コロナうつとは ? 対処法は ?

withコロナで迎える夏の健康知識を

医療ジャーナリストの森田豊先生と

内科医の川村優希先生が教えて下さいました

今年の4月以降コロナを理由にうつ病と診断される方が増加しているようです

関西情報ネットten.より

 

コロナうつ

 

コロナうつとは

感染症への不安 自粛疲れ 経済への打撃などが原因で

不眠やイライラなど情緒不安定、元気がない状態

 

一般的なうつは気持ちの落ち込みというのが主たる症状ですが

コロナうつは不安や焦りがあらわれやすいのです

 

健康セルフチェック

1 ルールを守っていない店を見るとイライラした

2 家にいることが多く、よく掃除をするようになった

3 家で会話が減った

4 最近映画など見て泣いていない

5 1日中パジャマの時がある

 

〇が多い人はコロナうつに要注意だそうです

 

1、2は几帳面でまじめな性格の人がストレスがたまるとうつになりやすい

3、4、5、は意欲の衰えでうつ予備軍になると現れるようです

 

泣くとストレスホルモンが減るというのは研究でも明らかになっています

パジャマで過ごすのは生活リズムが上手くいっていないからで

朝起きれば着替えて化粧して等いつもと同じリズムで過ごしましょう

 

sakura

スーパーで後ろの人が接近して並んでいると気になります^^;

イライラというか間隔開けなさいよって思います

あっこれはイラついてるって事ですね^^;

 

毎日毎日コロナのニュースばかりで見続けると不安でいっぱいになります

そういったテレビなどから遠ざかるのも必要かもしれませんね^^;

ニュースは1日2回までとか

決まった番組だけ見るとか決めておいたほうが良いそうです

 

私は動物の癒される番組好んで見ています

もちろん愛犬にも癒されています

今朝散歩でゴルは1つだけ咲いている大きなバラみつけ近づき

クンクンしていました その姿に癒されました^^

リラックスする時間が大切ですね

 

メンタルチェック

 

東京医科歯科大精神科作成資料より

 

・強い不安や緊張を感じることがよくある

・物事に対して興味がわかない、心から楽しめない

・気分が落ち込んだり、憂鬱になる事がよくある

・食欲がない、または食べ過ぎてしまうことがよくある

・コロナに感染しているのではないかと体温や体調を過度に気にする

・コロナを周囲にうつすのではなかと過剰に不安になる

・コロナが原因で人間関係が悪化したと強く感じたり孤立感が高まる

・いろいろな視点で物事を考えるのが難しくなった

・将来が意味や目的に満ちたものに思わなくなった

 

こんな症状が2週間以上持続する場合は精神科や心療内科などに相談する方がよいそうです

 

sakura

「新型コロナは必ず終わりが来る」と思う事が大切

根拠がなくてもそう思う事でうつから心を遠ざけてくれるんだそうです

 

うつ病は脳の病気!?最新治療とは ?

 

うつ病は脳の病気が原因だとわかってきたそうです

健康な人の脳に比べてうつ病の人の脳は血流が弱くなっているのです

脳の前頭葉にうつ病の原因があると考えられています

前頭葉は「やる気」や「不安」など感情をコントロールする脳の重要な場所です

強いストレスを感じると前頭葉への血流が弱まり機能不全になるのです

「やる気の低下」「不安の増大」などの特有の症状が出現します

 

うつ病の診断はこれまでは医師の問診で判断していましたが

光トポグラフィー検査では

前頭葉の血流量を測定する最新検査法で

患者に簡単な質問をして返答時の脳血流をグラフ化します

うつ病なら特有の脳の活動パターンが出現するんだそうです

 

薬に頼らない治療もあるそうです

薬は副作用が怖いと聞きますね

 

・TMS治療(磁気刺激治療)

日本では3年前に薬事承認された最新治療法で副作用が極少なんだそうです

脳の前頭葉に磁気を当てることで脳神経細胞を活性化させ

脳の血流量を増加させ脳機能を回復させるのです

 




 

川村先生による4つのコロナうつによるストレス解消法

 

1 スクワット

 

肩幅より広く足の間隔を広げます

両手は胸の辺りで組みます

 

膝とつま先の向きを斜め前の方向にして

膝の位置を変えないままお尻をゆっくり下げていきます

 

膝の位置がつま先よりも前に出ないようにするのがポイントです

椅子などを支えにして行ってもOKです

 

深呼吸しながら1回ほど繰り返します

 

運動をして少し汗ばむことによって自律神経のバランスが整い

ストレスや不安、不眠の軽減につながります

 

2 編み物

 

リズミカルに反復動作を繰り返すことで

神経の高ぶりを落ち着かせリラックスすることが出来るのです

 

2013年に世界の3500人以上を対象にした調査では

編み物をする人は幸福度が高いという結果が出たそうです

 

3 6分間読書

 

イギリスのサセックス大学の研究によると

6分間の読書でストレスの68%を軽減する効果があり

音楽鑑賞よりもコーヒープレイクよりもストレスの軽減効果が高かったのです

 

6分間でないとダメではなくて最低でも6分間の読書で心拍数を遅くし

筋肉の緊張を和らげるそうです

 

4 ベーコンを焼く

 

イギリスのデイリーメールによると

ベーコンをひたすら焼き続ける動画を見たり聞いたりすると

よく眠れるということで世界中で話題になったそうです

 

一定ではないユラユラ揺れるベーコンの動きや

一定でない音というのは

自律神経を整えて心を落ち着かせ

心地よさを感じさせる効果があるんだそうです

 

木の葉がサラサラ風になびく音

小川のせせらぎ 波の音

ろうそくの炎の揺らぎなども

リラックス効果が高いのです

 

森田先生のおススメ

・朝にアイスクリームにコーヒーをかけて食べる

(別々でもよいそうです^^)

 

・イライラした事を日記に書く

イライラした理由と仕組みがわかってくる

 

・家族へ前向きな声かけ さりげなく感謝を伝える

 

sakura

コロナうつを予防するには毎日決まった時間に友達、家族など誰かと電話や話をして

自分一人で悩みを抱え込まないようにすることによってストレスの軽減になるんだそうです

 




 

夏にマスクをしていると熱中症のリスクが高まる ?

 

森田先生によると夏のマスクは熱中症になりやすいそうです

 

・温かい空気を吸い込み体に熱がこもる

・呼吸の際に筋肉を動かすので熱が作られる

・マスクをしているので水分補給をおこたる

屋外でひとの少ない所ではマスクを外してもOK^^

 

マスク着用で運動するのには注意が必要です

気温と湿度が上がれば屋外でマスクしたまま走ったり運動するのは

心拍数、呼吸数、二酸化炭素が増えてしまいます

マスクの辺りの皮膚温度も着けてないときに比べて1.76℃上がってしまいます

やはり熱中症のリスクが高まります

 

人に移さないか ? 移されないか ? とハラハラしながら運動するよりも

涼しい室内で出来るスクワットや動画配信されてるものを参考にして

運動をした方が安心なようです

 

筋肉からは30種類以上のホルモン(マイオカイン)が分泌されているんだそうです

その結果がんの抑制や脂肪燃焼促進による肥満予防

免疫機能を整えたり、アルツハイマー病の予防に役立つ可能性などが報告されているそうです

 

無理せず自分のペースで安全に運動が出来れば良いですね^^