イッテQ!登山部・イモトアヤコさん南極大陸最高峰ヴィンソン・マシフ制覇! !

世界の果てまでイッテQ!登山部

南極大陸最高峰ヴィンソン・マシフ登頂への挑戦

イモトさん第8の山も長い過程を経て征服しましたね

風邪ひいて熱が出たりしてどうなるのか心配しましたけど

感動の締めくくり見せて頂きました

山ひとつ制覇するたびに逞しくなっているような気がしますね^^

南極という興味のある地の事沢山知ることが出来ました

 


2009年5月 アフリカ大陸最高峰 キリマンジャロ

2010年8月 アルプス山脈最高峰 モンブラン

2011年12月 南米大陸最高峰  アコンカグア

2012年9月 アルプスの角    マッターホルン

2013年10月 ヒマラヤ山脈8000m峰 マナスル

2015年6月 北米大陸最高峰  マッキンリー

2016年8月 死の崖      アイガー

 

第8の山に挑戦

 

南極大陸最高峰 ヴィンソン・マシフ

地球最果ての地 氷河をそびえ立つ標高4892mの頂き

七大陸最高峰(セブンサミッツ)

(エルブルース・エベレスト・キマンジャロ・マッキンリー・アコンカグア・カルステンピラミッド)

7つの山の中でも最も登り切った人が少ない山で

南極大陸のその頂きは神秘のベールに包まれているんだとか^^

 

 

 

南極大陸

 

ヴィンソン行の飛行が限られているようで 年に5回しかないんだとか

寒冷地仕様の特別機で南米チリを出発して3000キロ先にある南極大陸のユニオン氷河に着陸

そこから小型機に乗り換えて150キロ先のベースキャンプにたどり着きます

辺境の地 自然環境を守るために年間ここに立ち入れるのは250人限定なのです

気温が低い 体感温度は-50℃くらい・・・

簡単に凍傷になる気温です

顔面凍傷は顔が真っ黒になって剥がれていくようですがそほど問題はないんだとか^^;

でも跡は残るようなので 女優 ?イモトさん顔面凍傷は嫌だ~って嘆いてました^^;

もののけ姫みたいになるらしいです(笑)

吹き荒れるブリザード 40~50mの風速 テントも人も飛ばされる風・・・

 

準備

 

2017年11月下旬 神奈川県相模原市にある人工気象室で-35℃の部屋を作って貰って

耐寒訓練とともにカメラなどの機材のチェックや身に付ける装備品の確認を行ったようです

寒いのが苦手なイモトさんは寒~と言ってたけど

貫田さん(登山家)は気持ちいいと言ってました^^;-10℃で天国という方のようです(笑)

寒さの感じ方も人それぞれなので装備の仕方も調整が必要のようです

イモトさんフル装備で顔が見えず誰かわかりません(笑)

 

顔がまんだらに顔面凍傷になったスタッフも 自覚症状がないようです

相模原市で凍傷って(笑)

風速1mで体感温度が1℃下がるそうです

気温-30℃で風速20メートルの場合は体感温度が-50℃になるようです

そんな中でテントの設営訓練

困難に打ち勝つ精神力が必要となるようです

 

11月30日からスイスでトレーニング

 

ガイドの人と合流

隊長・倉岡裕之さん・エベレスト登頂8回(日本人最多記録) 南極5回

田村真司さん・ウィンソン・マシフ2回登頂

中島健朗さん・若手クライマー シスパーレ・標高7611m 難攻不落の北東壁新ルートを世界で初めて制覇した方で

ビオレドールアジア受賞(優秀なアジア人の登山家に贈られる国際できな賞)

凄い人ですね^^

 

南極に近い環境下で3泊4日の山籠もりトレーニング

標高3000m くもり -18℃

ソリで自分の荷物や食料品なども手分けして運ばないといけない

10キロのソリを引きながら10キロの荷物を背負って歩く

 

