1年による取材交渉経てJNN(TBS系)のカメラがクローン犬ビジネスの現場へ初潜入!
死んだペットがそっくりそのまま蘇る・・・夢の技術か ? ビジネスか ?
ビビットより
韓国スアム生命工学研究所
韓国ソウル市内にあります
2008年からクローン犬をビジネスとして1300頭を作成しているのです
ケージにはクローン犬の子犬たちが数匹入っています
みんなそっくり
同じ犬種だから当たり前といえばそうなんだけど^^;
同じ所に同じ色の斑点があったりとそういう意味でそっくり
遺伝子が同じだなんだものコピーそのものって感じなのよね
活躍した使役犬(盲導犬や介助犬)だったりしたら素晴らしい遺伝子だからきっと世の中の為にはなりそうね
クローン技術
死んだ愛犬と同じ遺伝情報を持つ犬が生まれてくると言うのがクローン技術です
愛犬のクローン犬が1頭約1000万!
1頭のオリジナル犬の細胞の核を使って複製した全て同じ犬
生まれてから依頼者に引き渡すまでの半年間は
ワクチン接種や検疫を受けるために子犬たちはケアルームで育てられます
とても清潔そうな施設です
韓国国内からの依頼はほとんどないそうです
北アメリカが50% 他50%は色々な国からだそうです
現在いる30匹の子犬のほとんどがドバイからの依頼なんだそうです
依頼者は富裕層 中間層であっても車を売って依頼してくる人もいるんだとか
世界中から色々な犬種の依頼があるそうです
クローン犬はどうやって作るの ?
細胞は液体窒素で保管
細胞を管理してもらい愛犬の死後クローン犬を作る人もいるようです
依頼があれば保管している細胞からクローン犬を作るのです
複製したい犬の体細胞から遺伝情報が入った核を取り出します
そして代理母となるメス犬の卵子を取り出してその卵子からも核を取り出します
空になった卵子に複製したい犬の核を入れるのです
代理母の遺伝子情報が無くなったクローン犬の元である杯というものが出来ます
その杯を代理母の子宮に入れて着床 クローン犬誕生となるようです
1か月後に超音波で妊娠の確認をします妊娠確認から1か月後に産まれてきます
メスとメス同士でも子犬が産まれるんですよね なんか複雑でよくわからない世界です^^;
取材中帝王切開での出産がありました
雑種の代理母から産まれた子犬はヨークシャテリアの女の子なのです
代理母の犬の大半は雑種で身体が大きくて落ち着いた性格の犬なんだそうです
クローン動物の成功率は100分の1 1%程度のようですが
韓国の研究所の成功率は高いようです
需要があるからビジネスといえるんでしょうし・・・
倫理的な問題の指摘
最初は新しい物には拒否反応が起こってしまいます
初めて人工授精が初めて行われた時は
「サタンの仕業だ」「神の仕事 領域に人間が入った」
いろんな批判があったそうですが今は受け入れられているんだとか
「クローンという技術もいずれ愛される」そういう時代が来ると思っていると研究員の方は言っています
姿、形が同じ愛犬を望む人や大金を出す人の気持ちもわかるという人もいます
うちの子はこの世に2頭はいらない
簡単に同じものを蘇らせるのは怖い世界である と考える方もいます
日本では「人クローン技術規制法」というのがあるようで世界的にもそのようです
人の尊厳 個としてあるという事をどうやって守っていくかという観点から
踏み込んではいけないというのが規制の理由のようです
ペットも家族であるという時代ペットの尊厳も考えるべきなのでしょうか
他人の目にはどれも同じに見えるのよね でも1頭ずつみんな違うの
人間と同じ個性というものがあるのです
親子、兄弟であっても1頭ずつ顔も性格も違うのです
私にとっては1頭1頭がオンリーワンなのです^^それでいいかなって思いますね
真ん中が母犬で左が娘です 似てるようで全然違うのです^^
偶然にも最近見始めたのが なんとクローン人間が出てくる話のようなんです
韓国でならではの設定ですね^^;