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注目の東洋医学のチカラ「正しく知ろう漢方薬」

東洋医学が科学的に解明されてきて医療現場で導入も進んでいます

がん治療においてのサポートとして補剤が使われています

私も子宮頸がんⅢbの初の治療の時補剤を服用していました

また、新型コロナ感染後の後遺症にも漢方が使われているようです





正しく知ろう漢方薬



藤田医科大学 客員講師 漢方専門医 今津嘉宏先生のお話です

今日の健康より

漢方薬は、認知症や高血圧に伴う症状・便秘症・産婦人科の病気・慢性的な痛みなど内科以外にも外科の手術など様々な病気や症状に使われています


漢方薬はもとは中国から伝わってきましたが、

その後日本独自の医学として発展してきているのです



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今注目の漢方薬の歴史と進化

医師が勧める市販薬

漢方薬系が多いです


西洋薬 人工的に化学合成 単一成分

漢方薬 天然の生薬(植物・動物・鉱物)の組み合わせ 

多成分なのでいろんな効果が期待できます

風邪の初期に飲むと良い「葛根湯」は生薬7種類を決められた割合で調剤されたものです




新型コロナ感染後の後遺症に漢方が良い訳とは ?

新型コロナ後遺症の原因の多くははっきりとわかっていません

漢方は原因を突き止めて治療すると言うより

患者さんの全身状態を見てバランスを整えるように治療するものだからだそうです

漢方薬は多くの生薬を組み合わせる事によって

沢山の成分を全身に作用させて、少しずつ全身のバランスを整えて治していくものなのです

複数の症状がある場合に漢方薬は効果的なのです


漢方のオンライン診療があって

問診や舌を診たり、話す声のトーンや顔貌(かおかたち)

顔色、姿勢などみて総合的に診断してくれるそうです


いつまでも続く不快な症状が漢方でやわらげはいいですね


サプリメントと同じ ?

サプリメントは健康食品で病気を治すものではなくて健康に良いというもの

漢方薬は医薬品なので病気を治したり緩和したりしてくれます

薬局などで処方箋なしで購入できるのは一般用薬品

医師が処方するのは医療用薬品

漢方薬の効果を最大限に発揮させるには、専門医の診察わ受けて自分に合ったものを選んでもらって服用することが望ましいそうです。

漢方薬は長く飲まないといけないの ?

風邪や腹痛で処方される漢方薬などは、短時間で効果が現れるものもあります

漢方薬は副作用が無いの ?

西洋医薬よりも副作用は少ないかもしれないが、副作用は有るようです

葛根湯の甘草にはむくみや血圧が高くなったするようです


西洋医学では同じ診断名なら同じ薬が処方されますが

漢方医学では体質によって処方が変わります

望診 見た目 顔つき、肌の状態、動作の状態などをみる

舌診脈診(脈の太さや強さ)、腹診

病気の急性期、慢性期、回復期によっても薬を変えていきます


使い方の注意

・処方されたときの注意事項を守る

・病状に合わせて適切な時期に服用する

・空腹時か食間に服用する

飲み方

苦いので苦い物に混ぜると良い

ココア、コーヒー、抹茶などに混ぜると飲みやすくなる

子供には砂糖を混ぜても良い





補剤(体力を補う漢方薬)


体力的なものも、精神的なものもよくなる

全体のバランスを取りながら体調を持ち上げてくれるイメージ

がんや術後の回復が早くなる

一般的な西洋医学ではなかなか出来ない補う事が漢方薬では出来るのです

瀉剤(しゃざい) 体の中の余分なものを取り除く

発汗剤 汗や熱を出す・瀉下剤 便や尿を出す・利水剤 余分な水分を出す

補剤 足りない物を補って体のバランスを整える

補気剤 意欲、気力を補う・補血剤 血液などを補う


代表的な3大補剤




補中益気湯(ほちゅうえっきとう) 食欲不振

十全大補湯(じゅうぜんたいほとう) 貧血

人参養栄湯(にんじんようえいとう) せき・息切れ(呼吸器系)

3つに共通するのは疲労けん怠に効果がある


副作用として

3つに共通する甘草(かんぞう)は成分のグリチルリチン酸による

むくみ・血圧上昇・低カリウム血症などがあるので経過観察が必要です



がん患者さんへの支持療法に補剤は使われています

手術や抗がん剤、放射線治療で低下した体力を補剤でサポートすることで体力が戻り最後まで治療を受ける事が出来るようになるのですね



☺私が5年程前の入院中に飲んでいたのは「十全大補湯」でした

滋養強壮(免疫力の向上)、疲労回復などに効果が期待できます

副作用として、飲み過ぎると手足のこわばり、

肝機能障害、黄疸などが出る場合もある

そのお蔭かわかりませんが問題なく最後まで治療は出来ました^^

阪大では2019年10月からがん患者さんを中心に診療する漢方内科も出来たようです


補剤と免疫



最近の研究で補剤と免疫の関係が分かってきたようです


免疫細胞であるNK細胞の活性を高める可能性

NK細胞はがん細胞やウイルスに感染した細胞を攻撃します

病気などで体力が低下した人や疲労倦怠感がある人は

NK細胞の活性が下がっていることが多いのです

研究で十全大補湯を4週間飲んでもらった結果

NK細胞が増えて活性化(攻撃力が高まる)、倦怠感も改善

また抑制の力も活性化(正常な細胞にまで攻撃されるとアレルギー等が起きてしまう)

2つの力がバランスよく働くのですね

闘病中の方や病後で調子が悪い方、原因不明で体の調子の悪い方などは主治医に相談したり、漢方の専門医に相談してみるのもいいかもしれませんね

医療用の漢方薬は保険適用になっています

日本東洋医学会 漢方専門医の検索サイトでも調べられます



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