内に戻す技術なんだとか
全世界で260の臨床研究が進行中で現在は血液腫瘍で有効性が確認された段階のようです
1人5000万円以上の費用なんだそうです(驚)
お金持ちの偉い方限定かしらね^^;
イカサマがん治療に注意
無料がん治療相談窓口など、親切な相談窓口を装って、実際には相談に来た患者を保険外の高額イカサマ治療に誘う形態が増えています。
一見するととても親切な人たちに見えますが、相談するとうまく高額のイカサマ治療に誘われてしまう可能性が高いです。
見分け方としては、サイト内のリンクに自由診療を中心に行っているクリニックなどが入っていることが特徴です。ご注意ください。
自由診療などの保険が利かない治療は
国がその治療が安全で有効性があると認めていないのです
高額な治療費だけ取られて治らない事になったり命を落とす事にもなりかねないので
注意が必要ですね
2019年5月30日 追記
厚生労働省はがんゲノム医療の検査システムの
公的医療保険の適用を決めました
全額自己負担だったのが6月より保険が適用されて
数十万かかっていた自己負担が1~3割で済むようになります
対象は固形がん(血液がん以外)で手術や抗がん剤が効かなかった人や
治療法がない希少がんや小児がんの患者さんのようです
“がんゲノム医療をルール化・保険適用で身近な治療になる日は近い ?” への2件の返信
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