捨てていた野菜の皮やへたが黄金のダシに
健康パワーを秘めたベジブロスとは ?
ビビットからの情報です
捨てていた玉ねぎの皮や野菜くずがアンチエイジングや美容
健康にもってこいの黄金アイテムに進化するのです
黄金アイテムの名はベジブロス
肌のシミに効果が期待できるようです
ベジブロスとは?
お茶の水 健康長寿クリニック 白澤卓二院長のお話です
ベジブロスとは
野菜の皮やへたなどを煮だしたダシ汁の事
ベジブロスは今まで生ごみで捨てていた物の中に
健康によいファイトケミカルという成分
ポリフェノール リコピン カロテン などが沢山含まれています
それをダシ汁として回収できることで注目されているそうです
シミ そばかすなどの原因となる老化物質を抑制する効果が期待されます
植物は外敵から身を守るためにファイトケミカルを作っている
外界と接触する部分 皮だとか土の中に入っている部分
へたはこれから成長していく部分に成分が凝縮されているようです
野菜の身の部分よりも皮・ヘタのほうが抗酸化成分が豊富なのです
ベジブロスの抗酸化力は生ジュースのおよそ100倍
生ジュース100杯飲むのとベジブロス1杯が同じという事なのです
白血球を増加させる効果(免疫力アップ)
があるという研究結果も出ているようです
ベジブロス作り方
ベジブロス料理研究家 タカコ ナカムラ先生のお話です
大きめの鍋に水1300ml入れます
その後 よく洗ったいろいろな野菜の切れ端を両手一杯分入れます
鍋に火をつける前に
ダシがよく出るようにお酒を小さじ1杯加えます
弱火で20~30分煮込みます
アクはファイトケミカルを含んでいるので取り除きません
最後にザルでこせば完成です
ポイント
何か1種類の野菜を沢山使うよりも
美味しいベジブロスを作るには5種類以上の野菜を小量ずつ入れる方がよいそうです
野菜が少し揺れるくらいの弱火で煮ます 強火だと苦みが出るので要注意
ベジブロス活用レシピ
味も匂いもほとんどなく若干のダシの香りがするくらいのようですので
ダシや水の代わりに使えます
冷蔵は5日間ほどで使います 氷は3週間程度
お味噌汁のダシ ダシまき玉子
そうめんつゆを薄める水の代わりに
ご飯を炊く カップラーメンや袋ラーメンを作る時に使う
凍らせてスムージーに使う
カレーライス
ベジブロスを先に摂っておくのではなく
料理をしながらベジブロスを同時に摂っていくやり方です
カレーの具材とベジブロスの材料の野菜くずを湯きりのカゴ等に入れて一緒に煮るのです
そうして作ったカレーはレストランの味になるそうです^^
沢山いろんな野菜がすぐにたまらない時は
よく洗って水分を拭いて冷蔵庫に保存しておくとよいそうです
5色で覚える栄養素
白澤卓二院長のお話です
茶色 ケルセチン 血液サラサラ 玉ねぎの皮
赤色 リコピン 美肌効果 トマトの切れ端 パプリカ胎座(種のついたへた)
緑色 スルフォラファン 免疫力アップ ブロッコリー茎 キャベツ芯
(入れ過ぎると苦みやえぐみが出やすいので注意)
紫色 アントシアニン 疲れ目対策 なすびへた
橙色 βカロテン 血管若返り 人参へたや皮 がぼちゃタネやわた
5色の野菜をバランスよく入れる事が大切です