休眠預金活用法が今年1月から施行されています

たんすの中に眠っている通帳はありませんか ?

今年から法律が施行されて

銀行の口座に眠っているお金を有効活用する制度が始まります

ちちんぷいぷい

辻憲(ツジケン)のコレだけニュースからの情報です


 

 

休眠貯金

 

休眠貯金とは 10年以上出し入れのない口座のお金のことです

 

このような預金はいくらあるかというと

全ての人を合わせて年間700億円もあるそうです

 

休眠貯金となった場合

使われる可能性が低い口座として一旦使用停止状態になるのです

そのお金はこれまで口座の管理など含めて各銀行の収入になっていたのです

 

そのお金を社会の為に役立てようと言う取組が始まるようです

 

休眠預金活用法

 

2016年12月に成立して 2018年1月に施行

 

700億という休眠預金のうち500億円を貧困家庭の子供や若者の支援をする

NPO法人の助成などに使う方針のようです

 

すでにイギリスと韓国はこの取組を行っているそうです

 

2009年1月1日以降10年以上取引のなかった口座は

2019年1月1日に休眠預金となります

1万円以上残高がある場合は金融機関から郵送などで本人に連絡があるそうです

住所変更などしていた場合金融機関がどこまで追跡してくれるのかはわかりません

 

街の人に聞いてみると結構みなさん休眠預金をお持ちのようです

1000円以下位だと面倒でそのままにしているようです

1000円単位でしか引き出しできないイメージが強いですが^^;

今はキャッシュカードがあれば1円単位でも引き出しできるんですよね

 

休眠預金はどのように使われる ?

 

医療ケアの必要な子供たち

症例のすくない難病の人

地震や津波など不幸な出来事で経済的に困窮している子供たち

身近だけどサポートが難しい事例を休眠預金のお金を使って

しっかり支えていきましょうという方針のようです

その方針がしっかと実行されることがポイントのようです

 

イギリスでは休眠預金を2010年代から制度が本格的に運用されていて

お金がどのように使われているのか詳しく開示されているようです

 

ほっていたら何にもならないお金が積み重なっていくと

社会課題の解決のための大事な財産になるのですね

日本もきちんとイギリスのように開示して

よい使い方をして頂きたいですね

 

私達にすれば無駄にほってある何百円か残っているお金は

社会に寄付した事になるのかなって思います^^

 

休眠預金は取り戻すことが出来るのか ?

 

平成13年から17年間使っていない通帳に1万4000円残っています

銀行さんに問い合わせてみると

この口座は17年間放置してあったので休眠預金になっていて

このままでは使う事が出来ない状態です

 

まず通帳を窓口に持って行って口座の状態を確認してもらいます

15歳以上の方の口座であれば本人が行かないといけません

 

口座を復活させるためには

通帳と印鑑(口座と別の物でもOK)

本人確認ができる書類(免許証・パスポート・健康保険など)

通帳とは別の支店でもOK
 

 

 

預金者の権利

 

10年経てば休眠預金になりますが

通帳がある場合は

休眠預金になったとしても銀行に申請すれば

利息分も含めて戻ってきます

 

通帳がない場合でも

支店名 印鑑 本人確認書類などの手掛かりがあれば

窓口で調べてもらう事も可能です

 

亡くなった親族の通帳が手元にある場合

死亡を銀行が把握すると口座は凍結されます

(役所などから銀行に連絡は行かないです。

財産が勝手に降ろされない様にするために遺族が銀行に連絡することで凍結となるのです

有名な方が亡くなれば取引銀行ではすぐに把握できて凍結となるでしょうね)

その場合は

遺言や遺産分割協議書などを持参すると相続人名義に変更が可能となります