歩く時1つ意識することで健康長寿・病気予防に繋がるのです
健康カプセル! ゲンキの時間からの情報です
歩く
正しく歩いて若返る
間違った歩き方は健康に悪影響を及ぼしてしまう可能性がある
足腰が痛くなる 体重が減らないなど効果を感じられていない
歩き方が間違っているのかもしれません
1日当りの活動量と病気の関係(健康長寿研究所の資料)
ただし
間違った歩き方をしていると
効果よりも健康被害を引き起こす可能性が高いそうです
歩行年齢
人の歩き方を科学的に分析して数値化したものです
実年齢よりも歩行年齢が若ければ健康寿命 病気の予防につながるようです
床に敷かれた圧力センサーの上を歩行すると足形が記録されます
歩幅 歩隔(左右の足の間隔) 歩行角度(踏み出した足の角度)が測定されます
歩き方から将来起こりやすいリスク(転倒・腰痛・筋力低下・膝痛・尿漏れ)を予測してくれます
歩幅の目安は 身長 - 100 でみます
歩幅が短く角度も外向きに開いていると脚の筋力の低下が考えられ
将来転倒のリスクがあるようです
筋肉量は年齢とともに低下していきそれが悪い歩き方の原因となるようです
歩幅が狭くなる原因は
大腿四頭筋(太ももの前面)が衰えて体重が支えられなくなるからのようです
歩行角度が広がる原因は
内転筋(太もも内側)が足先を真っ直ぐに保てなくなり足が外側を向いてしまいます
片足だけ歩幅や間隔が狭くなるとバランスが乱れて膝痛の原因になるようです
歩くとき1つだけ意識することによって歩行年齢が若返ります
それは
歩幅を+10cmにする事だけです
歩幅を広げるためには身体全体の筋肉を使わないといけません
歩幅を+10cm
つま先で蹴り出し かかとから着地して背筋を伸ばすことが自然と出来るのです
大腿四頭筋 内転筋 前脛骨筋などの筋トレ効果にもなります
正しい歩き方簡単チェック法
歩幅チェック法
スリッパとメジャーを用意します
スリッパを履いて数歩歩いてスリッパが動かない様に脱ぎます
左右のかかとからかかとをメジャーで測ります
理想は 身長 - 100 です
もし狭かった場合はおよそ10cm握りこぶし1つ分だけ
歩幅を広げて歩く事を意識してあるきましょう
歩隔チェック法
握りこぶしをかかとの間に挟んで確認してみましょう
目安は8~10cm程度
東京都健康長寿医療センター 自立促進と精神保健研究チーム
体育学科博士 金 憲経 先生のお話です
歩き方の左右のバランスが悪いと骨盤底筋が緩んでしまって
尿漏れに繋がる可能性があるようです
片方の足だけが歩行角度が外にむいて広くなると
腰やひざに負担がかかります
歩き方+自宅で出来る症状別筋トレ法
ひざ痛予防トレーニング
椅子に腰かけて 足上げ ひざ伸ばし
1 片足を両手を太ももの下に入れて持ち上げる
太ももにしっかり力が入ってること確認して
2 ひざを伸ばして足首を手前に引きます
左右5回~10回 1日2~3セット行います
尿漏れトレーニング
ひざ上げ・もも寄せ
椅子に腰かけて
1 片足をやや高く上げます
2 足を組まない様にしてクロスだけさせて戻します
左右5回~10回 1日2~3セット行います
転倒予防トレーニング
つま先上げ下げ
椅子に腰かけて
1 足を肩幅に合わせて広げて地面に付けます
2 かかとを軸にしてつま先を上げて下します
上げたときに止めると効果的のようです
左右5回~10回 1日2~3セット行います
かかと上げ下げ
1 椅子の背もたれを持って両足を揃えて立ちます
2 かかとを上げて静止後下げます
左右5回~10回 1日2~3セット行います
自分の空いた時間に継続して行うことが大切のようです
高血圧予防・改善ウォーキング
東京山手メディカルセンター 健康管理センター長
西田潤子先生の解説です
歩き初めはゆっくり
会話ができ息が上がらない程度のスピードで
景色を眺めながら会話も楽しんで歩ければリラックス効果もあり
血圧の安定にも繋がります
糖尿病予防・改善ウォーキング
血糖値が上がる食後1時間~2時間以内に歩く
歩数計をつけて歩数を増やして歩幅を広げて歩きます
何よりも大切な事は続ける事
習慣化して正しく歩くことで健康寿命が伸びるのです