薬はなぜ食前に飲む薬と食後に飲む薬に分かれているのか ?

薬って飲む時を指定されている場合がありますよね

食前・食後に飲む薬どうしてそうなっているのか

理由がわかりますか ?


 
東京理科大学薬学部の

上村直樹教授によりますと

食前に飲む薬

吐き気止めの薬や 

糖尿病の方が飲む薬があります

食事によって受ける影響を

事前に防ぐ役割があるのです

気持ち悪い時や糖尿病の方は

食事を摂ることによって身体に

悪影響を受けてしまうのですが

先に薬を飲むことで

食事を摂ることで受けてしまう

悪影響を未然に防ぐ事ができるのです

 

漢方薬も食事の影響を受けると効果が薄れしまうので

食前に飲むものが多いようです

食べた後に飲んでも意味がなくなります

食前の薬は食事のどのくらい前に飲むのがよいか ?

薬によってその効果が出るまでに時間がかかるので

食事の30分前に飲むと良い

なぜ食事の後に飲まないといけないのか ?

胃が空っぽのときに飲むと胃が荒れてしまうと思われがちですが

今は胃を荒らしてしまう薬というのはほとんどないそうです

なのに食後と書かれている意味とは?

薬を飲み忘れないため

食後の薬は基本的にいつ飲んでも大丈夫のようです

一定の時間をあけて きちんと飲みきる事が大切

ほとんどの人は1日3食食べますよね

時間もちょうどいい間隔であくし

食後となっていると 忘れにくいですね

 

胃に何か入っていないと 飲んではいけない薬は

薬の注意書きに 空腹時をさける指示がありますので

注意して見ましょう

食間の薬はいつ飲めば良いのでしょうか ?

稀にご飯の途中で飲んでしまうってことも

あるようですが間違いです(笑)

胃の粘膜をコーティングするような薬に

食間に飲む薬が多いようです

胃が空っぽになる

食事が終わってから

2時間後が目安

風邪薬と相性が悪い飲み物は ?

一緒に飲むと効果が弱くなってしまう飲み物は

1つは スポーツドリンクです 

病院で処方される薬で抗生物質や

抗菌薬とスポーツドリンクの相性が悪いようです

 

喉の感染症などで出される薬に

細菌を殺す抗菌薬が出た場合

マグネシウム カルシウムが沢山入っていて

それらの成分が風邪薬にくっついて

薬の成分が身体に吸収されにくくなるからです

 

水分補給にスポーツドリンクを飲む場合

薬をのんでから2時間はあけたほうが良いようです

 

もう1つが栄養ドリンクです

栄養ドリンクのある成分が風邪薬と相性が悪いのです

その成分はアルコールです

血行がよくなり薬が急激に効いてしまう

微量なので普通の方はさほどの心配はないのですが

アルコールに弱い人は注意が必要です

 

薬の説明は薬局で出される写真つきの

薬剤情報提供書に書いてあるので

必ず読むようにしましょう

薬局に行くときはお薬手帳を持っていくと

料金が安くなるのです

2016年4月に法律改正で

保険の負担率で違いはあるようですが

40~120円も安くなるのです

忘れないように持っていかないとです^^

 

スマホではお薬手帳のアプリもあって

使えるそうです 診察券がスマホの病院もありますね

スマホ何でも使い方ひとつで便利ですよね

しかし使いこなせない人(私)もいますからね・・・