がん治療が大変化
がんのロボット支援手術が4月から保険適用のがんの種類が増えて
患者が殺到しているようです
未来世紀ジパングからの情報です
ロボットの名前にすごく偉大なというイメージ受けてしまいます
その姿を目にするとこんなので手術ができるの ?
ロボットが勝手にしてくれるの ?
なんて思いましたけど^^;
ロボットは医師の手の代わりとなって
細やかな動きをして医師の技術をサポート(支援)
してくれるのですね
ダヴィンチでの手術
肺に出来た腫瘍の場合敵出手術には
開胸手術 胸腔鏡手術 などがあります
手術支援ロボット「ダヴィンチ」
米・インテュィティブサージカル社製を使うと
患者へのダメージが少なく
人の手より細かい手術が可能のようです
ダヴィンチを使った手術室では
手術台のまわりの人は誰も患者に触っていないのです
モニターを見ているだけ
執刀医は患者から離れた場所にある上の画像の右の機械の前に座って
手元の操縦桿で遠隔操作で手術を行っています
モニターには3Dで映像が映し出されて
肉眼以上にはっきり見る事が出来ます
開胸手術なら5時間かかるところをダヴィンチでは40分ほどで終了
手術のクオリティーも良くて時間も出血量も非常に少なかったようです
ダヴィンチは軍事用に開発されました
医者がその場所にいなくても負傷した兵士を
遠隔操作で手術できるように開発されたのです
ダヴィンチ日本一の使い手 消化器外科 宇山一郎医師は
より合併症が少ない手術として2009年からはじめていたようです
ダヴィンチで600件以上手術を行っています
複雑な事はロボットを使った方がより安全性や精度が高まることは
間違いがないと仰っています
ダビンチXi(第4世代)
以前の物に比べてアームの直径が8ミリと細いので
より細かい場所の手術が可能となりました
手振れ防止機能がついています
縫合にはメスから鉗子にアームを付け替えます
人の手首のような動きが細かな縫合など複雑な手術を可能にしています
胃がんの手術は5時間で終了
患者さんは傷口も小さく痛みも少ないようです
2018年4月からロボット支援手術の保険適用
以前は前立腺がんと腎がんの2つだけが保険適用だったのですが
新たに
胃がん 食道がん 直腸がん 肺がん 縦隔腫瘍
膀胱がん 子宮体がん
が追加されて9種類に適用となりました
例 60歳 年収500万とすると
胃がんの場合ロボット手術を受けると200万かかりますが
保険適用で自己負担3割のおよそ60万円
そして保険適用のメリットとして高額療養費制度が受けられるので
実質負担はおよそ10万になるのです
順天堂病院ではダビンチを使ったがんの手術が
去年の4倍以上になっているそうです
今年4月から保険になり患者さんに適用しやすくなったからのようです
去年までは自費で200万かかっていたものが10万円ですむのですから
精度が高くて安全のようですし
身体への負担も少ないようなので嬉しい事ですね
ボクシング元WBAチャンピオン 竹原慎二さんは
2014年 ステージ4の膀胱がんが見つかり
東大病院で自己負担250万円でダビンチで手術を受けたそうです
ちょっと悔ししいですけど^^;
お元気そうなのでよかったのかもしれませんね
ロボット支援手術が急拡大
日本の病院では手術支援ロボットを2000年に導入
現在約280台
これまではアメリカの企業が作ったダビンチが独占していました
日本企業も新たなロボットの開発を目指しているようです
東京新宿 リバーフィールド
東京医科歯科大と東京工業大が連携 社員数23名
開発中の手術ロボットにはダビンチにはない機能が備わっているようです
ダビンチは操作を視覚に頼っているのでぶつかったという感覚がわからない
開発中のロボットは何かにぶつかったとき
医師に「反力」として触ったという機能がついているそうです
2020年には臨床試験を始めたいそうです
価格が下がればより普及していくというお話です
ロボット支援手術のメリット
医師の技量の平準化
ハードワークな外科医
女性の医師でも体力的に使いやすいのですね
若い医師の方が操作をゲーム感覚のように簡単に覚えられるようです
政府は医療機器の輸出額を2020年には1兆円にを目標としているそうです
ダビンチが独占していた手術支援ロボットに対応できるロボットが開発されれば
日本の技術が世界に広がっていくのです
ダビンチにない機能「反力」が備わった手術支援ロボットに
期待がかかりますね
他にも手術支援ロボット開発している所はあります
メディカロイド 2019年に発売予定だそうです
ダビンチの値段
1台約3億円 メンテナンス費 年間1000万円以上
病院側の設備投資は大きいです
今までは自由診療だったので病院が自由に手術費を設定していたけど
公的保険が適用されたことで人が行う手術と同じになったので
病院によっては赤字になってしまうようです
普及していき開発会社も多くなればコストダウンにはなっていくようです
安くなって多くの病院で使える事が出来るようになればいいなって思います
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