2019年の1年間で日本でがんによって亡くなった方は
37万6392人にもなるんだそうです。全死因の1位なのですね・・・
その人数は長野市や豊橋市の人口とほぼ同じだそうです
我が市の総人口よりはるかに多いです^^;
医療ジャーナリストの長田昭二さんのお話です。
高齢になるとがんになる確率は高まります
高齢化が進めばそれだけがん患者が増えるのですよね・・・
「90歳を過ぎてなお現役で活躍する女性たち」の取材をされた時
ほとんどの人が過去にがんを発症して
治療によって克服した経験を持っておられたそうです
♥姑も50代頃だったかな ? 乳がんで手術しました
けど86歳まで生きましたもんね^^;
長生きすれば1度はがんを経験するものであり
最適な治療を受ける事で乗り越えていくもの
という認識が重要なのですね
日本人が生涯でがんを経験する確率
男性65.5% 女性50.2%
医療の進化
現在は患者の我慢を前提とした医療では無くなってきているそうです
10年位前までは
「病気を治すのだから少しくらいの苦痛は仕方がない」
「確実にがんを取り除くには周囲の正常組織もまとめて大きく切除するほうが安心」
だったようです。
その痛みや副作用といったリスクを可能な限り縮小し
治療効果を最大限に追求するのが現代の医療だそうです
「腹腔鏡手術」や手術支援ロボツト「ダビンチ」
放射線治療では先進医療指定されている
「重粒子線治療」「陽子線治療」(自由診療で自己負担)があります
がん位置と形を記憶させるボーラスという装置を通過させる事で
対象となるがんだけを攻撃して周囲の正常組織には影響が及ばない仕組みになっている
従来のエックス腺と違って一定の距離で止まるという性質もあるそうですから
狙った臓器の先に透過せず正常組織の受けるダメージが低くなるのですね
♥看護師さんが放射線は突き抜けるからお腹側と背中側にも
皮膚ケアをするようにと教えてくれました
放射線って突き抜けるんだってその時衝撃うけたものです^^;
入院日数や患者さんの身体への負担が軽減されるのですね
先進医療が早く保険適応してくれたら尚嬉しいですね^^;
悪性リンパ腫を経験されたフリーアナウンサーの笠井信輔さんも仰っていましたね、
10年も前にがんを経験した人の話は聞かないほうが良いと^^;
ほんとうに日々いろんな研究がされて治療方法も変化してますからね
がんと上手く長~く共存できる将来は近いのかな
なんて思いますね^^