気にならなければ手術はしなくてもいいらしいけど
腸が出たり入ったりすると気になるようだし、少しふくらみも大きくなったようですから
ついに旦那さんは意を決して手術に挑みます(笑)
初めての外科手術にビビッている様子^^;
まぁね糖尿病というリスクがあるので仕方ないのかもね
傷の治りがよくないとか聞かされてるようですからね^^;
でも脳梗塞を治療した病院だし糖尿病で通っている所だから少しは安心かな
※同じ病院で治療受けると治療費も少しは安くなると後で知りました
大きな病院なら違う科を紹介してもらうと良いそうです^^
麻酔の合併症 脳の障害(脳梗塞、脳出血など)
術中、術後の脳梗塞や脳出血は以前に起こしたことがあるなど
もともと危険性の高い方ではごく稀に起こることが報告されているようです
たった2泊3日 「あれはいるかな ?」 とか聞くけど
もうおっさんなんだから自分が貰ってきた入院の資料みれば
何が必要なのかわかるでしょ!
なんかウザイのであります(笑)
結局ペンと印鑑が必要でしたが持って行ってませんでした
後からで間に合ったからよかったです^^;
1時間ほどの手術だけど付き添いがいるようですので行かないといけません
日帰りでも手術してくれる所もあるので比較的簡単な手術かなって思ったのですが・・・
鼠径ヘルニアとは
鼠径部(太ももや足のつけね)部分に多く発生し腹膜や腸の一部が筋膜の間から皮膚の下に出てくる
中高年の男性に多い下腹部の病気です
年と共に筋肉量が減ってきて隙間が出来てしまうんですね
自然に治ることは残念ながらありませんし 治す飲み薬もなくて手術が唯一の治療なのです
白身魚やかまぼこ・ちくわの練り製品食べて筋肉量増やさないといけないわ^^
もう遅かりしか^^;
鼠径
昔は脱腸としか言わなかったような気がするのですが ?
どんな病気かよく知りませんでしたが、脱腸と聞くとなんかイメージが悪いのです^^;
大腿ヘルニア
女性に多く特に出産後の女性に多いのが特徴です
そけい部の下 足への血管の脇へはみ出すヘルニアだそうです
最も嵌頓(かんとん)を起こしやすいヘルニアなので早急に治療が必要なんだとか
怖~い 嵌頓(かんとん)状態とは
ヘルニア部分が筋肉でしめつけられ戻らなくなった状態のことです
腸が嵌頓を起こすと、腸の中を食べ物が流れていかなくなってしまい腸閉塞を起こします
しめつけられた腸に血液が流れなくなり、腸の組織が壊死(死んでしまう) して命に関わることもあるようです
嵌頓が起きた場合には緊急手術が必要となり、腸の壊死があった場合には腸を切除しなくてはならないこともあり、
長期の入院治療が必要になるようです
手術前検査
血液検査 心電図 レントゲン 肺活量
なんで肺活量 ? と思って調べたら
全身麻酔の後は肺のふくらみが不十分となり、また痰が多くなりしかも出しにくくなるため
肺炎をはじめとする肺の合併症を起こしやすい状態になるからのようです
たばこ吸ってるから肺活量ダメなんじゃないのって思っていたら
全然問題なく強いくらいだったらしいわ^^;
手術法
5センチほど切開して医療用メッシュと呼ばれる網目状の人工シートを当て布のようにして補強するようです
傷口は5cm程度ですがふくらみが大きかった分メッシュシートの範囲は大きいようです
手術当日
朝から食事はダメ 昼も夜も抜きでした~^^
胃の内容物が逆流して肺の中へ流れ込むことで
誤嚥(ごえん)性肺炎をおこす可能性があるためのようです
髭を剃って下さいと言われたようですが剃らずに病院へ
呼吸器のテープが貼れないとかの理由のようでしたが
その程度なら大丈夫ということで免除となりました
髭剃ったら外歩けないらしい(笑)
わかる!間が抜けた感じでおかしいもん(爆)
午後1時5分頃から手術開始
血栓予防のための弾性ストッキングを着用
事前の許可で学生さん1名が勉強の為最初から最後まで見学ありでした^^;
麻酔法は閉鎖循環式麻酔 78分間
全身麻酔では静脈麻酔薬で入眠した後、呼吸ができる気管内チューブを気管に挿入
揮発性麻酔薬(セボフルレン)をこのチューブを通して酸素とともに肺から吸入させる吸入麻酔です
手術は1時間20分かかりました
私は手術室の近くの物置のような部屋で終わるの待っていました^^
最近の麻酔薬は投与を中止すれば速やかに覚醒するはずなのに
手術室から出てきてもまだ麻酔は覚めておらず病室まで運ばれました
そこで医師や看護師さんの声でようやく意識が戻ったのです
麻酔の覚めるのが遅かったみたいで
麻酔科の医師も心配だったようで病室まで見に来られました
看護士さんが「よく戻ってきてくれた」なんていうんですよ
簡単な手術かと思っていたのにやはり全身麻酔は怖いんですね>_<
吸入麻酔だったからか術後にたんが絡んでいる感じでした
暫くは酸素マスクつけておくように指示されました
低酸素脳症予防のようですね
手術前は禁煙したほうがよいんだとか 後から知ってもう遅かりしですけどね
手術前に1日禁煙するだけでも血液が酸素を運ぶ力が回復し麻酔の安全性が高まるんだとか
たぶん禁煙は半日ほどだったからな・・・
ほんとうに日帰りで手術なんて出来るの ? って疑問に思えました
調べたら麻酔の方法に違いがあるようでした
軽い麻酔になる感じで特化した手術のプラグラムがあるようです
持病がない人なら日帰りの軽い感じの手術ですむのかもしれませんね
手術が始まる前に血糖値を計ろうと指から血をだして
測定機にかけようとしたら
まさかのタイミングで電池切れでやり直し
この地点から不安要素があったのかもしれません^^;
手術なんて身近でも私も経験なし
脳梗塞の時は意識もちゃんとあったし3週間くらい点滴だけだったから
怖いという思いはなかったけど
今回は怖かった
1時間20分と短くても大変なんだと知りました
帝王切開の麻酔で亡くなった愛犬はいました・・・
もし私の子宮頸がんが残存で手術に8時間とも10時間ともいわれていたの
受けていたらどうなっていたんだろうって思いましたね
回避できたことがほんとありがたい事だったなと改めて思えたのでした
入院2日目
昨日より元気になっていました^^
ベットにも腰かけられるようになってたし
朝から飲み物買いに行ったりウロウロしてたらしい
おまけに外でたばこまですってたらしい>_< 不良患者なのだ
入院3日目
3日ほどなら車を駐車していても大丈夫そうなので
タクシーでいくか迷って結局運転して行ったのです
帰り運転できるのか心配でしたけど
無事に自分で車運転して朝10時ごろ帰ってきました^^
医療費7万5000円ほどです 個室に入ったので+32400円
便もでたようですし、腹圧のないようにしながら生活して
後は日にち薬かもしれません
1週間後に抜糸で完了です