カビが肺炎の原因になる!
カビの意外な発生場所とは ?
カビの知識をアップデートして
身近に潜む健康リスクをチェックしましょう
中居正広のキャスターな会より
大阪市立自然史博物館外来研究院
住環境のカビの生態を研究されている
カビ博士 浜田信夫先生のお話です
梅雨のカビ
カビが発生しやすいのは、気温が25度付近、湿度も高くなる6月7月
★風邪をひいていないのに咳が止まらないは要注意
カビの胞子などを吸い込む事などが原因で
肺炎になっているおそれがあります
免疫が落ちた状態の時カビが体内に入ってしまうと
肺炎など呼吸系の病気の恐れがあります
それだけではなく、血液などを通じて脳に到達すると
手足のしびれや、記憶力の低下など
脳の障害を引き起こしてしまうことがあるのです
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カビって結構怖い存在ですね😓
夏型過敏性肺炎
カビを繰り返し吸い込みアレルギー反応が出る肺炎の事です
症状は、肺内部の小さな空気の袋や、細い気道の周囲が炎症
息ぎれや咳・発熱がみられます
放置すると慢性過敏症肺炎となり呼吸不全に陥り
患者の約10%に肺がんのリスクもある
夏型過敏性肺炎の原因となるカビがいる場所は
エアコン・浴室周辺などのカビによるものと推測されます
最近の住宅は、鉄筋コンクリートで気密性が高く
湿気がこもりやすい作りになっているのでカビが生えやすく
油断するとカビの温床になってしまいます
カビ対策の基本は「換気」
朝起きたらまず窓を開ける
多少小雨が降っていても、中に降りこまなければ
窓を開けて換気することが大切
カビの意外な発生場所と対策
浴室にカビが生える理由は ?
栄養と水分があるから
カビは甘いものが好きなのだそうです😲
でも浴室にはそんな物はないので、糖分の代わりに
石鹸カスを食べて繁殖しているのだそうです
浴室は、リビングなどとは違う種類のカビなのだそうです
お風呂の黒カビは、ゴシゴシすると
浴室の表面が傷つき、水分やカビが溜まりやすくなります
生きているカビもいて、擦ると生きたカビが飛び散り
広がってしまいます
お風呂のカビを増やさない対策
カビは熱に弱く死滅するので、入浴後は45℃~50℃ののお湯をかけて
エサになる石鹸カスなどの汚れを洗い流す
浴室の天井を掃除しないとカビが生えやすい
天井を掃除しないとカビの胞子が降ってきて
増殖してしまいます
掃除用ワイパー等を使い
除菌用アルコールやカビ取り剤で拭きます
黒カビを除去する方法
カビとり剤を吹きかけて、ラップをして30分~1時間放置後洗い流す
ピンクのぬめりは、酵母菌の一種だそうで
黒カビのエサとなるようです😲
繁殖スピードは黒カビよりも早いそうです
ピンクのぬめりを除去することがカビ対策に繋がります
★室内の壁などでカビを見つけて掃除する時の注意
「水拭きをする」
除菌用アルコールを染み込ませた布でふき取り掃除をしましょう
エアコン
使い初めにカビの匂いがする場合は内部にカビが繁殖している
使い始めは、エアコンのスイッチを入れると同時に
多量のカビが放出されるので
5分間は窓を全開にしておく
菌は水と合わさると増殖します
温度を低くし過ぎると結露が発生してカビが生えやすくなります
カビ対策として、設定温度は高めに! 26度くらいが適切
😊エアコン切る時は暫く送風にしてから切った方が良いと、聞いたことあります。内部を乾燥させるためですね。
トイレの場合は、人間が出す有機物が栄養となります
洗濯機の場合は、水分と洗剤・服に着いた汚れがカビの栄養となり繁殖
乾燥機付きの洗濯機でも日本人は、梅雨の時期くらいしか使わないそうです
なのでカビの発生するおそれはあるようです
😊洗濯機は使ったらフタは閉じずに開けっ放しにして乾燥させています
掃除機
使用時カビの匂いがしたら要注意!
水気のあるゴミを吸い込むと内部でカビが繁殖してしまう
フィルターから異臭がする時はカビがいるサイン
臭いがしなければ大丈夫
ソファー
目に見えない小さな食べカスが蓄積しがちで
その食べカスが、カビ繁殖の原因となります
掃除機や粘着性のあるカーペットクリーナーで掃除しましょう
ベッド
人は寝ている間に沢山の水分を出しています
一晩で1ℓと言う説もあるそうです😲
ベッドと床の間には隙間があるので
通気性が良く汗を逃がしやすいですが
フローリングの床に敷いている布団(万年床)は特に注意!
布団は干したり、布団乾燥機などで乾燥させ
シーツはこまめに洗いましょう
息子の万年床がカビ臭くなって全て捨てた経験があります😓
その後はすのこベットにして通気性を良くしました
下駄箱
濡れたままの靴を入れるとダメ! 他の靴にもカビが広がります
洗える靴は、ぬるま湯で溶かした「酸素系漂白剤」で洗います
洗えない靴は、色落ちしないか確かめてから
「消毒用エタノール」の染み込んだ布で拭きます
そして風通しの良い日陰で乾かします
下駄箱の両端を少し開けて通気をよくしておきます
観葉植物
水のやり過ぎに要注意!
スマホケース
本体とカバーの隙間に発生
お風呂でスマホを見たりするとケースに湿気が溜まります
手や顔が触れ「垢」が付いたり「ホコリ」もつきます
汗などの水分がカビのエサとなり
内部に溜まりカビの温床になってしまいます
スマホケースにカビが生えやすくなる行為とは ?
「スマホをポケットに入れる」です
小さなホコリや汗が、スマホ本体とカバーの間に入り込んでしまい、カビが生えてしまうのです
定期的に除菌用アルコールで掃除しましょう
その際は、直接スプレーをするとカビの胞子も飛んでしまうので、布やティッシュにアルコールをつけて拭きましょう
浜田先生のまとめは、カビ対策の基本は換気やエアコンなどで部屋の中を乾燥させる事。1に換気 2に換気 3、4がなくて 5に換気だそうです😊
違う先生のお話では
梅雨は湿度や気温が高めなのでカビが生えやすい環境です
そんな空気を室内に呼び込んでしまうと
カビが成長する悪循環になってしまうので
窓は開けない方が良いと
外の湿度が60%以上
外の気温が室内より高い場合は
窓を開ける換気は最小限にして、換気扇をつけましょう
外の湿度が60%で
部屋の中の湿度が80%の場合は
窓を開けて換気する事は良いそうです
我が家は古い木造住宅だから気密性は無いけど💦
カビ対策には換気が大切だと知って心がけています
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