日本における新型コロナ感染者は約42万人(2021年2月現在)
認知症患者は約600万人、2025年には730万人に達すると予測されているのです・・・
高齢者5人に1人だそうです
2020年は6人に1人だったのにね・・・
脳寿命は血管の老化が大きくかかわっている
アルツクリニック東京院長 新井平伊先生のお話です
脳の働きはいまだに10~20%くらいしかわかっていないのです
6、7割はアルツハイマー型認知症ですが
まだ確実な治療薬や治療法は存在しないとか
2020年12月 「アデュカヌマブ」というアルツハイマー病の薬が 日米欧で承認申請されました 承認されればアルツハイマーの病気の進行そのものに 介入する初の薬となります 朝日新聞より
近い将来世界初のアルツハイマー型認知症の
根治薬が誕生するかもしれないとか!?
研究は日々進められているのですね
素晴らしい薬が誕生するまでは自己管理が必要ですね^^
脳寿命を延ばす
脳寿命は血管の老化が大きくかかわっているのです
血管が老化するとそこから酸素や栄養を受け取る脳の機能も衰えます
まずは生活習慣病を予防して血管の老化を防ぐことが大切
・糖尿病
アルツハイマー認知症のリスクが2倍に高まるので血糖値改善は認知症予防に直結しているそうです
歯周病、睡眠時無呼吸症候群なども治療しておく
血圧やコレステロール、適正な体重の管理
・質の良い睡眠
良質な睡眠とは起床時に「よく寝た」「スッキリした」
という熟眠感があるかどうかのようです
睡眠不足だと脳のゴミが増えてしまいます
脳のゴミが排出されずに蓄積すると
脳神経細胞を傷つけて破壊、死滅させ認知機能を低下させます
睡眠時間は脳のゴミのお掃除時間なのです
❓脳のゴミとは❓
アミロイドβというたんぱく質の事(毒素)
・30分程度の有酸素運動
記憶力向上に効果があるそうです
記憶の仕組みを支える脳の神経細胞にすみずみまで
栄養と酸素を届けるためには全身の血流を良くすることが大事
有酸素運動は海馬(場所の記憶に特化)を大きくし
脳全体の衰えを防ぐ効果があるのです
週3回の有酸素運動を続けると認知症のリスクが
半分になると言う研究報告もあるのです
お酒はなるべく毎日飲まない
脳のバックアップ機能
脳の神経細胞は一度失われると再生は出来ないのですが
刺激を与え続ければ失われた神経細胞の働きを
他の領域が補完してくれるのです
刺激を与えれば脳の機能は維持できるそうです
脳にとって「意欲」が何より大切
意欲を司る脳の前頭葉は真っ先に老化する部分だそうです
だからこそ好きな事を計画して前向きに楽しむことが
脳全体への良い刺激になるのですね
計画・実行・振り返りすることで
脳を3倍働かせることができるのです
毎日何かをするという事が認知症予防に繋がるのですね
食べ物やサプリメントの効果は期待するほどでもないのだとか・・・
でも、なるべく活性酸素を除去する成分のある食品、栄養バランスのとれた食事が大切なようです
葉酸の摂取量が多いほどアルツハイマー型の認知症の発症率が低い、心筋梗塞の死亡率が40%も低いなどのデータが発表されています
葉酸を含む食品
ほうれん草、ブロッコリーなどの緑の濃い野菜
枝豆、のり、緑茶、いちご、オクラ、きな粉、納豆など
脳を活性化させるには❓
1 運動
散歩やウォーキングなどの有酸素運動が脳の神経細胞を
活性化する酸素の分泌を増やすそうです
引き算(100から3ずつ引いていくなど)をしながらの歩行など2つの動作を同時に行うと尚よし
2 コミュニケーション
初対面の人と話したり世代の違う人と話すことで
適度な緊張感がよい刺激となって脳神経の活性化に繋がります
3 知的活動
囲碁や将棋、手芸やぬり絵など想像力を使ったりする趣味を持つと
楽しみながら脳神経を活性化できます
新しい趣味に挑戦するのもよい刺激となります
意欲かぁ・・・
コロナ禍の中では難しいよね
最近やる気が失せています
寒いから引きこもっているし
料理も手抜きだし^^;
マジ危ないかも・・・
認知症と正しく向き合う事が大切
予防策をとっても認知症を発症する可能性はゼロには出来ません
認知症といえば徘徊や暴言などの
重篤な症状が出ると言うイメージですが
実際には発症から重度の症状に移行するまでには
15年近くの時間を要するそうです
早い段階で医療機関に相談して治療を受ければ
自分らしく生きていくことは十分に可能だそうです
認知症と正しく向き合う事が大切なんだそうです
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