子宮頸がんステージⅢbの治療1 放射線化学療法をうけました

子宮頸がん(扁平上皮癌)のステージが進んでいるので

手術は不可能ということで同時化学放射線療法(CCRT)

カルボプラチン、パクリタキセル併用

という標準治療が始まりました






放射線治療の目的



増殖が盛んな腫瘍細胞は正常細胞より放射線に対する感受性が高く

同じ放射線の量でも腫瘍細胞のほうが大きくダメージを受けるようです

それでも正常細胞もダメージを受けてしまうので

正常細胞への放射線量は少なくなるような照射方法を工夫しているのです

子宮頸がんは放射線治療が効きやすいがんだそうです

白金(プラチナ)製剤の抗がん剤は、

がん細胞のDNAに作用して増殖を抑える働きがあり、

放射線治療の効果を高める作用もある事がわかっています


私の場合は白金(プラチナ)製剤でもシスプラチンではなく

カルボプラチンを使いました

抗がん剤 カルボプラチンについて




抗がん剤のイメージ



私の持つ抗がん剤のイメージは、吐き気 脱毛 でした

覚悟を決めて 長かった髪をショートにして入院しました

主治医も きつい薬なので 「抜けます」 と断言しました

でも 用意してあった帽子も必要ありませんでした

ウィッグのサイト巡りして どんなのにしようか悩んでましたけど(笑)

まったく影響なしという訳でもなくて 

少しは抜けて薄くなったなって感じでした

個人差あるのでしょうね 運がよかったのかもしれません

自分の身体に感謝です

主治医も 「大丈夫抜けませんよ」 とかいって

みんな抜けてしまったら責任とれませんもの

「抜けます」と言った方が後々安心ですよね(笑)

1回目の抗がん剤は最悪



朝9時から昼前頃にかけて

1回目の抗がん剤を受けたその夜はまさに地獄でした・・・

朝まで10回以上は トイレに駆け込み嘔吐

これが後5回も続くのかと 悲壮になったけど

薬剤師さんが 病室に様子を見に来てくれたとき

吐き気がすごいと話したら薬を変えてくれて

後の5回は 嘘のように吐き気は襲ってこず

1回目からその薬にしてくれてたらよかったのにって思いましたよ^^;

今はなるべく 副作用を起こさないように 薬を上手に使うそうです

吐き気止めも良いのがあって 本当によく効きます


他の副作用



副作用は他にもあるのです

白飯が食べられない 匂いがダメ

普段あまり食べない 匂いの優しい果物が 食べられたり

嗜好に変化がありました

体重も減ってスリムに ガリガリにはなりたくなーーーい

病人だけど見た目病人ですっていうのが嫌だったな 

退院したら食欲も旺盛になって

1年後の今は このままでは やばい!  

と思えるくらい増えてきています^^

自己管理



入院して精神的な副作用なのか 血圧が 上が200超え

看護士さんが 血管切れたら 大変だぁ~って 降圧剤飲むことに

これも退院して 暫く降圧剤飲んでいたけれど 安定したので

今は止めています 

その変わり 毎日3回は血圧の測定、記録は付けていますよ

自己管理は大切です

放射線の外照射



放射線の外照射は 何の苦痛もなく 25回終えることが出来ました

見えないところで放射線の影響はあります

がん細胞を壊してくれるけど 

なんともない細胞も影響は受けますから

下痢という形で出てきます 

これも薬使って楽になりますので心配はないです

ただ入院していても 治療に影響がないように

ちゃんとお腹の調子など自分で把握して薬を飲みます

放射線治療中 お腹が痛くなったら大変ですから^^;

我慢できる時間が短くなりますから(泣)

整腸剤飲んだり 下痢止め飲んだり お腹の調子も 

自己管理です


子宮頸がんステージⅢbの治療2 放射線治療の目的と過程



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