心不全による突然死を防ぐ 心臓を長持ちさせる物質を増やして
心臓を健康に老化をふせぎましょう その方法とは ?
名医とつながる! たけしの家庭の医学からの情報です
心臓の老化を止める科
心臓の老化 心臓は年をとると小さく縮み 拍動も遅くなるのです
老化のさきにあるものが心不全などの突然死なのですね・・・
心不全の死亡者数 約7万人(平成28年厚生労働省調べ)
1日200人もの人が亡くなっているんですね・・・
心臓老化ストップ物質とは
心血管疾患の名医 10万人以上の患者さんの診察・治療をされた
東京都健康長寿医療センター 副院長 原田和昌先生のお話です
心臓の老化を防ぎ心不全などによる死亡リスクを約4割減少させた物質とは
ケトン体
ケトン体は誰でも自分の肝臓で作り出される体内物質です
身体を動かすエネルギー源として働く役割があります
食事から摂った糖分や脂肪分を通常は身体のエネルギー源として身体を動かしています
ケトン体は糖分や脂肪分に変わるエネルギー源なのです
ケトン体を使う事で効率よく心臓を動かせるのです
どうやってケトン体は心臓の老化を防ぐの ?
どんな動物でも一生の心拍数はだいたい決まっているようです
その数およそ7億回
心臓の老化に重要なのは心臓の拍動の速さなのです
・ハツカネズミの場合
心拍数は600回/分と超高速です
一生の拍動数が7億回 寿命は約2年となるのですね
・馬の場合
心拍数45回/分 7億回にゆっくりと近づくので 寿命は25年となります
心拍数が少ないと寿命が長くなるのです
・人の場合
心拍数70回/分 寿命約80年ですが
他の動物と同じように心拍数が少ないと長生きできる事は同じようなのです
無駄な拍動を減らすことが老化を止めて心臓を長持ちさせるカギなのです
ケトン体は心臓の心拍数を下げてくれるので
心臓の老化を防ぐ事に役立っていると考えられます
ケトン体は生活習慣などで
ケトン体の多い人 少ない人に分かれてしまいます
ケトン体の量人によってどれだけ違いがある ? 心拍数との関係は ?
40代から60代の女性6人
血液検査でケトン体の量を調べます
基準値は85
基準値を大幅に超える人は3人
基準値以下20未満の人が3人という結果になりました
拍動数の差は ?
ケトン体の多い人と少ない人で1日の心拍数を計測します
健康な人の場合1日24時間の心拍数の合計はおよそ10万回
10万回より少なければ心臓は健康で長持ちするのです
10万回より多ければ心臓はムダ打ちし老化しやすいのです
ケトン体が多いと心拍数が上がってもすぐ下がりますから
心臓の負担を減らして老化を防ぐ可能性があります
就寝中も心拍数がしっかり下がって心臓を休めてくれます
ケトン体が少ない人の1日の心拍数は10万回を上回る12万1657回という結果がでました
ケトン体が多い人は10万回より少ない9万7741回でした
ケトン体が心臓のムダ打ちを抑えてくれているという結果です
心臓をエコー検査で心臓の筋肉の柔らかさを調べてみると
ケトン体の少ない50歳の人の心臓年齢は50代前半
ケトン体の多い57歳の人の心臓年齢は40代後半という結果に! !
どうすればケトン体を多く出せる ?
ケトン体を生み出す修行とは ?
断食合宿なのですね
食事を絶つだけでケトン体が増える!?
不摂生をしている人が2日間の断食でどれくらいケトン体が増えるのか
ケトン体85の標準以下の50という45歳の男性で検証
なんと4665に 90倍以上も増えていました
なぜ断食でケトン体が劇的に増えるのか ?
ケトン体の生産を左右するのは体内の糖分の量
ケトン体は体内の糖が少ないと糖分に代わるエネルギー源として肝臓で作られるのです
断食は極めて糖が少ない状態なのでケトン体が高くなっている状態になるようです
無理せずケトン体を出すにはどうすればよい ?
断食は個人では簡単に出来ませんよね^^;
ケトン体を多く出していた人の生活と
ケトン体が少ない人の生活を比べてみると
ケトン体が少ない人は夕食後の夜10時にお菓子タイムがあるんです
そのお菓子がケトン体の分泌量に大きく関わっているのです
ケトン体が多い人は夕食から翌朝のご飯までの時間が11時間あいていました
その11時間が断食と同じ状態なのです
夜10時にお菓子を食べると翌朝の食事までの時間が7時間と短くなってしまいます
体内に糖分が多い状態が続いていてケトン体が作られないのです
ケトン体を多く出す方法は
夕食後は一切食べ物を口にしない
夜のプチ断食
夕食が早い我が家なので8時前くらいにコーヒー飲む習慣があってその時ついお菓子を食べてしまいます^^;
その一口を心臓の為に止めないといけないわ ^^
チ断食は万病を治す妙法と言われている内科医さんもいらっしゃいます
食べず 動かず 寝ていると免疫力、排毒力が増強するという考えです
無理せず出来る範囲でプチ断食いいのかもしれませんね^^
ケトン体で思い出す事
ケトン体って言葉は聞いたことがありました
がんの代替治療にケトン体食でがんをやっつけるというものです
簡単に言えば糖質制限と同じなんですね
がんの餌は糖分と言われていますから糖質制限することで
体から糖分を失くしてがんに餌を与えない感じですね
糖分や脂肪分がないとケトン体が増えてエルネギー源となるから
がんを死滅させ、生きていくのに支障がないという考えなのでしょうけど
あるがん患者さんは治療を拒んで忠実にケトン食行っていたようですけど
体力が続かなくなりがんが消える前にブログから姿が消えてしまいました・・・
一つの事に固執することって怖いなって思ったものです
糖分の摂り過ぎはよくないです
なんでもバランスよくが一番ではないかと思うのです
ケトン体の別の働きがわかってよい勉強になりました^^