大腸がんや膀胱がんだけではなくて、子宮摘出などの手術を受けても
人工膀胱や人工肛門になる可能性はあるのです・・・
オストメイト
聞きなれない言葉ですが 人工膀胱や人工肛門を装着されている人の事です
国立がん研究センターの予測では2018年には男女合わせて15万2000人でトップのようです
今後オストメイトも増加すると予想されています
子宮がんなど患っても治療で 子宮の近くにある膀胱や腸に転移していたりすると影響が及ぶ場合が多々あります
放射線で膀胱や腸に穴が開いたりとかもあるそうなのです
子宮摘出を受けて排尿困難となって人工膀胱にされている方もいらっしゃいます
私の子宮頸がんも抗がん剤と放射線治療で消えなかったら
手術が予定されていました 治療後の手術は難しくて10時間以上はかかると言われていました
がんが消えずにいたら今頃私も人工膀胱や人工肛門のお世話になっていたかもしれません
これからもまだ可能性がないと言うわけでもないですが^^;
予備知識があれば少しは気持ちに余裕がうまれるかもしれません
人工膀胱
膀胱がんにより膀胱全摘となった場合は尿管が残せられたら
小腸や大腸など60センチほど切ったもので尿を溜める袋を作って尿管と尿道につなぎます
尿意がないので定期的にお腹の上から押して尿を排泄するのです
みためではパウチを身体につけなくていいのでよいように見えますが
腹圧がうまくいかず漏れたり、逆流して尿が腎臓に入ってしまい細菌感染などで熱がでたりすることもあるそうです
袋を作って貰って腹圧で排泄すると仰っていました↓↓↓
人工膀胱は尿管など腹部に空けた穴につないで排泄口を造設する方法です
歴史のある確立された手術法で比較的安全だそうです
ストーマという排泄口の外にパウチと呼ぶ袋を取り付けます
尿意は感じず自然に尿が袋に排泄されます
数時間に1度パウチの中身を捨てないといけません
うまくストーマとパウチを接合しないと漏れてしまって
服を汚したり、皮膚に接着剤で張り付けるのでかぶれたりすることもあるそうです
出かける時も予備を用意したり消臭剤なども必需品のようです
オストメイト専用のトイレが完備されている所はいいのですが
まだまだ設備は不十分なようなので使用されている方は大変かもしれませんね
パウチも中身が見えないような肌色の物もあるようですし
使用されている方は生活にはさほどの支障はないと仰られています
人工肛門
大腸がんや直腸がんなどで発生場所が肛門に近くて
肛門ごと切り取らなくてはいけない時に人工肛門を造設します
腹部に空けた穴から腸などをひっぱり出して皮膚の外に縫い付けます
ストーマは皮膚に梅干しのような赤い突起が飛び出している状態で
その先に尿や便を溜めるパウチを装着します
便意は無く自然と排泄されるようです
尿と違って食べるものなどには気を使わないといけないようですから苦労はあるようです
ガスも同じようにでるそうで、炭酸飲料やビールなども控える事もあったり
にんにくやねぎなどの臭いのキツイ食材はさけるようです
今は機能的なパウチも開発されているようで
ニオイ漏れを防いだり ニオイを分解する薬剤もあるそうです
😲現役医師が告白!
執刀するけど自分では受けたくない手術に
直腸がん肛門温存手術が入っていました
肛門の機能は完全に残せないので、人工肛門をお尻につけているような状態となり、日に20回もトイレにいかないといけなくなったり、下着を汚すこともあるようです
無理に肛門を残すことでがんが取りきれない場合もあったり
通常の人工肛門を選択した方が命の危険が減るようです
今の人工肛門は性能も良くなっていて、無理に温存するよりも快適に過ごせるのだとか😊
人工肛門は抵抗がありますね
内臓が見えると言うのは自分の物であっても怖いですよね・・・
焦げたものは食べない! 便秘も解消するような食材を取って ストレスを溜めないようにして
大腸がんにならないような小さな努力をしないとですね^^
にほんブログ村