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マネートラブルのHOW TOを敏腕弁護士とお金の専門家が特別講義!
金曜プレミアム・お金のもめ事解決します。より
遺産相続の金モメ!
ずっと一人で親の介護していたのに
3兄姉で一番遺産額が少なかった末っ子(58歳)がいました
兄や姉と仲が良かったのですが兄姉間で遺産相続を巡って金モメが勃発したのです
末っ子は未婚で実家の敷地内に自ら建てた離れで生活しなから
母親(85歳)の世話をしていました
母は10年前より歩行や起き上がりに関して
一人で出来る時もあれば手伝いが必要な場合もありました
兄や姉はすべて末っ子に任せきりでした
母は5年後に他界 父から引き継いだ遺産は4500万でした
遺言書で指示がない場合は法定相続人の3兄妹で等分になり
ひとり1500万ずつとなります
が 末っ子は15年間ずっと母親の世話をしていたのだから
介護分を考慮してもらって多く貰いたいと申し出たのです
15年分月5万円計900万の増額を求め2100万円にして欲しいと言いました
しかし兄は1100万円だと反論
親の土地に建てた離れに住み母から土地を使用する権利を貰っていたと
金額は土地の評価額の2割600万だと主張したのです
特別受益 相続分の前渡しを末っ子にしていたと認定されるのです
4500万+600万 5100万を3等分すると一人1700万となり
そこから末っ子だけが600万引かれて1100万となるのです
この裁判では兄の言い分が通り末っ子の分は1100万円になったのです
介護していたと認められるには特別な貢献が必要となります
「特別貢献」とは親子の関係において「通常期待される程度を超える貢献」
母親の状態が扶養義務以上の介護が必要だったかがポイントのようです
一人でも生活が出来た介護する必要がなかったと認定されたのですね
介護をする場合は「証拠」が必要となるので
介護費用の明細や介護日記など細かくつけておけば後に役に立つかもしれませんね
姑等の場合も同じです 細かく介護の証拠を残していれば今まで遺産相続できなかったけど
相続の権利があるかもしれませんよ^^↓↓↓
相続に関する民法が40年ぶりに改正されるようです・妻の権利介護する嫁の権利が認められる!?
遺産相続のトラブルはお金ではなくて感情のトラブルである
母親が末っ子に対して長く世話になったからこれだけの財産を上げますよと
遺言してくれていればよかったんですよね
遺言書も自筆で書いても無効になるケースはあるそうです
公証役場で公正証書遺言を残しておいた方が法的な根拠となるようです
末っ子さんには弁護士がついてなかったそうです
もしついていたら兄の弁護士と末っ子の弁護士が協議して円満解決になったかもしれないそうです
葬儀代の金銭問題
父親の葬儀にかかった費用が原因で
兄弟で遺産額が一人だけ激減した長男がいました
長男(55歳) 4人弟妹
父の葬儀の喪主を長男が勤めました
葬儀代 一時的に喪主が負担しつつ 香典・相続財産から支払うのが一般的です
喪主の長男は父の性格から質素な葬儀を考えていました
弟や妹に了解を得て長男がひとりで準備をしました
費用は200万としました そこへ異論を唱える父の弟の叔父
遺産があるんだから、もっと盛大に送ってやって欲しいと
長男は叔父の提案を受け入れて 盛大な葬儀を執り行ったのです
それが弟妹との壮大な金モメバトルに発展したようです^^;
葬儀代が500万になってしまいました
200万の予定が300万オーバーになり弟妹はびっくり
遺産から葬儀代を出すと言う長男に
聞いていない 勝手に決めるな
相続が減るのは絶対に認められないと猛反発
相談なしにかってに決めたんだから兄さんが負担すべきだと
オーバーした300万を遺産から出すのは認められない
1200万の遺産から200万の葬儀代を引いて1人250万の相続の予定でした
長男はマイナス50万になってしまったのです
喪主が気をつけないといけないHOW TOとは ?
葬儀の方針を変える場合は兄弟(相続人)に事前に相談をする
同意を得たことを後に証明できるようにメールなどにでも残しておくと
何かあったときに役にたつようです^^;
叔父さんは相続人ではないので
遺産の処分方法を決める権限はないのです
ある程度年をとったらエンディングノートとか必要かもしれませんね
どんなお葬式をしたいとか希望があれば
たとえ叔父さんが口出ししても本人の希望ですからって突っぱねられますものね^^;
死んだらお終いだよ
豪華なお葬式なんて必要ないのでは ? って私は思っています
今流行り ? の家族葬とかで十分だと思っています。