体の不調は冷えから来ている事も多いのです
健康入浴法で冷え性改善、免疫力UP!!
そんなお風呂の入り方チェック!!
高齢者は熱いのが好き
我が家は42℃設定41℃にしたいけど
85歳の姑が絶対追い炊きして熱くするから
それ以下は無理そうです・・・
なんでも年とると温度感受性が鈍くなるそうで
20代と80代比べると5℃の差があるそうです
部屋の中で熱中症になる原因もこれかもしれませんね
熱いお風呂はよくないようです
健康になれるお風呂の温度とは ?
お風呂には 冷え性改善 肩こり解消 血流促進 デトックス
などの健康効果があります
もっとも重要なのがお湯の温度です
1℃温度が変わるだけで身体への影響は大きく変わるのです
すべて温度で左右されるようです
お風呂に入ると身体にかかる水圧は?
人(成人男女)の表面積1.4㎡ 水深50cmのお湯の水圧は700㎏もあるそうです
水圧の影響で手足に溜まった血液やリンパ液が心臓に押し戻され流れがよくなり
水圧で血液と体液が循環されて新陳代謝がUPするのです
暖かい血液が末端まで行き渡って肩こりや冷え症改善となります
手足が冷えやすい方
42℃と41℃のお風呂に5分入浴して
直後と1時間後を比較してみると
42℃では血管が収縮して血流が滞り
発汗が促されて体温が下がる傾向にあります
41℃ではキープされていました
41℃度以下で15分の入浴で冷えは改善されるようです
温冷交代浴
41℃のお風呂に3分入った後
手先足先を25℃のシャワーを30秒かけて冷やす事を3回繰り返すと
温度差の影響で毛細血管を拡張収縮させることによって
ポンプ作用で末梢まで血液を運ぶことができるようです
肩こり 腰痛の方
42℃以上だと筋肉が収縮して固くなる
41℃以下だと筋肉が柔らかくなるので
41℃で10分の入浴がおすすめのようです
気管支炎 鼻炎の方
42℃5分の入浴がおすすめです
42℃で交感神経が刺激されるので呼吸器の改善がみられます
高めのお湯に短時間はいると呼吸が楽になるようです
気管支は交感神経優位で拡張しますので
熱めのお湯で蒸気を吸うことで呼吸がしやすくなるようです
42℃の蒸しタオルを鼻に20秒あて蒸気を吸ってみると
交感神経の働きで毛細血管が収縮して鼻腔内の腫れがとれて
呼吸がしやすくなるという検証結果もあるようです
42度が身体に与える影響は?
血圧と心拍数の比較を3人の方で行います
平常時 42℃ 41℃ で測定
1分後 42℃では血圧と脈拍は上がりました
41℃では平常時より下がるという結果が3人ともに出ました
42℃が自律神経の境界線のようです
自律神経とは 意思とは無関係に 内臓 血管などの
機能を自動的に調整する神経系のこと
交感神経と副交感神経からなりたっています
交感神経が優位に働くと 興奮や緊張状態となります
副交感神経が優位に働くと 安静やリラックス状態となります
血圧は交感神経優位では高くなり心拍も上がります
42℃以上では交感神経が優位
41℃以下では副交感神経が優位
1℃差で免疫力にも差が!
42℃と41℃での入浴後の唾液を調べてみると
41℃では分泌型免疫グロブリンAの数値が高かったのです
免疫力は副交感神経が高まるリラックスした状態で上がるようです
41℃入浴を続ければ免疫力の維持に繋がります
長風呂は肌にも良くない ?
長く風呂に入っていると皮脂等の保湿成分が流れ出てしまい
肌の乾燥を進めてしまうようです
特に乾燥する冬場だと長風呂は止めた方がいいですね^^
冬場に多い入浴中の死亡
入浴中の死亡者は1年間で19000人(平成25年度調査)も
交通事故の死亡者より多いそうです びっくりですね
熱いお湯に急に入ると血管や心臓に大きな負担がかかり
脳卒中 心筋梗塞など死に至る危険があるのです
熱いお湯に入りたい場合は低い温度から徐々に熱くしていき長湯は禁物
浴槽内での溺死の9割が65歳以上の高齢者(平成29年度発表)
その5割が12月~2月の寒い時期に発生しているのだとか注意が必要な時期です
事故防止には
入浴前にコップ1杯の水を飲む
熱いお風呂に急に入らない ゆっくり入るように心掛ける
脱衣場を温める 長湯をしない 急に立ち上がらない
アルコールを飲んだ後すぐに入らず時間を空ける
などの注意が必要かなと思います
私は肩こりと冷え性、免疫力もいっぱい欲しいので(笑)
41℃のお湯でゆったりリラックスして入ります!
健康的なお風呂の時間を過ごします