スマホ・PC依存が脳過労の原因 ?!暇つぶしのスマホが脳過労の原因 ?!
脳過労は生活に支障をきたしてしまう症状がでるのです
脳過労を回復させるにはどうすればいいのか ?
デジタルと脳の関係を徹底リサーチ
健康カプセル! 元気の時間より
スマホやPCなどのデジタル機器の使い過ぎが及ぼす身体への影響とは ?
認知症など脳疾患の専門家 奥村歩医学博士のお話です
奥村医師が診断した男性の場合
簡単な漢字が書けないなど軽い物忘れから始まりました
やがて誰でも知っている人の名前が出てこなかったり物忘れが悪化
数か月後
集中力や意欲が低下して好きな読書も出来なくなってしまう
身体への異変も
めまい、不眠、頭痛、肩こりなどを感じるようになる
人と話すことが苦痛になって外出もままならなくなってしまいます
この男性はスマホの便利さに使う頻度が増していたのです
トイレやお風呂の中、そして寝る前にも・・・
♦スマホやPCの使い過ぎによって認知機能が低下して
脳過労と呼ばれる状態になっていると考えられるそうです
脳過労
脳が疲労して疲れが溜まって心身に影響を及ぼしている状態
認知症の初期症状と似ていて
もの忘れ、集中力・作業能力の低下
理解力・判断速度の低下 人柄が変わるなどがあり
生活に支障が出てしまいます
スマホの使い方と脳過労の関係
スマホは暇つぶしやゲームで脳トレになると考えているかもしれないが
そうではなくて逆
特に目的もなくスマホを使用していると
脳はより不健康になってしまうのです
脳に何が起きている ?
早稲田大学 研究戦略センター教授 枝川義邦先生により実験・検査
計測機をつけて前頭葉の血流の変化を計測
前頭葉は思考、判断、行動の決定など脳の司令塔の役割を担っています
脳過労が起きて血流が減ると脳機能が鈍ってしまいます
血流量を増やすには
スマホの事を忘れる時間を作ることがポイント
自然の中で五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)
を働かせ身体で感じてみるなどがよいそうです
家の中では
単調なリズム運動が効果的
食器洗いに没頭する 足踏みをする
神経伝達物質セロトニンが脳の疲れを回復してくれます
なぜ脳過労が起きるのか ?
脳が働き過ぎてオーバーワークを続けていると
脳の機能が低下していくとう現象がみられるのです
脳のオーバーワークの原因は
前頭葉が司どる情報処理能力にあるのです
脳の情報処理の3つのステップ
1 情報を入れる 入力
2 その情報を 整理
3 話すなどの 出力
スマホは本と違って文章以外に画面の光、色、動画、リンクの選択など
複雑な情報が多いのです
脳には外から入ってきた情報を処理する場所があって
そこがいっぱいになってしまいます
膨大な情報が脳に入り続けると整理、整頓が間に合わずに
脳はゴミ屋敷状態に^^;
その結果
出力が上手く出来ずに物忘れ・言葉が出ずに会話が出来ないと
いう事になってしまうのです
脳過労の回復法は ?
脳の中での情報の整理は
デフォルト・モード・ネットワークで行われていて
脳が働いてないなと思うような
ぼーっとしているようなタイミングで働き出しているそうです
ぼんやりするときに情報を整理する回路があることがわかってきました
ぼんやりすることで脳疲労が回復
するのです
♥おお そんな簡単な事でいいのね~
スマホと心の関係
墨岡 孝医学博士のお話です
スマホ依存
スマホがないと手のやり場が無く他の物を触ってみたり
落ちつかずぼんやりできない
不安や焦りを感じてしまうなど
脳にも心にも悪影響を与えてしまいます
依存症の基本的な行動は
自分自身が依存症に気が付いていないのです
脳過労セルフチェック
1 よく眠れない事が多い
2 ここ数年もの忘れが増えた
3 よくイライラする
4 やる気・興味がわかなくなった
5 仕事・家事の段取りが悪くなった
奥村先生によりますと
3つ以上に当てはまると心配だそうです
ぼんやりする時間をデジタル機器によって奪われてしまい
脳過労を生み出してしまうのです
明確な目的をもって使っていれば時間の問題はありませんが
暇つぶしに短時間でも無意識に使う事がよくないのです
ながらスマホが脳過労の諸悪の根源だそうです
2つの違う事をするのは脳はとても苦手
特にテレビやパソコンをしながらのスマホは最悪なんだそうです
情報量が多すぎて脳へのストレスが大きくて神経細胞にダメージを与えるそうです
♥スマホはあまり見ないけどパソコンは観すぎてるかも
だから当てはまる事があるわ もの忘れ多い気がする^^;
ぼんやりして脳を休ませてあげないといけないわ