マルコポロリより
事故物件運営者・大島てるさんが伝授する
悪徳業者に騙されない事故物件の見極め方のお話です
気をつけるポイントは ?
事故物件
土地や建物マンションや物件の部屋 共用部分で殺人 自殺 火事 孤独死といった
なんらかの原因で居住者が亡くなった経歴のある訳ありの物件のこと
生活するには支障がないのですが ? 精神的な苦痛を感じる人が多いため
住みたくないというのが本音ですね
そのために入居者には事故物件だという告知義務があるのです
でも実際には告知されていないケースも数多くあるそうです
それは物件の説明義務を定めた宅地建物取引業法に違反の可能性があります
3年前には大手不動産仲介会社で内部告発により
告知義務違反が発覚して入居者に謝罪するという騒動もあったのです
事故物件サイト運営者 大島てるさん
悪徳業者による被害を減らすべく立ち上がった人です
運営サイトでは 無料で地図上の正確な住所と中には建物の外観の写真が掲載されています
掲載物件数は約4万件 しかしそれは氷山の一角に過ぎないらしいです・・・
サイト開設は13年前それ以降の事故物件の数をカウントしても1割という数なので実際はどれだけあるのやらですね・・・
告知義務に関する判例
東京地裁 平成13年 2年前の自殺 告知不要
東京地裁 平成12年 約50年近く前の殺人 告知必要
告知義務というのはグレーな部分で司法の判断でもケースバイケースのようです
自らの目で事故物件を見極めることが重要
7つのポイントで事故物件の可能性があるものは ?
予想してみて下さいね 答えは下の方で^^
1 マンション名が突然変更になっている
2 玄関に盛り塩が置かれている
3 部屋に悪臭が漂っている
4 風呂場だけがリフォームされている
5 定期借家物件として安く貸し出されていた
6 隣の部屋が空室または倉庫
7 家賃の値下げ交渉にすぐに応じる
事故物件の可能性があるのは4つです(あくまでも可能性があるという事です)
1 マンション名が突然変更になっている
殺人事件などがあってマンション名が報じられた場合 マンション名を変える場合が多いようです
中には外壁などの見た目まで変えてしまう事もあるようです
何故名前が変わったのか理由を確認したほうがよい
4 風呂場だけがリフォームされている
風呂場で亡くなった場合痕跡を消すためにお風呂ごと取り替えてしまう
お金もかかる事なのでオーナーさんの良心の表れですね
他にもドアやベランダだけが新しいくリフォームされているのは火災事故があった可能性もあるようです
5 定期借家物件として安く貸し出されていた
事故物件であることを伝えて 定期借家物件として短期間だけ安く貸し出して
次の人には何も伝えず優良物件として貸し出す手口も多いようです
一人目だけ言って二人目には言わなくていいというのは都市伝説のようなもののようです
6 隣の部屋が空室または倉庫
事故があった上下左右の部屋には告知義務が発生しないのです
いわくつきの部屋は倉庫や空室にしておいて
周りの部屋には何も告げずに貸し出すケースもあります
事故物件の業界の値下げの目安
飛び降り自殺 0~10%引き
孤独死 10~20%引き
自殺(室内) 20~30%引き
殺人 30~40%引き
気になった点があれば不動産業者に細かく質問することが大切なようです^^
高齢者の独り暮らしとかは孤独死などになる事もあるかもしれないから
高齢者には部屋を貸してくれないそうなんです
でも事故物件はこれからも減る事はないような気はします・・・
余談
松竹芸能の松原タニシさんという芸人さんは
事務所の企画で事故物件に住んでみるなんてやられているそうです
10年くらい ? テレビに映ったことがないから引き受けたとか^^;
今もいろんな所に住み渡り歩いているのかな ?
みんないろんな事情があって亡くなったんだから
そんな事してテレビやマスコミにでてていいのかしらね
なんて思うのです・・・