12月1日 くもり -22℃  夜は-23℃

ユマーリング訓練 固定ロープに登高器を付けて上る訓練

高低差800m 傾斜角度45℃ 距離1000m のルートがあるので

斜面に設置されたロープにユマールという器具を固定して登るようです

器具を扱う時は薄手の手袋でないと扱いにくいので素早くしないとその間に凍傷になりやすくなってしまうようです

南極では手袋のはめ替えは4、5時間しないといけないようです

南極は隔離された場所なので危なくなったとき命にかかわるので1つ1つのことに注意しないといけないそうです

過酷な場所ですね わかってても挑戦するんですよね スゴイしか言えませんね^^;

 

クレバス落下訓練

 

落下した人をロープで繋がっている人が引き上げる訓練後実際にクレバスにイモトさんが落下してしまった

一緒に繋がっていたカメラマンさん達が無事に引き上げられたのでよかった

下は何百メートルもあったみたい

訓練してて助かりましたね イモトさんは今まで1度も落ちたことなかったようです

怖さを知る事から山登りは始まるそうです よい経験ができたのかもしれないですね

 

12月3日 合宿の総仕上げの日

ヘリコプターで3800m地点まで行って登山開始

標高4206m アルプフーベル 快晴 -23℃

頂上まで片道4時間

急斜面なのに無事にハイスピードで頂上に到着 高所順応ばっちりのようです^^

 

南極へ

 

サンティアゴから飛行機で6時間かけてチリの最南端の都市プンタアレナスへ

風の大地 1年を通じて強風が吹きぬける所なのでいつ飛行機が飛ぶかは予測が出来ないようです

荷物 個人装備 食糧 撮影機材 総重量1500㎏

オリエンテーション 世界各国から60人が参加

南極は何処の国にも属さない

現在53か国の間で結ばれている南極条約

領土主張の凍結 軍事目的の利用禁止 資源開発の禁止

など様々な事が決められています

そのため南極への立ち入りも国が管理しているのです

日本人が行く場合は環境省に届出を提出する必要があるようです

 

いざ出発

 

風邪の影響で2日間待たされていざ60人が出発です^^

ペンギン観察に行く人 南極点を目指す人 山に登る人

飛行機はイリューシン76 極地での仕様設計 4つのジェットエンジンのパワー

普通の旅客機とは違う 窓が2つしかないので景色はモニターに映し出されている

途中草刈正雄さんからイモトさんへ応援メッセージも流れました^^

プンタアレナスから南極には3000キロ 4時間30分の飛行

 

 

ついに到着 南極大陸!

 

人類が初めて降り立ったのがわすが200年前

総面積1388万k㎡ アメリカがすっぽり収まるほどの大きさ

大陸の98%を氷が覆っている 氷の厚さは平均2000m 最大で4700m

富士山よりもはるかに分厚い氷が張り付いている

もし南極の氷が全て溶けてしまったら 世界の海面が60m上昇してしまうそうです>_<

 

快晴 -16℃ の痛い^^;世界に降り立ったイモトさんです^^

まわりの低く見える山々も実際は3000m級のもので一部しか見えていないそうです

これから3週間過酷な日々となるのですね

雪上車でユニオン氷河のベースキャンプ(南緯79度)に移動

ここに来られる人は観光ツアーの参加者が多いようですから

設備も充実 常設テントには立って歩けるくらいの高さがあり簡易ベットもあります

トイレも綺麗 温水シャワールームも完備 ダイニングテントはシェフもいて温かい内部

 

南極点へ

 

氷の厚さは2700m 平均気温-49℃ 地球の極地

スキー装着特別機で移動

1912年(明治45年)白瀬矗(しらせのぶ)さんが日本人初南極大陸に上陸しました

降り立った日は-25℃

 

 

旗と旗の間のポールが南極点(南緯90度)のようです^^

12か国の旗は最初に南極条約に加盟した国のものです

20世紀初頭 イギリス隊ロバート・スコット ノルウェー隊ロアール・アムンセン

日本隊 白瀬矗さんらがこの地を目指して競い合っていたそうです

1911年12月14日 ノルウェー隊ロアール・アムンセンが船で南極大陸に上陸

隊員4名と52頭の犬を率いて2か月に及ぶ冒険の末人類初南極点に到達したのです

 

