6月4日~10日は歯と口の健康週間
歯と口の病気予防 早期発見 早期治療の大切さを知る期間ですね
歯周病は大丈夫ですか ?
今日の健康より
歯周病と最新治療
歯周病
歯を支える土台 歯茎 歯槽骨 歯根膜 セメント質の病気で
進行すると歯を失ってしまう原因になります
歯を失うだけではなくて全身に悪影響を及ぼしてしまうのです
早く見つけて適切な治療をすることが大切のようです
東京医科歯科大学 和泉 雄一名誉教授のお話です
歯周病の症状のある人の割合
20代の人でも30%に症状があり50代になると半分以上なんだとか
60代がもっとも多いようです
誰でもかかる疾患なので注意が必要のようです
セルフチェック
症状チェック
経度~中等度
・ 歯茎がムズムズして痒い
・ 歯茎が浮いた感じがして腫れぼったい
・ 歯磨きで歯茎から出血する
・ 朝起きた時口の中がネバネバする
・ 歯茎を押すと血や膿が出る
・ 口臭を指摘された・口臭があると感じる
重度
・ 歯茎の色が赤黒い・歯茎が腫れている
・ 歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい
・ 歯を触ると歯がグラグラする
3つ~4つ当てはまる人は歯周病の可能性があるようです
重度の項目が1つでも当てはまると重度の歯周病の可能性が高いので
受診されたほうが良いようです^^;
歯周病とはどんな病気
歯の周りについたプラークによって歯茎が炎症を起こすことがはじまりです
プラークとは歯垢のことで
歯の表面や歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間に付着している
白いネバネバした塊の事です
うがいでは落ちません
歯ブラシや歯間ブラシなどで落とす必要があります
1gの1/1000のプラークに1億個以上の虫歯や
歯周病の原因になる細菌が生息しているのです
歯周病菌が増えてくると歯茎が歯から離れて歯周ポケットが形成されます
さらに中に細菌が入っていくと歯を支えている骨が溶けてなくなってしまいます
歯ブラシでは深い所に入ってしまったプラークは取れないのです
プラークの中には酸素が嫌いな細菌「嫌気性菌」が増えてきてしまい
さらに炎症を強めてしまうのです
歯周病の進行
歯肉炎
歯の周りにプラークが着き炎症が起こります
レントゲンで歯の骨は溶けていません
歯周炎
歯の骨の溶け具合によって 経度 中等度(歯がグラグラする)
重度(歯が伸びてきて抜けてしまう)に分かれます
慢性歯周炎
約10年~30年かけてゆっくり進行していきます
侵襲性歯周炎
約2年~10年かけて急速に進行していきます
10代後半から20代にかけて多く発症して女性に多いのです
・特異的な細菌 白血球やマクロファージ
(白血球の1種で死んだ細胞やその破片などを食べてくれる掃除屋)
に対して毒性を持つ歯周病菌が多いと進行が早い
・遺伝性(家族)
全身への影響
歯周病があると
糖尿病 関節リウマチ 血管の病気(脳卒中 心臓病 動脈瘤など)
誤嚥性肺炎 腎臓病 早産・低体重児出産 アルツハイマー型認知症
などに関係していると最近の研究でわかってきているようです
歯周病菌が歯周ポケットから体に入ってしまい
血液を巡り全身に影響が及ぼされるのです
歯周病菌を減らすことで病気の進行も抑える事ができます
歯周病治療
基本的には歯の周りについた汚れをしっかり取り除きます
充分な歯磨きや歯科医でのプラーク除去をして貰えば軽い歯周病なら完治します
進んだ歯周病
フラップ手術
汚れが深い所に入ってしまったら麻酔して
歯茎を切開してプラークや歯石を取り除きます
溶けた骨は元に戻すのは不可能なのですが
GTR法(歯周ポケットに入り込んで歯根に付着した歯石や細菌を取り除き
その空洞をメンブレンという膜で覆う)や
エムドケイン・トラフェルミンなどの薬を注入する再生治療によって
骨や歯根膜が再生されます
エムドケイン(先進医療)以外は保険適用です
症状によって治療法も変わるので歯科医と相談が必要ですね
術後の抜糸は2週間後くらいとなるので
それまで歯ブラシは使えないようです
食べ物も噛めないそうです
うがいは可能のようです
早期発見・早期治療が大切です
若い方は歯周病の専門医の受診が最適のようです
気分転換に可愛い画像をどうぞ
家のワンじゃないけど最近テレビでよく見かけます^^
おばぁちゃんの入れ歯が好き ? で
外すとすぐに持って行って口に隠す ? ようです
齧ったりしないのかな ?
傷だらけの入れ歯になっちゃうものね^^;
トイプードルのりく君です
ガハハ 上手にはめていますね~^^
後でちゃんと消毒してまたおばぁちゃんの口の中に・・・^^
以前にくちびるのおもちゃは見たことがあったけど
入れ歯みたいなボールもあるなんて初めて知りました^^;
犬の習性で思いついたおもちゃなのかな~
いろんな物があるのね~面白い! ^^
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