脳梗塞は
人生を一変させて時には命さえ奪ってしまう病ですね
病気のサインを見逃がさずに早く対策することの情報です
今日の健康より 峰松一夫日本脳卒中協会理事長のお話です。
脳梗塞
脳卒中は日本人の死因の第4位(平成27年厚生労働省調)
その中で多くを占めるのが脳の血管が詰まってしまう脳梗塞なのです
最近では治療やリハビリが飛躍的に進歩してきてるので
脳梗塞のサインに早く気付けば命も守れますし後遺症も軽くて済むようです
血栓とは血小板の塊です
血栓は動脈硬化でできた傷を治そうとする働きの為出来るものです
出来た血栓が血流で流されて先の方で詰まってしまう場合もあります
脳梗塞の3分の1は心臓で出来た血の塊(血栓)が詰まる事が原因なのです
ノックアウト型脳梗塞(心原性脳塞栓症)
その他の脳梗塞に比べて重症化しやすく死亡率が高いです
ほとんどの人が知らないタイプの脳梗塞のようです
メカニズム
血液が入ってくる心房が細かく震える不整脈(心房細動)によっておこります
細かく震える状態になると血液がよどみ塊りやすくなり血栓が出来やくなります
心房でできた血栓が心臓から流れ出て脳まで運ばれると脳の血管が詰まって脳梗塞が起きてしまいます
心臓で出来た血栓は血管で出来る血栓より格段に大きいので脳の大きな血管が詰まる事になり
影響が広範囲となるので重症化となり7~8人に1人の割で命取りになったり
半分以上が助かっても要介護になるケースが多いようです
予防
心原性脳塞栓症の8~9割が心房細動という脈の不整の病気が原因です
心房細動の発見が予防に繋がります
心房細動簡易チェック方法
自分で脈の測定をします
手首で測定
手首のしわ(親指側)を基準に 人差し指 中指 薬指を当てます
指を立てた方がわかりやすいようです
30秒ほどリズムを計ります
早さではなくリズムに乱れがあれば心房細動の恐れがあるので心電図などの検査が必要のようです
自分で脈の測定を定期的にしてみることは大切のようです
注意すべき人は動脈硬化がある人や高齢者・生活習慣に問題のある人
自覚症状のある人 胸騒ぎ(動悸) 息切れ 胸痛 は積極的に脈の測定が必要のようです
心房細動の治療は抗凝固薬を飲む事のようです
今は薬の種類も増えていて 薬や食べ合わせの制限が少なかったり
合併症をひき起こす恐れが少なくなってきているそうです
余談です
韓国ドラマが好きでよく見ています 史劇も好きなんです
史劇に出てくる宮廷の医者は脈で懐妊してるとかどこが悪いとか診断するんですよね
ほんとうにわかるの ? ていつも思うんです わかると思われますか ?(笑)
その他の脳梗塞
ラクナ脳梗塞 細い血管が詰まる
アテローム血栓性脳梗塞 太い血管が詰まる
梗塞がどこに起こるかにより症状は重いものから軽いものまで様々です
予防のポイント
動脈硬化の原因となる病気 高血圧 糖尿病の治療
喫煙 大量飲酒 塩分と脂肪 運動不足の肥満
生活習慣の改善することが大切です
動脈硬化の薬 抗血小板薬もあるようです
薬飲むより毎日の食生活や生活習慣を改めた方がいいような気はします^^
家の旦那さんは9年ほど前に糖尿病2型から脳梗塞を発症しました
糖尿病とは血液中のブドウ糖が十分に使われずに多くなりすぎてしまう病気です
症状が進めば体中の血管を糖が傷つけて脳梗塞や心筋梗塞のリスクが3倍になってしまうのです
ヘモグロビンA1cが8位あって血液ドロドロ状態でした タバコも吸うし塩系が好きだからね>_<
脳梗塞になって糖尿とわかったのです 遅かりしですね^^;
以来薬は飲んでいます^^
知り合いも糖尿病ですがしびれているとかいいつつ病院にも行かず放置していて
少し前火鉢に足を乗せてうたた寝中にやけどしてたようです
普通なら熱いって気がつきますが足にその熱いとか痛いとかいう感覚がなかったようです
まぁこれがきっかけで病院に行き治療開始のようです
足が壊死してしまう前で良かったのかもしれません
ここまでひどい糖尿病でも脳梗塞にはなっていません
どんな病気も人それぞれなのですね・・・