降った雪は解けることなく3000万年

生命の痕跡のない静寂の世界

 

南極大陸最高峰・ヴィンソン・マシフ

 

1966年初登頂

ベースキャンプ 標高2140m

標高4892mの頂上まで片道約27キロ 2つのキャンプを経由して頂上を目指す

天候が良ければ1週間で登り切れるはず 白夜

 

登山隊

 

貫田宗男 倉岡裕之 中島健朗 中村俊敬 小久保壮

チームドクター本池晋

ディレクター 石崎史郎  藤野研介 小野寺健

カメラマン 石井邦彦 角谷優  音声 廣瀬あかり

チーフガイド ロシア人クライマー アレックス 17回目の登頂

 

南緯78度 気圧が低い場所で空気中の酸素を取り込みにくいようなので

2日間過ごして身体を慣らすことから始めます

 

テント設営 風に強いドーム型テント テント内でも-10℃まで冷えるそうです

機材の充電はソーラーパネルで 飲料水は雪を溶かして作ります 一人2リットルは必要

最低30リットルは毎回つくるそうです

水は貴重なので食器は自分の名前を書いて管理 洗えませんものね^^;

イモトさんはコップに女優って書いてありましたね^^

石崎Dは天才って!! いいコンビですね^^

 

身体の暖まるスープが主食

日は沈まないけれど時折太陽が山陰に入ってしまうと

あっというまに気温が-25℃以下に下がってしまうようです

イモトさん37.2度の発熱 点滴は凍ってしまうので持ち込んでいないようです

頼れるのは薬だけ プロでもきついルート

体調よりも天候優先の判断で風邪が治らないままの出発

 

目的地は標高2780メートルのローキャンプ 9キロを7時間で登る

モトさんは人生で1度きりの南極での冒険なので悔いのないようにしたいそうです

ロープが長くて他の隊員と喋る事もできず孤独な戦い

太陽が顔をだしてくれたらあたりの景色も見えて気持ちも明るくなるようです

でも紫外線がつよいから心配^^

 

12月23日 快晴 無風 -12℃

無事にローキャンプに到着するが自然の猛威が牙をむく

予報には無かった強風が吹き荒れてテントが崩壊するも

山男たち総出で修理して6時間後には修復が完了出来たのです

 

25日には風が弱いので強行突破

ソリは使えないのですべてリュックに詰め込みます 重さは15キロにもなりました

1キロ続く急斜面という難所(東京タワー3つ分ですって)深呼吸しながら登ります

2時間半で半分上った所で休憩

その時ガイドのアレックスの荷物が小さいと怒り出すイモトさんでありました(笑)

小っちゃくてもおもいかもしれないしね わかんないけど(笑)

みんなに抗議はやめようと止められていた^^;

 

 

傾斜45度 一歩一歩確実に登っていくのです

5時間かけて踏破

徐々に表れ始めた高山病の症状

緩やかな斜面でもつらい状況になったけど無事に3780mのハイキャンプに到着! !

 

登山は佳境へ

 

12月25日 最終アタック

風がないと汗ばむ感じだけど風か吹くといっきに寒くなる

出発して1時間半目指す山頂が姿を見せた

 

 

こんなルートで頂上めざします

途中で石崎ディレクターが高山病で不調を訴えてリタイヤ

そのことがイモトさんの闘争心に火をつけて

ついに頂上に到着しました! !

 

8Kカメラによる世界初となる映像を見ることが出来ました

素晴らしい映像を見せてくれてありがとうございます

うるうるまた感動を頂きました^^;

皆様無事で良かった! お疲れ様でした^^

一緒に頂上に行けなかったのに石崎ディレクターも明るく楽しく元気に!

イモトさん迎えられててほのぼのさせてくれました^^