猛暑の夏を経て私たちの血管はダメージを受けて老化が進んでいるかもしれません
血管の老化を防ぐ方法は 日々の食生活にあるかもしれません
高血圧の予防、超悪玉コレステロールの撃退方法とは ?
ソレダメ! スペシャルより
猛暑による血管の老化
協立女子大学 上原誉志夫教授のお話です
記録的猛暑で体温調整の為に血管を酷使した為に
血管の老化が急増しているようです
20~40代の若い世代でも血管年齢が50代60代はザラ
それだけ簡単に血管は老化しやすいんだそうです
女性は50代から女性ホルモンが低下するのに伴って
血管の機能が急速に低下してしまうそうですので要注意です
血管の老化で起こるトラブルとは ?
血管の老化によって起こる不調は「高血圧」
血管に老廃物等が溜まり凹凸が増えると血の流れが悪くなります
すると心臓はより大きな力で血液を流そうとします
これが高血圧の状態です
常に血管に圧力がかかり「狭心症」や「心筋梗塞」「脳梗塞」を引き起こしやすくなります
高血圧の身近な要因
塩分の過剰摂取
日本人は世界的に見ても塩分の摂取量はとても多いのです
塩分を必要以上に摂取すると
血液中の塩分濃度が上昇それを薄めようと全身の細胞から水分を出します
すると血液の量が増加、心臓は普段より強い力で血液を送ろうとします
結果、高血圧となってしまうのです
お味噌汁効果 物体Xを発見!
日本は世界でも食塩の摂取量は多いのですが
高血圧の人口は摂取量の少ない国より少ないのです
この矛盾は日本人がよく食べている「お味噌汁」にあるのです
納豆や豆腐にはない効果があるのです
大豆に含まれるACE阻害活性が血管を広げ血流がスムーズになり血圧低下するのです
腎臓は血液をろ過して老廃物や塩分を尿として排出するのが仕事です
味噌の中には腎臓の働きをサポートし血液中の塩分の排出を助ける成分が
含まれていることが分かったそうです
その成分はまだ発見されたばかりで名前がないそうです
なので物体Xとされています^^;
物体Xは摂取した塩分の30~50%排出してくれるそうです
物体Xは熱に強いと言う特徴があります
味噌汁や味噌炒め、味噌焼きでも効果かは衰えないのです
全ての効果は「米麹味噌」限定です
麦みそやもろみ味噌ではダメ! だそうです
高血圧予防がさらに効果的な味噌汁の具材は ?
わかめです
海藻類に含まれるカリウムには塩分を排出する作用があります
様々な実験データを見るとお味噌汁なら1日2杯が最適だそうです
血管老化の元凶! コレステロール
コレステロールは脂質の一種で肉や卵に含まれています
以前は、コレステロール = 悪者
のイメージでしたがコレステロールには善玉と悪玉が存在していて
それぞれが身体に必要不可欠な大事な仕事をしているのです
コレステロールの役割は ?
血液中には2種類のコレステロールが存在しています
・ 悪玉コレステロール
老化などによる血管の傷を修復する働きがあります
が
傷ついた血管の修復を終えてもその場に張り付いたままになっていて
血液の流れを妨げてしまう厄介な性質もあるのです^^;
・善玉コレステロール
邪魔になった悪玉コレステロールを運んで血液の流れをスムーズにしてくれます
以前はコレステロールを抑えるために卵は1日1個までと言われていましたが
2015年からは制限がなくなりました
恐怖の新発見
善玉でも悪玉でもない第3のコレステロール
超悪玉コレステロールが存在するのです
血管の壁に張り付いたコレステロールを調べると
悪玉が3割 超悪玉が7割という事が判明したそうです
悪玉と超悪玉の違いは ?
コレステロールの酸化によって
悪玉コレステロールが小さくなったのが超悪玉コレステロールなのです
小さいので善玉コレステロールが上手く運べなくなり
血管の老化の元凶となってしまったのです
超悪玉コレステロールが多くなると体に現れるサインがあります
・ 肌にアザのような斑点
・ 歩いていると「もも」や「ふくらはぎ」が痛くなる
こんなサインが出たら要注意です!
超悪玉コレステロールの退治法とは ?
たまねぎです
生食よりも加熱することが大切です
加熱することによって「セパエン」と「トリスルフィド」がパワーアップするのです
この2つの成分は強い抗酸化作用があり
悪玉コレステロール値を下げる事が確認されています
健康にかかせない若々しい血管の為に
わかめの味噌汁(米麹の味噌)を1日2杯限度と
加熱したたまねぎを
積極的にとっていきましょう