高齢者の不安や恐怖の中で最も大きいのが「認知症」
ボケたくない、認知症だけにはなりたくないと思う方が多いそうです
でも認知症は本人にとっては、それほど不幸な病気ではないそうです
うつ病と認知症の違いとは ?
30年以上に渡り高齢者医療の現場に携わる
高齢者専門の精神科医 和田秀樹先生のお話です
認知症がなぜ不幸な病気ではないのか ?
それは、楽しい事も忘れますが、嫌な事も忘れられる
(特に最近起こった嫌な事)
いろいろな事が気にならなくなるからのようです😓
認知症が進むほどニコニコする高齢者は多いのだとか
1日中ニコニコする、可愛いおじいちゃん
可愛いおばあちゃんになるのだとか😊
初期は、自分が認知症になったことを悲しんだり
苦しんだりする事も珍しくはありませんが
中期以降は、認知症だという意識がない
病気であるという自覚がなくなり
自分の知的機能の衰えに苦しまないようです
本人にとっては幸せになれる病気のようです😲
家族は色々と大変な場面もあるでしょうから
患っては欲しくないですよね😓
認知症は急に何もできなくなる病気ではないようです
認知症が進んでいても、買い物にも行けて
自分で食事をとって一人暮らしをしているお年よりも
沢山いるようです
異常行動、徘徊、大声を出す
便をこねて家中に塗り付けたりする人は
全ての認知症に起こるわけではないようです
人に迷惑をかけるほどの問題行動は
一般に考えられているよりずっと少ないそうです
認知症の多くはある種の脳の老化現象なので
大人しくなる人が圧倒的に多いそうです
高齢者うつ
高齢者でなくてもうつ病はつらい病気ですね
軽いうちから悲観的、自分に責任があると考え
「これから生きていても何もいいことは無い」
「自分は本当は老いぼれのクズ人間だ」
「みんなに迷惑をかけている」
などと思う様になってしまいます・・・
ひどくなると
「生きていてはいけない人間だ」「早く死にたい」
などと考えるようになり
毎日生きていることがつらくなったり
最悪の場合は自殺行動に出てしまう事も・・・
症状が進むと
身体が重くてだるくて仕方なくなるのだとか
熱が出ているわけでもないのに
毎日39℃の熱がある時と同じくらいだるいんだそうです
食欲も落ちます
何も食べたくなくなり、何を食べても味気なく感じる
すぐにお腹がいっぱいになり、吐き気も催すことも
食べると言う人間の基本的な楽しみが奪われてしまいます
食欲不振が脱水に繋がってしまう事に
脱水が起こると喉が渇いたり
汗をかきにくくなったり、血圧が下がる事もあります
血圧が下がると、ふらつきや失神の原因となり危険です
また、血液中の水分が減って、血が濃くなり
脳や心臓の血管が詰まりやすくなってしまい
死につながる事になるかもしれません
うつの不眠は、「熟眠障害」で眠りが浅く
夜中に何度も目が覚めたり
「早朝覚醒」といって夜中の3時や4時に目が覚めて
そのまま眠れないというパターンが基本的
寝たはずなのに疲れが取れず
「寝た気がしない」「ちゃんと眠りたい」と辛くなります
睡眠導入剤は寝つきをよくしても
眠りを深くするものではないそうなので
眠りの浅さは改善されないようです
いろんな事が楽しめ無くなったもします
ゲームをしても、お笑い番組を見ても
楽しいと思えないし、笑えないのです・・・
うつ病はかかってしまうとつらい病気なのですね・・・
現在の精神神経免疫学の考え方では
人間の心の状態と免疫機能はリンクしていると考えられいて
うつ病になると免疫機能が低下してしまうのです
ナチュラル・キラーという、身体の中で出来損ないの細胞を
掃除してくれる免疫細胞は、うつ病になるとその活性が下がる事が
分かっています
出来損ないの細胞を掃除しきれないと、その一部が増殖し
がんになってしまうのです
うつ病はがんになるリスクも高めてしまう病気なのです・・・
うつ病予防方法とは
・生活習慣を見直す
・ストレスを溜めない
・日光に当たる
・完璧主義にならない
・バランスの良い食生活
・セロトニン(幸せホルモン)欠乏に気をつける
トリプトファンが多い食品を普段から摂取する
豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品
チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品
米などの穀類など
その他、ごま・ピーナッツ・卵・バナナなどにも多く含まれています
認知症もうつもなりたくないとは思いますが
最近ストレスがあってイライラしているからちょっと心配😓
暑くなってきたしバナナ食べます^^;
にほんブログ村