2023年度は、12歳~26歳になる女性までが
無料でHPVワクチンを接種することが出来るそうです
きょうの健康より
HPVワクチン
横浜市立大学教授 宮城悦子先生のお話です
2013年4月 日本で定期接種化されるが
6月、積極的接種勧奨の中止を自治体に要請
2022年4月 9年後、積極的接種勧奨の再開
副反応リスクがあるという事で
9年間 積極的接種は勧奨されていませんでしたが
9年後、子宮頸がんを予防する効果が
副反応のリスクよりはるかに高いという事が分かって来て
WHOも強く推奨されているワクチンだそうです
日本で積極的接種がされていなかった9年間に
海外ではワクチン接種は勧められていて
複数の国から子宮頸がんの予防効果が報告されているそうです
スウェーデンでは、10~16歳でワクチン接種された人は
接種無しの人に比べて88%子宮頸がんの発生リスクが減ったのだとか
HPVとは、ヒトパピローマウイルスの事です
80~90%の女性が生涯で1度は感染すると推定されています
感染が持続した場合、一部の人に子宮頸がんを発症させます
子宮頸がんの原因のほとんどがHPV感染によるものです
ワクチンで感染を防ぐことが、がん予防のためには重要
HPVには200種類以上の型があり
15種類が子宮頸がんに関係しています
16型・18型のウイルスが、最も子宮頸がんを発症させやすいのです
ワクチン接種年齢
小学6年生~高校1年相当の女子
性交渉が開始する前に接種した方が
効果が高いという事が分かっているからこの年齢だそうです
9歳から接種は可能ですが
日本人の性行動などから、この年齢での接種が妥当と考えている
15歳未満で打った方が抗体価が上がりやすい
2価ワクチン | 16型・18型だけに対するワクチン 3回接種 1回目から1ヶ月後に2回目 6か月後に3回目 |
4価ワクチン | その他に2つの型(6型・11型)を加えた 4つの型に対するワクチン 3回接種 1回目から2か月後に2回目 6か月後に3回目 |
9価ワクチン | 4価に加えて、さらに5つの 子宮頸がんと関連した型にも対応 15歳になってから受ける場合 3回接種 1回目から2か月後に2回目 6か月後に3回目 15歳になるまでに受ける場合 2回接種 1回目から6か月後に2回目 |
初めての接種は9価で良いそうですが
2価・4価を接種したことがある人は
9価を混合接種する事は
効果と安全性が確認されていないので推奨されていません
予防効果
2価・4価で60%~70%と推計
9価は90%以上の予防効果が期待されています
キャッチアップ接種
1997年~2006年に生まれた女性が対象
2023年度は、12歳~26歳になる女性までが
無料でHPVワクチンを接種することが出来ます
年齢が上の人でも自費診療だと受けられることもあるようです
ワクチンの安全性は ?
2013年にワクチンが始まった頃、接種後に
強い全身の痛み・歩行障害・けいれん
など多様な症状が問題になりました
結果、積極的接種が中止になり
HPVワクチンの接種率は1%未満にまで落ち込んだそうです
その後、多様な症状はこのワクチン特有の
副反応ではないことが分かって来たのだとか
筋肉注射なので、頻度が多い副反応は
注射部位の痛み・腫れ・赤くなるなどの症状
😢ワクチン受けた高校生が目に後遺症 ? が出たと
見たことがありました
WHOは
予防接種ストレス関連反応(ISRR)という概念を最近発表したそうです
・ワクチンの種類に関係なく、急性ストレス反応として
めまいや失神が起きる
・時間をおいて、脱力・まひ・四肢の異常な動き
歩行・言語障害などの症状があらわれる
医師による、丁寧な説明・痛みの対処マニュアルが出来ていて
予防が可能
😓最近なのね、なんかコロナワクチンも
これに当てはまると言いたいのかもと勘ぐってしまいますが💦
HPVはさまざまながんを引き起こします
・男性・女性ともに起こるがん
中咽頭がん 肛門がん
・男性で起きるがん
陰茎がん
・女性で起きるがん
子宮頸がん・膣がん・外陰がん
海外の先進国では、男性にも定期接種が行われています
日本での男子の接種は
9歳以上・任意接種・自費診療で
4価のワクチンを接種は可能です
3回接種で5万円程かかるそうです
子宮頸がん
日本では年間およそ1万人余りがかかり
毎年およそ2900人が亡くなっているそうです・・・
若い方の罹患率も増えているようですから
子宮頸がんは、ワクチン接種と検診で予防が可能ながんだから
受けた方が良いのかもしれませんね
マザーキラーと呼ばれる子宮頸がん
若い人やママさんが亡くなる事は、残された人の
悲しみも大きいですよね・・・
私はなんもしてなかったので、子宮頸がんになってしまいました😓
悪い見本ですね💦
にほんブログ村