心筋梗塞の発作数は男性に多いようですが
死亡率は女性の方が2倍高いんだそう、なぜ ?
閉経後の女性は気をつけないといけないそうです
心筋梗塞
心筋梗塞による死亡者数 年間3万2026人(令和4年)
12月~1月の寒い時期にもっとも死亡者が多くなるので注意が必要
心筋梗塞が多く発症する年齢は
男性 55~60歳
女性 65~70歳
と10年の差があります
閉経後が特に気をつけないといけないようです
女性ホルモンの減少によって
血管を柔軟に保てなくなるからのようです
血管をしなやかに保ち、高血圧や動脈硬化を予防してくれる食材は、冬場が旬の「ゴボウ」が良いそうです。抗酸化作用のあるポリフェノールの一種の、クロロゲン酸が豊富に含まれているからです。クロロゲン酸は、体内で発生した活性酸素によって、傷つけられた血管内部のダメージを修復してくれ、血中の脂肪の酸化を防ぐ働きをしてくれます。
2015年に国立がん研究センターが発表した研究結果では、1日に緑茶を5杯以上飲む人は、1杯未満の人に比べて、男性で13%、女性で17%も死亡リスクが減少する事が判明しているのです。女性では、心疾患の死亡リスクが約4割、男性では、脳血管患者が約2割下がったそうです。
死亡率(発症から24時間以内に入院した場合)
男性 6.9%
治療開始までの時間 225分
女性 12.4%
治療開始までの時間 237分
女性患者数は男性の約3分の1にも関わらず
死亡率は2倍になっているのです・・・
ドンピシャの年齢になって来たので気をつけないと・・・
心筋梗塞は、心臓の筋肉に血液を送る冠動脈(3~4mm)で
3本ある血管が詰まり、酸素と栄養が十分に届かなった
部分が壊死を起こし、心肺停止となり命をなくすことも・・・
また、心臓がけいれんを起こすなどして
心臓が正常に動かなくなり
突然死する事もあるので、一刻を争う病気です
女性は男性よりも安静時に心臓がけいれんするタイプの
心筋梗塞が多いこともわかっているようです
心筋梗塞は、治療が早ければ早いほど
救命の可能性が高くなります
女性は発症から治療開始の時間が男性より長くなっているので
死亡率が高くなるのですね
治療開始が遅れる原因は ?
男性は主に胸の痛みなど心筋梗塞の典型的な症状を
訴える人が多いですが
女性の場合は、胸に限らず背中、あご、のどに痛みが出たり
食欲不振や嘔き気などの消化器症状が現れたりします
なぜ胸以外の痛みや、胃腸症状が多いのかは不明の様です
そのため一刻を争う心臓の病気だとは思わず
救急車を呼ばずに様子を見てしまうからのようです
また女性は痛みに強いようなので時間のロスが起こるようです
冬の心筋梗塞から命を守るポイント
発症は朝の時間帯に要注意
朝目覚める前後に血圧が急激に上がり、心臓に負担がかかってしまう
心筋梗塞の症状
胸が締め付けられるような激しい痛み
息苦しさ、圧迫感など痛みとは違う場合もあるので要注意
冷汗がでると心肺停止のリスク
冷汗は血圧が下がっている非常に危ない状態で
心肺停止に近い状態になっているので急を要します
生死の分かれ道は身近な人に伝える事
一刻も早く救急車を呼んでもらうか
病院に連れて行ってもらうようにしましょう
心筋梗塞の前兆
心筋梗塞の前兆は、発作を起こした人の半数にありました
チクリとした軽い胸の痛み・息切れなどが数分程度で治まる
前兆を見逃さないポイントは ?
前兆が繰り返し起こる事が悪くなっていく
5分で治まっていものが10分20分と長くなり
最後は持続して心筋梗塞になっていく
症状を繰り返す・時間が長くなる、強くなる場合は
心筋梗塞のリスクが高くなっているので
放置せず、早めに循環器内科の診察を受けましょう
心筋梗塞を予防する食事の工夫
・かつお節につけた醤油で使う量を減らす
・ワンプレートで食べる量を制限する
薄い味付けと野菜を多く使って減塩
・ギバサ(アカモク)・もずく・めかぶなどのネバネバ食品を食べる
塩分の吸収を抑える効果がある
減塩が大切なのですね
太り過ぎない・有酸素運動などを持続して動脈硬化を予防する事も大切
一病息災・ひとつ病気をしても勉強して、健康になっていく生活をする事が大切! !
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