福井県坂井市で400匹を過密飼育していたペット業者を県が指導していたと発覚しました
まさにパピーミル(子犬工場)の様子にショック受けました
昨年12月
飼育方法に問題があるのではという通報が福井県にあったようで
県と動物愛護グルーブが視察に入って目にしたものは
コンクリートブロックを4段80センチほどの高さに積み上げた仕切りで囲われた
約8平方メートルのマスの中にひしめき合っている約60匹の犬達
元気そうに見えますが中にはあばら骨がういている子も・・・
このマスの横にはケージが積み上げられていて
その中には皮膚病や白内障の疑いのある子や前足が切断されているのに妊娠しているチワワもいたようです・・・
当たり前ですが
メス部屋 オス部屋 妊娠した犬の部屋 子犬部屋には分かれてはいるようです
やはり一番多いのはメス メスがいないと子犬は産まれませんから
床は網になっていてホースで水をかけてふん尿を流して
一緒に犬の体にも水をかけて洗うそうです
ウンチが身体にこびりついたりと犬が汚れてる感じはしませんが小さな犬には足への負担も大きいです
劣悪な環境
去年12月の地点で飼育員2人で400匹の犬や猫の面倒をみていたようです
餌と飲み水は1日1回 混乱を避けるためマスの周囲に積み上げたケージ内に1匹ずつ入れて与えているという
誰にあげたかなんて絶対把握できてないはず
1年ほど前に民宿を買い取り動物の飼育を始めたようで
鳴き声と悪臭で苦情も入っていたようです
ブリーダーと繁殖業者との違い
同じ子犬や子猫を繁殖するにしても違いはあります
ブリーダー
とは1つの犬種に魅力を感じてその犬種のスタンダードを考慮して血統なども考えて繁殖しています
繁殖業者は何も考えずにただ繁殖させて儲ける事だけ考えています
血統書もでないミックス犬が高値で売られているのも儲けの為ですよね
犬を繁殖しても儲かりませんよ^^;よい犬を作って育てようとすれば交配料などそれなりの費用がかかるのです
ショップで売られている犬や猫はどんな親から生まれたなんてわかりません
もし犬や猫を飼いたいと思ったならばブリーダーを訪ねて譲って貰うようにして欲しいです
ペット業界の問題点
効率よく子犬や子猫を生産しようと思えば 狭いスペースでなるべく多くを飼育することが常識
業者は自分たちのしている事が悪質だとは思っていない
犬や猫は物扱いなんですよね>_<
ペットショップでの生体販売をやめるべきですね
2000年埼玉県ではブリーダーが犬100匹放置して餓死させたと告発
2016年茨城県では元ブリーダーが犬27匹を劣悪な環境で飼育・虐待したと書類送検
もっともっといっぱいあると思います
動物愛護法というのは数値基準がないから野放しになっている
法律上2人で400匹の世話したらいけないとは言えない状況なんだとか そうなの ?
一人あたり何匹という飼育基準数を決めるべき
私がブリーダーしていた平成19年から動物取扱業は登録制になっていて5年ごとの更新がありました
多頭飼いしていたら府からどんな所で飼育しているか何頭いるかとか視察もありましたよ
犬の観察や業務日誌的なものも義務でした
販売するにしても登録番号とかないと出来なくなったし
飼育にあたり動物取扱責任者講習とかも年に1回受けていました
問題が起きている所は登録や届出など無視しているのかな ?
登録や届け出していたらそんなにいっぱい動物が増える前に対処できたはずですものね
動物取扱業の登録とか動物取扱責任者とか役だっているの ?って思ってしまいます^^;
福井の業者今は動物の数を減らして3人で250匹の世話をするようにはなったが
まだ不十分なのでこれから先も指導を続けていくそうです
犬にとって寝るところと排泄場所はせめて別にして欲しいでしょう
広い場所で自由に動きたいでしょう よい環境を与えてあげて欲しいです
この業者は犬猫は手放さない今後繁殖はしないと言ってるようですが
そしたら飼育資金はどうなるの ? 最悪
飼育崩壊とならないようにして欲しいものです! !